風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

マルエン

2018年04月27日 | 出版
某日、寝ぼけまなこで新聞を眺めていたら、『マルクス・エンゲルス』なる映画の広告が目に飛び込んできて、目ン玉が転げ落ちそうになった。さすがは岩波ホール、とんでもない映画を上映するものだ。そんな映画が作られたこと自体も知らなかったけれど、この映画の上映を決めた劇場には敬意を表したい。興行として成立することを祈りつつも、ただし、小生は観にはいかないだろうな。ドラマとしてのマルエンには関心がないからだ。さ . . . 本文を読む

巣鴨へ(5)

2018年04月26日 | 出版
西巣鴨の交差点までもどってみたものの、ウロチョロしているところをすでにうかがった不動産屋さんには見つかりたくない。しかも、そのへんにはほかに開いている不動産屋さんも見当たらない。それならば、JR板橋駅まで行ってみるかと、さらに北上することにした。そこで、亀の子束子の工場のある通りに入っていけばいいのに、久しぶりで小生の土地鑑に狂いが生じ、桜通りなる方を歩いていくことにしてしまった。要するに、その通 . . . 本文を読む

巣鴨へ(4)

2018年04月25日 | 出版
巣鴨の地蔵通り商店街を歩きながら、妻に「あそこのスポーツセンターって、わしも使えるの?」とたずねると、「使えるんだけれど、あんたにだけは使ってほしくない」「なんだ、そりゃ?」「あんたもちょっと天然のところがあって、何気なく相手の神経を逆なですることを平気で口にするでしょ。だからよ」「しかし、知り合いなんて一人もいないんだぞ。こっちは、会社から歩いて帰る途中に立ち寄って、銭湯がわりに使いたいだけなん . . . 本文を読む

巣鴨へ(3)

2018年04月20日 | 出版
過去のトラウマを思い出してしまったので、話が前になかなか進まない。白山通りを北進していけば、豊島市場の前に出る。そのへんでは歩道の拡張工事をしていた。山手通りのように、歩行者用と自転車用とを明確にしようとしているようだ。ジョギングしやすくなるので、小生にしてみればありがたい工事だ。 そういえば、もう跡形も残っていないが、市場の脇に小さな定食屋さんがあったように記憶している。おそらくは、市場の人を相 . . . 本文を読む

巣鴨へ(2)

2018年04月18日 | 出版
駅舎のことはいいとして、軽くパンを食べている途中、妻が「大島てるって知ってる?」とたずねてきた。初耳の言葉である。「なにそれ?」と聞くと、「事故物件を紹介している有名なサイトよ。あんた、どうして知らないの?」と居丈高にぬかしやがる。知らないものは知らない。したがって、知らないという事実に対しなぜかと問うても、それは問いとして成り立たないのである。したがって論理的には、成り立たない問いをふっかける妻 . . . 本文を読む

巣鴨へ(1)

2018年04月16日 | 出版
某日の夜半、妻がガサゴソしている音で目が覚めてしまった。「いま何時?」と妻にたずねると、「3時過ぎ」とのこと。オイオイ、朝まで熟睡させてくれよとは思うものの、妻にもなんらかの事情があるのだろうと寝ぼけたオツムで考える。そこで「どうしたの?」とたずねると、「近所のどこかが洗濯機を回していて、そのモーター音で眠れないの」げな。そこで小生も耳を澄ましてみるものの、そんなノイズはどこからも聞こえてこないの . . . 本文を読む

発送作業

2018年04月10日 | 出版
今月の新刊『ライブエンターテイメントへの回帰』がようやくできあがった。取次各社への見本出しも終わり、4/12には新刊配本予定である。本書の内容についてはまた別の機会に述べることにするが、その著者献本の発送も行わなければならない。今回は100冊近くを発送することにした。新刊を出すたびに毎度のことではあるけれど、これがそれなりに面倒なのだ。 まずは、その発送用の書籍ケースを購入しなければならない。以前 . . . 本文を読む

近場の閉店

2018年04月09日 | 出版
戸山公園に花見に行った話は、書くのにもう飽きてしまった。オチは、戸山公園というのは近接したところに2ヶ所あり、小生らが最初に行った大久保地区がテレビで紹介されたところではなく、もう一方(箱根山地区)が目的地であったということである。そして、戸山公園といえば昔は陸軍の施設があったはずだということは小生でも知っていた。ところが、その最初に着いた大久保地区がその公園ではなく、箱根山地区がそれに該当し、さ . . . 本文を読む

戸山へ(4)

2018年04月02日 | 出版
360度桜に囲まれる花見の絶景ポイントがどこなのか、ようやく戸山公園に着いたというのにまったくわからない。しょうがない。疲れた足を引きずりつつ、それなりに広い公園内を妻と二人でウロチョロすることにした。高台らしきところにも行ってみたが、桜はあれども桜に囲まれているというような風情にはほど遠い。結局、疲労が倍化するのみで、目的地がどこなのかわからない。そして、「TVで見た光景は、カメラマンの撮り方が . . . 本文を読む