風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

3月突入

2010年02月26日 | 出版
以下は、更新することだけが目的の内容です。 おかげ様で、弊社は2月中に不渡りを出すこともなく、なんとか3月期に入ることができるようになりました。弊社の決算月は2月なので、これでようやく20期目に突入できそうです。 こんなしょうもない会社が20年も存続していていいのやら悪いのやら、判断が難しいところですが、皆様におかれましては、何とぞ、より一層のご愛顧のほどをお願い申し上げます。 嗚呼、やれやれ。 . . . 本文を読む

信長の野望

2010年02月24日 | 出版
納期の締め切りと資金繰りに追われ、クソ忙しく、大変困難な状況に落ち込んでしまっているのであるが、TVでオリンピックの中継をしていると、ついついボケーと見てしまう。冬季オリンピックの競技というのは馴染みも浅く、ルールもよくわからないものが多いのであるが、時間の無駄だとわかっているのにどうして見てしまうのだろうか。 よくわからないのが、ジャンプのポイント換算である。単純に飛行距離で競い合って、そのジャ . . . 本文を読む

塀の中の制限強化

2010年02月23日 | 出版
極北の地にいる友人からまた手紙が届く。面会に行きたいところなのだ。  各地の刑務所や拘置所から、新法の退行状態が報告されているようですが、千葉法相への法務官僚の圧力とも連動する、現場官僚の抵抗・陣取り現象なのだろうと思えます(何と言うのか言葉を忘れた。条件闘争で少しでもこっちの要求を取るために必要以上の水増要求を出しておいたりするやり方)。特に外部交通への締め付けはすさまじい(面会の用件制限、文 . . . 本文を読む

青山霊園

2010年02月22日 | 出版
20日(土)の午前中は青山霊園でお墓の写真撮影。実は3月17日発売の「プレジデント フィフティ・プラス」(プレジデント別冊)で、あきやまさんが「都内5大霊園「完全攻略法」教えます~地図&写真付」なる企画を担当することになり、その撮影に小生もお付き合いすることになったのだ。 11:00に霊園事務所前で、プレジデント社のKさん、カメラマンのIさんと落ち合い、簡単に作戦を立ててから撮影スタート。まずは志 . . . 本文を読む

レッスル・カルチャー

2010年02月19日 | 読者の声から
日経新聞 「目利きが選ぶ今週の3冊」(2010年2月17日、夕刊) 井上章一(風俗史家) 『レッスル・カルチャー』岡井崇之編 プロレスや総合格闘技そして大相撲が、どうメディアであつかわれるかを分析する共同研究。競技者のパフォーマンス解釈にとどまらぬ社会的なひろがりを、多としたい。 (風塵社・1800円) ★★★(★三つは、読みごたえあり) レッスル・カルチャー―格闘技からのメディア社会論 (ポ . . . 本文を読む

な~んや、そりゃ

2010年02月18日 | 出版
まったくもって困り果てたことに、某所に融資のお願いをしていたのが断られてしまった。これでは、「風塵社大躍進計画」を発動できないではないか。ウンザリしきってしまう。 文京区役所内の東京商工会議所の出張所のかたにいろいろとアドバイスをいただき、金融機関のかたも「それならいいでしょう」という話であったのだが、肝心かなめのところがOKとしてくれない。商工会議所のかたの話によると、「85%は大丈夫なんですよ . . . 本文を読む

ハレルヤ

2010年02月15日 | 出版
2/12(金)、「いやな電話がかかってくるとしたら今日だろうなあ」と思いつつ出社し、ボチボチとルーチンをこなしていると、10:30過ぎ、某所からそのいやな電話がかかってくる。どうしてこいつらは、そんなに素直ではないのだろうか。しかし、アウトと宣告する前にこちらの釈明説明をする機会を与えていただいたと、一応前向きにとらえておこう。 しかし、労働意欲はまったくなくなってしまった。どうしたものかいなとウ . . . 本文を読む

