風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

追悼 実相寺昭雄監督

2006年11月30日 | 出版
腹巻オヤジから、昨晩実相寺昭雄さんが亡くなられたことを聞く。マタンゴが新聞もテレビも観てこなかったことにオヤジが激怒。とりあえずローソンまで新聞を買いに走る。 風塵社では実相寺昭雄さんの書籍を刊行しており、早速追悼の意を込めて注文書を作成することになった。 朝の出荷作業で伝票の打ち込みをしていたら、途中で用紙切れになる。あと1件打ち込まなければならないので、早速近くに買いに行くことになる。風塵社 . . . 本文を読む

1日中オリオン書房

2006年11月29日 | 出版
今日は久しぶりの営業。雑務と出荷を終わらせ、いざ出発。腹巻オヤジが飛び立つ寸前のマタンゴ機にエールを送る。 「マタンゴ君、今日は直販もダメ(極端にDMのもどりが少なかった)、書店注文もダメ(取次からの注文短冊ほとんどナシ)、営業もダメ。もう風塵社はダメダメじゃあ」 「ひえぇ、まだ今日の営業はダメって決まったわけじゃないっすか」 「……」 「行ってきます」 オヤジの沈黙が心にヒリヒリ痛い。 寝過ごさ . . . 本文を読む

『茶臼山通信』シリーズ

2006年11月28日 | 出版
火曜日の朝、シトシト雨音で目覚めると朝から一気に憂鬱になる。今日は返品日だ。この数ヶ月弊社の類似品が市場にあふれかえり、おかげで弊社の新刊返品が増えてしまい、資金繰りが厳しくなってオヤジの機嫌がすこぶる悪い。そんなこんなで火曜日は、朝からビクビクしている。 朝から出荷や返品運搬作業で慌しくしていたら、いつの間にか12時を過ぎていた。腹ペコ風塵社は早々に力尽き、昼食後に倉庫へ返品の山を移動することに . . . 本文を読む

風塵社とP舎

2006年11月27日 | 出版
買ったばかりの黒いウールコートに、母親からもらったブローチを着けて出社。昨日から続くシトシト雨も何のその。新品はいいなぁ。気分も一緒に新調してシャキっとする。 取次分とDMチラシ分の出荷作業を終えた後に、腹巻オヤジと週始めの打ち合わせをする。 午後からは、11/18オープンしたばかりのオリオン書房新店舗「ダイヤモンドシティ・ミュー店」に営業へ行くため準備をする。玉川上水からダイヤモンドシティ行き . . . 本文を読む

風塵社の年賀状

2006年11月25日 | 出版
昨晩は腹巻オヤジとP舎営業部長とI君と4人で、マタンゴの破れた恋話で盛り上がる。この手の話は酒のツマミにもってこいだ。ツマミの中心人物であるマタンゴも他人事のように話に混ざり、サラサラと白波を胃に流し込めば、あっという間にヘベレケだ。 鼻のかみすぎで周辺の皮がペロリと剥けてしまい、普段に増してみすぼらしい顔のマタンゴ。鼻クソが飛び出しているわけではないんです。ちょっぴり皮が剥けているだけなんです . . . 本文を読む

マタンゴ萎える。でも勃つんだ!

2006年11月24日 | 出版
昨日はマンガ家・東陽片岡さんのトークショーを聴きに、阿佐ヶ谷のよるのひるねへ行く。東陽さんとダーティ工藤さん(映画監督)とスズキさん(東陽片岡非公式HP「鼻ミサイル」管理人)の3人によるトークショーだった。17時から19時の予定だったのだが、30分ほどサービストークしてくださり、もう大満足。オジサンの多い客席だったが、運よく一番前の席を陣取ることができた。休憩中に東陽さんからサインをもらった隣り席 . . . 本文を読む

年を越したい

2006年11月22日 | 出版
朝、東京駅で中央線に乗り換えようとしたら、忍者のような動きで人ゴミをかけ分けていくサラリーマンを発見。シャッシャと人の隙間を通り抜けて、誰よりも早く目的地へ向かう姿はまさに働く戦士。遅刻しそうなサラリーマンにコワイものはナシ!走れ、走れ、走るんだ。といっているマタンゴは本日25分遅刻。たるんでます。すみませんでした。 昼前に、倉庫会社が残りの返品を取りの来てくれる予定なので、腹巻オヤジと外に運び出 . . . 本文を読む

