ある日の夕方、そうだ床屋に行かねばと思いだした。最近不精していたら、髪が伸びて目に入ってきて鬱陶しい。今週はいろいろ人にも会う予定なので、あまりにむさ苦しいかっこをしているわけにもいかないだろう。そういうわけで、湯島のQBハウスに行くことにする。ラブホの並ぶ湯島の坂を歩いて下っていくと、ビルの谷間に満月がポッカリと浮かんでいる。
ところが、最近乱視がどんどんひどくなっているのか、遠くのものがぼやけ . . . 本文を読む
本日もジョギング出社。今週半ばから急に温度が上がると天気予報ではやっていたけれど、今日はまだまだ寒い。走り始めてすぐは、指先がかじかんでくる。しかし、走っているうちに体温も上昇し、汗が出てきた。毛糸の帽子も手袋もじゃまなだけになる。エッホエッホと走っていき、茗荷谷のお茶の水女子大の前を通り過ぎる。今日は二次試験の入試なのだろうか。校門の前では、開門を待っている女子が多い。しかも、半分くらいは親連れ . . . 本文を読む
昨夜は久しぶりに官邸前抗議行動に行く。小生はまた、議事堂前へ。今年になってからは初めての参加になるけれど、去年はいつ最後に行ったのだろうか。記憶に残っていない。寒くなってから行かなくなっちゃったけど、小生もそれなりに忙しかったんだよなあ。18:00に議事堂前に着いたら、昨年夏に比べれば10分の1くらいの集まりだろうか。ずいぶん減っちゃったなあと思ったけど、しかし、いまだ熱心に続けている人たちが議事 . . . 本文を読む
極北の地の友人から手紙が届く。小生は句や歌などというものはさっぱりわからないのだけれど、おそらく、うまくはない歌が書かれていた。(腹巻)
お元気ですか。この寒さもあとしばらくですが、こごえています。それでもT刑務所は、他の施設よりましかもしれません。
12月~3月末まで、工場では室温18度以下でストーブが、居室では8度以下でスチームが入ります。ただし居室のスチームは、休日の午前9時すぎから . . . 本文を読む
某月某日、日曜日。今月来月とまったく資金繰りの目処が立たない小生は、当然のようにゾンビのごとく寝ていた。「困ったなあ。入金の当てがまったくない。あっちには義理が立たないし、こっちにも義理が立たないし、どうするかなあ」と布団の中でウダウダ考えてみても、なにも名案は浮かんでこない。一番の原因は、12月、1月と大量返品をくらったのと、当て込んでいた企画がポシャってしまったことにあり、それでにっちもさっち . . . 本文を読む
昨夜は某会議の後、数人でダベりながら酒を飲む(ダベるってすでに死語?)。この会議には、いつもSさんが手作りの料理を持ってきてくれるので、それが楽しみでもあるのだ。その日は、シャケの塩麹漬け焼きを持ってきてくださった。ウ~ム、なかなかおいしい。ただの塩焼きとは少し風味が違っていて、カリカリに焼いているのに、シャケの味が口内に広がるようだ。
小生は偏食が激しくガキのころから苦労してきたのであるが、とこ . . . 本文を読む
三連休最終日。深夜にようやく寝付いたけれど、また乾燥肌がかゆくなったりして、よく眠れない。明け方、届いていた朝刊を読んでまた寝ていたら妻に叩き起こされた。「あんた、この連休中にイケアに行くって言ったのに、いつまで寝てるの!」。そう言えばそんな話もあったなあと思いつつ、うっせーなあと起き出すことにする。朝飯を食べながら、「イケアってどこにあるの?」とたずねると、この近くだと南船橋か新三郷だそうだ。池 . . . 本文を読む
三連休。その前の木曜日から土曜日までヘビーに酒を飲み続け、毎日毎日二日酔いとなる。さすがに日曜日の朝は、酒のことは思い出したくもない。気持ちが悪いので、ひたすら寝ている。ようやく昼前に布団から這いずり出し、遅い朝飯にありつくことにする。その後、囲碁を観戦。元本因坊対現本因坊の対決は、最後に現本因坊のパワーが炸裂し現職の勝利。ウーン、若さとか勢いの違いなのだろうか。よくわからん。
観戦している途中、 . . . 本文を読む
元・女性革命兵士から、往事を記した手紙が届いた。(腹巻)
「覚悟してろよ。私より先に死ぬ奴は悪口を言いまくるからね。言われたくなかったら、生き続けることだね」。96年、M同志(男性)が初めて「危篤」から生還した直後に、私はこう宣言した。
にも関わらず、こんなに早く逝ってしまった。覚悟はできていたはずだ。私が「言ったことはやる」をモットーにしているつもりであることも承知なはずだから、今となって . . . 本文を読む
(承前)
早稲田通りを神楽坂方面に向けて歩いていくと、漱石山房通りだったか(うろ覚え)という表示が出ている。昔はこんなものなかったなあと思いつつ、たらたらと細い道を進んでいく。途中、小さな公園があったので、ここだったかなあとのぞいてみたら、全然ちがっていて、「あんた、ほんとに道分かってるの!」と妻の憤激が始まる。我々は腹が減ってきているので、お互いに機嫌が悪くなっているのだ。
もう少しで外苑東通り . . . 本文を読む