風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

稗田阿礼

2014年05月29日 | 出版
某日夜、弊社内で某総括会議。実は小生、総括なんていうガラじゃないんだよね。終わっちゃったことをいちいち反省したって、どうせ落ち込むだけでろくなことはないと思ってしまう。しかし、一つひとつけじめをつけていくことは肝要である。 話が一通りすんだところで、「腹巻君が『救援』に書いた集会報告はあれでいいの?」とSさんにたずねられた。実は、Sさんに報告を書いてくれと言われ、本当に気が抜けまくったような文章を . . . 本文を読む

まだまだまだ続くXP

2014年05月27日 | 出版
今後もしばらく、小生はXPを使うつもりであると某ミニコミに述べたところ、意外にもあちこちから反応があったことはすでに述べた(つもり)。挙句の果てには、入れ替えで不要となったXPパソコンを某社からいただき、現在データの移行中である。 そこで、ウイルスが怖いとか、PCの中が丸見えになってしまうとか、XPに関してはさまざまな情報が飛び交っていることは小生も知っている。ところがもろもろの事情があり、ここし . . . 本文を読む

どうしてこうなっちゃったのかしら?

2014年05月20日 | 出版
【承前】 「そういえば、腹巻君はどうしてSに入ったの?」と早稲田の飲み屋でNさんに聞かれた。 「それまで福岡に住んでいて、フラッと東京に出てきて、当時まだあったSの事務所に住まわせてもらうことになって、そうしたらMさんというオジサンと出会い、酒を飲み始めたら意気投合して、そのままSの一員になって現在に至るというだけですよ」 「そうなのか。僕からしたら、突然、腹巻さんが活動を始めているもんだから、だ . . . 本文を読む

Sさんの訥弁

2014年05月19日 | 出版
17日(土)都内某所に悪魔教の信者どもが集い、また黒ミサを繰り広げることになる。先日述べたように、今回は小生も話すことを、少しはまとめておくことにした。 ところが、その集いのメインイベントの内容がまったく決まっていないという恐ろしい内幕であったのだ。60年代後半からの山谷の闘争と現在の山谷や下層労働者の闘いにつながりがあるのかないのか、あるとすれば、過去の経験から現在にどういう問題提起を投げかけら . . . 本文を読む

人前で話す

2014年05月16日 | 出版
久しぶりに、悪夢にうなされる。製本所から届いた新刊の見本をさっそく開けてみると、なぜか図が本文に大きくかぶさっている。なんじゃこりゃと鳥肌が立ちつつ、さらによく見てみると、引いたはずもない罫線が本文の両脇に入っている。エッ!とのけぞりそうになったところで、目が覚めた。 緊張を強いられる仕事が続いていたので、こんな夢を見たのだろう。しかし、仕事の失敗を夢で見ていられるというのは幸せな状態である。これ . . . 本文を読む

あと3年しかありません

2014年05月14日 | 出版
《極北の地の友人からの便りを転載》  こんにちは!  第*回の****集会が、あの頃と今とをつなぎ、新しい出会いと取り組みを創り出す時になることを予感しています。  友人の1人が私に「****」を持ってきたのは、40年前のちょうど今頃でした。私は即座に「K君が書いた!」と思いました。その方法にではなく、「帝国主義本国人としての自覚と責任を持って…」生きてゆくのでなければならない。そのことに私はつ . . . 本文を読む

アストロブライト

2014年05月12日 | 出版
最近、社内のスピーカーの調子がまた悪くなってしまった。なぜか、右側の音が割れる。確か、昨年の年末から調子が悪くイライラしていたのであるが、急にトラブルが解消されてしまった。理由はわからない。 しかしまた、原因不明のまま調子が悪い。イライラするねえ。そういえば、中学生くらいからずっとながら族であった。「ながら族」もすでに死語となっているのだろうか。そもそも、使っているスピーカーが学生の時に買ったもの . . . 本文を読む

自己を明け開くオルタリティ

2014年05月07日 | 出版
クソ忙しい状態が連休中も続いていたが、ようやくなんとかなりそうになりそうな目処が立ってきた。どうにか定例の「救援」紙5月号もアップ。12日入稿予定の『メディア・リテラシーの倫理学』も、あとは再校を見直すだけである。 しかし、仕事は編集作業ばかりではない。本を作ったら、それを販売する手も打たないといけないのである。先日、そのため『「陸軍登戸研究所」を撮る』の見本を持って取次各社を回ることにする。 さ . . . 本文を読む

笠間行(その2)

2014年05月06日 | 出版
(承前)それにしても、陶炎祭の気持ちよさというのは、どこにあるのだろうか。まず、小生は焼き物にさほど関心のある人間ではないので、焼き物祭りだからということではないだろう。次に、田舎で自然に近いからということでもない。それならば、小生の場合は近くのどこかへ山登りに行けばすむ話である。そこで、ここには手作りの素朴さと人々の笑顔があふれているなどと述べるのは、あまりにウソくさくなってしまうので、かえって . . . 本文を読む

笠間行(その1)

2014年05月05日 | 出版
本年も、常州笠間の陶炎祭に行くことになった。□粉引(こびき)のコーヒーカップが欠けちゃったので、会場でぜひともいいものを探したいと妻が意気込んでいる。そうすると、仕事が忙しくてそれどころではない、などとは口が裂けても言えなくなってしまう。 ところが、いつも一緒に行っているF社社長は、連休は4月29日しか空いていないということだ。小生はその日はダメである。しかたがない。別行動ということになった。 し . . . 本文を読む