腹巻、営業引退宣言

2006年11月21日 | 出版
昨晩はイベント会場としょんべん横丁でたらふくビールを飲み、すっかり気分が良くなったので、ブログを更新する間もなく深い眠りについてしまった。朝、出社してから大急ぎで書いていると、取次から返品の一発目が到着。火曜日は、風塵社が通常取引をしている取次5社から戻ってくる可能性がある。 すべての返品が届く前に、倉庫にためていた返品を外に出すことになり、腹巻オヤジと一緒にせっせと運び出す。午後には倉庫会社さん . . . 本文を読む

今宵は末井昭氏ガンから復活祭@新宿ロフト

2006年11月20日 | 出版
「横須賀線は朝から飛ばすなあ」と思いながら、横揺れの激しい車内で必死に吊革につかまる。ラッシュ時でもおしくらまんじゅうにならず、ひとりひとりに読書する空間的余裕があることが横須賀線上り電車のいいところ。 新橋駅でドアが閉まる直前に、眠りから覚めた男性が突然飛び上がり、大急ぎで下車しようとする姿が目に入った。と思ったら、優先席に座るオジサンの腹に頭から突っ込む。それでも慌てて車内から飛び出そうとした . . . 本文を読む

かゆいかゆい汚マタンゴ

2006年11月17日 | 出版
昨日は腹巻オヤジの出張総括会議が、途中から酔っ払いヘロヘロ企画会議となった。一気に出張の疲れが出たオヤジが尻の穴も緩んだのだろうか、屁で攻撃してくるのだった。浣腸で応戦しようかと思ったが、「えぇどー。オヤジが帰ってきた気がするだろう」と妙に堂々としているもんだから、断念。 会議後に、I出版企画のSさんの事務所へうかがう。一度うかがったことがあるにも関わらず、すっかり道を忘れてしまい、Sさんに迎え . . . 本文を読む

腹巻オヤジ敗戦総括の日

2006年11月16日 | 出版
今日は久しぶりに腹巻オヤジのいる風塵社。 朝、ちょっと遅れて出社したら、既にオヤジがパソコンの前に鎮座していた。早い!東京に戻ってまずの行き先は歯医者。そう、オヤジのガンは何といっても「歯」なのであった。 総括会議といっても、「ああ、もうダメだ、ダメだ」「これじゃマタンゴ君を飼っていられない」「風塵社もいよいよ終わりだ」というネガティブな言葉が連なる苦しい会議。 つまり、そのくらいオヤジの営業の成 . . . 本文を読む

腹巻オヤジ出張最終日

2006年11月15日 | 出版
腹巻オヤジの出張最終日の今日は、なぜだかすんなり目覚めることができて、いつもより1本早い電車に乗ることができた。おかげで15分も早く出社!会社に着いてまず目に入ったのは、電話からダラーンと垂れたFAX用紙。P舎の大大社長からおさがりでいただいたFAXはロール感熱紙用なので、誰かが切り取るまでいつまでも長く垂れ下がったままなのだ。で、この長い長いFAXとは、大量注文ではなくて、残念ながら昨晩印刷屋さ . . . 本文を読む

腹巻オヤジ出張2日目

2006年11月14日 | 出版
腹巻オヤジ出張2日目の今日は火曜日なので、オヤジのいない返品日となる。大量に戻ってきたらどうしようかと不安が募る。しかも今週は力持ちのP舎営業部長とI君がともに出張でいないため、お留守番4人で返品作業をする。 10時過ぎに、I出版企画のSさんから電話があり、昼前に来社するとのこと。昨日の打ち合わせから制作は特に何も進行していなかったので、ドキドキしながらお待ちする。 返品作業の合間を縫って、昨日 . . . 本文を読む

腹巻オヤジ出張初日

2006年11月13日 | 出版
今日から三日間、腹巻オヤジは単身北海道出張だ。なので、マタンゴはひとり会社でお留守番。オヤジから「連絡はメールのみで!」といわれており、よっぽどのことでない限り電話は禁止されている。どうか大きなトラブルなく、三日間を過ごせるといいのだが。 出荷作業を終わらせて、オヤジに言い渡された『うたうぬりえ帖 2月』の編集作業をする。 お昼に、チャイナクイックの北海あんかけチャーハンを食べる。週の始めにコレ . . . 本文を読む

来週、腹巻オヤジは出張へ

2006年11月10日 | 出版
朝、水道橋駅東口を出たら、笑顔が眩しいオネエサン(TOEIC教材の勧誘)に、「大学生さんですよね?」と話しかけられる。ああ、まだ社会人に見られないのね。溜息ひとつ。 壱岐坂を歩いていたら、ちょうどE製本のNさんがワゴンから降りる姿が目に入る。改装をお願いしていた分の書籍を届けにきてくれたのだ。坂を走り上がってNさんを呼び止め、カバンとジャケットだけ自分の席に置き、Sさんと書籍をワゴンから倉庫へと運 . . . 本文を読む