風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

イワシのヌカ漬け

2020年03月31日 | 出版
日曜日。前夜から降り続いていた雨が雪に変わる。寒い。コロナに感染されないためではなく、ただ単に濡れたくないから外に出る意欲などわかない。そういう日に限って、日曜のお楽しみである囲碁の放送がない。しかも金欠でイライラしており、くだらない報道番組を見ていると腹が立ってくる。しょうがない。まずは朝食を作ることにしよう。実は前日、イワシの丸干しが安かったので妻に買ってもらっていた。8匹入って300円ほどで . . . 本文を読む

ウシジマくん

2020年03月25日 | 出版
月末も近づきつつ、金欠で発狂しそうなきょうこの頃、R社M社長から電話がある。なんでも、M社長が以前お世話になったことのある弁護士さんの事務所にあいさつに行ってみたら、弊社で復刊した方の『反日革命宣言』(元はR社刊)が飾られており、「これはいい本だから、獄中のヤクザ屋さんに差し入れしているんだ」と、その弁護士さんがおっしゃっていたとのことだ。わざわざ、そのご報告のお電話である。 もちろん、ありがたい . . . 本文を読む

葬儀へ

2020年03月24日 | 出版
某日、M翁の葬儀に出かける。わが家から歩いて40分ほどのところにある火葬場なので、チンタラ歩いて向かうことにするものの、まだお昼過ぎである。歩いているうちに、すっかり暑くなってしまった。とりあえずはコンビニで缶ビールを購入し、歩きながらさっそく献杯を始めることにした。着いたころには、小生の顔はすっかり赤くなっていたことだろう。ただし、ずいぶんと早く着いてしまったものだ。 その火葬場は、以前、某画伯 . . . 本文を読む

追悼M翁

2020年03月19日 | 出版
某日M翁が亡くなった。享年87とか。それにしても昨年から訃報ラッシュである。小生がそういう年齢になったということかもしれないが、あの人が、この人が次から次によく亡くなるものだ。その個々人とのお付き合いには濃淡があるし、小生との関係がよかった人ばかりではない。しかし、訃報に接するたびに、なんともいえない感情に襲われる。なんともいえないので表現のしようもないのであるけれど、哀しいとか寂しいという語とは . . . 本文を読む

マッシュルーム

2020年03月17日 | 出版
完全に金欠鬱に陥っていて、ため息ひとつつく気力もわかない。某所に返事の単純なメールを打たねばならないのだけれども、それすら気が重くて、指先が止まったまま数日が過ぎている。先方には申し訳ないかぎりだ。そのうえ、某制作作業が遅々として進まない。テクニカルな面で少々厄介な問題にぶち当たってしまい、それをなんとかしないといけないのだけれども、考えるなり手を動かすなりする気力が生れてこない。某ミニコミ用の取 . . . 本文を読む

おべっか

2020年03月12日 | 出版
某日、某社の某氏ご来社。小生の目の前に請求書を突きつけ、テーブルをバカ~ンと蹴り上げてから「おまえなあ、これだけ未払いたまっているのに、どげんすっとや!」とすごまれる。わかっちゃいるけど困ったものだとは思うものの、名案などあるわけがない。「どうもすみません」と謝罪していると、「いまから気仙沼に連れていってやるから、マグロ船にでも乗るか?」と追い討ちがくる。マグロを食べるのは好きだけれど、山育ちの小 . . . 本文を読む

3・11の前日に

2020年03月10日 | 出版
いまだ先月の支払いが終わってなく金欠で発狂しそうなきょうこの頃、会社へ行くのもいやで本郷へとトボトボ歩いていく。歩きながら、どうしようかなあと考えあぐねるものの、名案など出てくるわけがない。そこでこれは前に記したことかもしれないが、どんな俳句なり川柳でも、「それにつけても金のほしさよ」と下の句を付け加えれば、そこそこの短歌になるという有名な話がある。例えば「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」に「それにつ . . . 本文を読む

コロナに振り回される

2020年03月06日 | 出版
金欠で発狂しそうなきょうこの頃、コロナウイルスなるものが流行っているそうだ。そんなものには、なんの関心もわかない。日本国内の死亡者を見れば、たったの10数人。宝くじよりも、当たる確率が低いことだろう。宝くじすら当たるわけもない小生が、コロナなんかに当たるわけがない。そして、本場中国での死亡者数を見ても3000人くらい。現在、アメリカで流行っているインフルエンザの死亡者数が1万人を超えているそうであ . . . 本文を読む

蛍光灯のヒモが切れる

2020年03月02日 | 出版
金欠で発狂しそうなきょうこの頃、わが家のキッチンスペースに垂れ下がっている蛍光灯のヒモが風呂上がりの小生のメガネに引っかかり、そのままスポンと抜けてしまった。メガネも一緒にずり落ちるので、一瞬ムカッとしたものの、メガネに引っかかっているそのヒモを眺めつつ、アリャ~、どうやってこれを直せばいいのかと考える。蛍光灯を仰ぎみても、ヒモがどこに結ばれていたのか判然としない。どうやら、照明器具自体を一度天井 . . . 本文を読む