初恋芸人

2010年02月13日 | 読者の声から
那須正幹先生(児童文学作家。「ズッコケ三人組」シリーズほか)  『初恋芸人』出版おめでとうございます。  ほんとは、もっと早くお便りさし上げなくてはならなかったのですが、家内と娘が先に本を読みはじめ、小生は一番最後になってしまいました。  本日読了。ほろ苦く、そしてどことなくユーモラスな作品世界に堪能しました。ツチノコさんをはじめ、どの登場人物も生きていますね。  もちろん主人公の佐藤賢治さん、 . . . 本文を読む

健康法

2010年02月12日 | 出版
2/10(水)、17:00に都内某所新宿で、某氏を囲んでお話をうかがうことになっていた。小生も待ち合わせの喫茶店にそそくさと出かける。すると、友人のHさんとTさんとがすでに来ていたが、Tさんの様子がいつもと違う。どうしたのだろうとよくよく見れば、顔中が湿疹だらけだ。Tさんは有機農法に取り組んでいるかたなので、なにかにかぶれたのかなと思いながらも、「どうしたんですか?」とたずねてしまう。すると、 「 . . . 本文を読む

初恋芸人

2010年02月11日 | 読者の声から
朱川湊人先生(作家。『花まんま』で直木賞受賞) 中沢健さま ご無沙汰しています。「初恋芸人」、読ませていただきました。 初めての小説著作とのことですが、それが信じられないほど見事な出来栄えだと思います。主人公はもちろんのこと、それぞれのキャラクター描写が秀逸で、リーダビリティー十分です。個々のキャラクターには、やはりモデルがいるのでしょうか。 特に市川さんは、あまりに現代的で(こういう女性、たま . . . 本文を読む

マンガ漂流

2010年02月08日 | 出版
土日も仕事にいそしむが、なかなか思うように進展してくれない。それでも、「救援」紙490号は無事に入稿。しかし、そういう請負の仕事だけでなく、自社の企画をジャカスカ進めないとしょうがないご時世なのではあるが、これが思うように進んでくれない。だいたい、どこかできっちり休み、資金繰りの目処がつかないと疲れがぬけるわけがなく、そのパンチドランカーのような状態で仕事に向かっても、作業効率がいいわけないのだ。 . . . 本文を読む

切り替え

2010年02月05日 | 出版
ようやく希望の見えてきた今日この頃ではあるが、といって本がバカ当たりしたというわけでもなく、強力なスポンサーが見つかったというわけでもなく、どうにか引越しくらいはできそうかなという程度の希望であって、可愛いといってしまえばそれだけのものであることはわかりきっていても、しかし、明日を迎えられそうな雰囲気となったのは明るいといえば明るいということなのである。 某日、C書房の前社長であるKさんが勤務先の . . . 本文を読む

春遠からじ?

2010年02月04日 | 出版
このブログを更新しないと、風塵社もヤバイかという噂が流れそうで恐い。 ところが、昨日から、なんとかなりそうな予感がしてきているのだ。その前に、今月をしのがないといけないのであるが、これも必ずや奇特な方が現れて、弊社の窮地を救ってくれることだろう。 そんなことをこの数日やっていて、すっかり疲れきっているので、本日はここまで。 . . . 本文を読む

読むドキュメンタリー映画

2010年02月02日 | 読者の声から
2月1日付け公明新聞書評欄から 「読むドキュメンタリー映画」 (田中知世子)  本のタイトルに「読む」とあるが、内外のドキュメンタリー映画を評論家風、あるいはシネフィル風に著者が読み解くわけではない。また本の形をした新種の映画というのでもない。「読む」のは読者だ。ところが両方の意味を含んだ内容になっている。2001年から09年までの作品が対象である。  ドキュメンタリー映画の熱烈なファンであり、 . . . 本文を読む

断り状

2010年02月01日 | 出版
1/29(金)は、都内某所で季節遅れの新年会。浮かれて、ついつい酒を飲みすぎてしまう。おかげで翌朝(1/30)はなかなか起きられず、昼過ぎにノコノコと出社。郵便受けをのぞいてみると、某所から「必親展」と朱印の捺された封書が届いている。見た瞬間にいやな予感が走る。 恐る恐る開けてみると、 「謹啓/このたびのお申込につきましては、当公庫といたしましても、できるだけご希望にそえるよう検討させていただきま . . . 本文を読む