風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

風塵社的年の瀬2017

2017年12月29日 | 出版
ああ、お目めが痛し。次の新刊『ブハーリン裁判』のDTP作業に入ったところであるが、これは一応は法廷ドラマなので、被告やら検察やら証人やらの発言が続くことになる。そのため、各発言者の固有名を地の文の明朝体と替えてゴシックにする作業に没頭していた。検索をかけては該当部分を文字スタイルという機能で新ゴM(フォント名)に置き換えていく。また同じ固有名の検索をかけては書体の変換。そんな単純作業を半日かけてや . . . 本文を読む

風塵社的2017総括

2017年12月28日 | 出版
年末までの課題として、次の新刊『ブハーリン裁判』の仕上げと、社内の片付けおよび決算に向けての書類の整理までを目標としていたのだけれど、金欠病でウダーと引っくり返っていたら、とてもじゃないがそこまでは終わりそうにない。『ブハーリン裁判』はようやくDTP作業に入れる直前にはたどり着いたのだけれど、組んでからもう一度校正しないといけないので、さらに数日かかりそうだ。それでもDTP作業までは終わらせたい。 . . . 本文を読む

年が越せそう2017

2017年12月27日 | 出版
本年の暮れも押し迫ってきた。当然ながら(?)、どうやって年を越そうかと前月から悩み続けていた。ところで、資金繰りに秘策などはない。大別すれば、支払うべきものを支払わない(または支払い時期を遅らせる)か、どこからかお金を算段するかの2パターンということである。そして、この2パターンを駆使してその月の支払をなんとかごまかすというのが、多くの赤字系零細中小企業の社長(または経理)のメイン業務となる。そこ . . . 本文を読む

横浜へ(2)

2017年12月22日 | 出版
野毛で一杯飲んでほろ酔い加減となったら、足の痛みなど吹き飛んでしまった。まさに酒は百薬の長である。そのまま伊勢佐木に向かうことにする。新しい建物があちこちできているけれど、雰囲気は昔とさして変わらないように見える。横浜って繁華街はともかく、裏通りに入ると、東京とはどこかちがってのどかな感じがあり好きだ。もちろん、東京の住宅街も落ち着いているけれど、横浜の方が鄙びているというか、悠然としたものを覚え . . . 本文を読む

横浜へ(1)

2017年12月20日 | 出版
某日曜日を前にし、妻に「どこか近くの山に行きたい」と言ってみた。要するに、金のことでイライラしているとき、都会でウダウダしていたくないのだ。人里から離れたどこか近郊の低山で、遠くを見ながらポケーとしていたいという願望を伝えたわけである。ところが妻は難色を示す。ちょうどテレビには江ノ島が映っていた。「山じゃなくて江ノ島に行こう」などと話をすり替えようとする。江ノ島は人が多いだろとは思うものの、東京か . . . 本文を読む

池袋へ

2017年12月19日 | 出版
某日、某用件があり、妻が17:00過ぎに来社する。こちらも仕事をする意欲がわかないので、妻と二人で帰宅することにした。すると、「池袋に立ち寄っていきたい」と妻が言うので、アイアイサーと従うしか選択の余地はない。丸の内線で池袋に着いてから、東武ホープセンター内の雑貨屋に立ち寄ることになる。寒いから早く帰りたいなあとは思うものの、妻が商品を見比べているときに、そんなことは口に出せない。 そこで、こちら . . . 本文を読む

隗より始めよ

2017年12月16日 | 出版
ここのところ後頭部の右側、つまり右耳の少し奥、に鈍痛を覚えることがある。当然ながら、ストレスによるものだろう。それほどの痛みではないのだけれど、ヘンな病気に発展しないことを祈ることにしよう。要するに、金回りさえよくなれば、すぐに回復するものだと思っている。ついでに、排便の調子も悪い。基本的には快便のはずなのに、1回で用が足りないことがしばしば起きる。さらには前回も述べたように、胃も重い。金欠病とは . . . 本文を読む

ICレコーダ

2017年12月14日 | 出版
年末だあ~。困ったなあ。年越しのメドがさっぱり立たない。どうしたものか。その金がクソない状態というのに、飲み会だけはお誘いがかかる。本当は行きたくないのだけれど、これも浮世の義理である。出席しないわけにはいかないのだ。12月某日、土日月と三連荘で飲み会が続くことになった。その初日は、酒を飲む前に都内某所新宿の某喫茶店で某氏とE氏と落ち合い、某氏に某ミニコミ掲載記事の件でインタビューさせてもらい、そ . . . 本文を読む

しらふで寝る

2017年12月06日 | 出版
いまだ年越し大作戦のめどが立たず、消化器系の調子が悪くなってきた。小生の場合、胃痛よりも下痢が止まらなくなるタイプである。しかしあるとき、資金繰りがどうしようもなくなってしまい、胃が口から出てきそうな感じを味わったことがある。それもある年の年末であった。そのときは他社の倒産に引っかかってしまい、こちらとしては他に手の打ちようもないという状態に陥っていた。かといってほかのことはまったく手につかないか . . . 本文を読む

映画『ブレードランナー2049』(ネタばれ満載)

2017年12月04日 | 出版
某日曜日、ようやく『ブレードランナー2049』を観にいくことにした。ロードショウ作品を劇場で観るのはいつ以来だろうか。昨年観た『スターウォーズ』の7作目が最後になるのかな。それにしても、本当に映画館に足を運ばなくなってしまったものだ。若いころから退屈すると寝てしまうタイプなので、せっかくお金を払ったのに途中で何本寝たことか。そのため、つまんなかったりわけのわかんない作品にあたると寝ちゃうから、お金 . . . 本文を読む

風塵社的12月

2017年12月01日 | 出版
最近2件も、突然怒鳴ってくる奴と遭遇することになった。 どちらの場合でも、こちらは酔っ払っていたのだが、1件目は会社から本郷3丁目駅に向かって歩いている途中、信号待ちをしていると、スポーツサイクリングに乗って車道を走っていた奴が、「おまえの立っている場所は悪いだろ!」ときたもんだ。確かに、車道際に立っていたのは事実ではある。しかし、なにも怒鳴るようなことでもない。こちらも頭に来て、「うるせえぞ、バ . . . 本文を読む