風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

豆三昧

2006年10月31日 | 出版
昨夜は白湯を飲みながら、行商のおばあさんが持ってきた豆菓子をたらふく食べた。しょっぱくて、白湯が進む。白湯が進めば、豆も進む。腹巻オヤジが打ち合わせから戻ると少しだけ話し合いをし、マタンゴは勉強のため早々に社を出た。本の装丁について調べたいことがあったので、本郷から近く、夜遅くまで営業している書店といえばアキバのヨドバシカメラに入っている有隣堂。夜10時までの営業は、サラリーマンの心強い味方だ。こ . . . 本文を読む

禁酒して学べ

2006年10月30日 | 出版
出社早々に珍しく風塵社の電話が鳴る。『高田純次☆祭り』がどうしても欲しいという女性のお客さんからだった。都内書店をまわって探すも見つからず、在庫があったら分けてほしいとのこと。この本はすでに品切れ状態で、書店さんからの注文には対応できないのだが、タイミングよく数冊倉庫にあったため快諾する。 その後、歯医者から戻った腹巻オヤジと打ち合わせ。そこでマタンゴの映画・映像の知識の浅さを指摘され、「これか . . . 本文を読む

一日ボンヤリ

2006年10月27日 | 出版
今日は受注分の出荷を終えたあとに、倉庫スペースを蝕む返品をすべて外に出す。昨日あんなに沢山倉庫屋さんに持っていってもらったのにも関わらず、棒積みになった返品タワーがまだまだあるのだから力が抜ける。痛めた腰をかばいながら、ガニ股歩きで今日も頑張ろう。腹巻オヤジは例のごとく出社しておらず、一人ノソノソと運搬していたら、P舎のI君が手伝ってくれた。朝から同僚の温かさが心に沁みる。ありがとう! 倉庫作業が . . . 本文を読む

腹巻、フテ寝の二度寝

2006年10月26日 | 出版
今日はいよいよ『うたうぬりえ帖 11月・12月』の配本日。早いところでは今日から書店に並び始めている。新刊を出すたびに、書店とお客さんの反応を見に、営業ではなくコッソリ書店を徘徊したい気分になる。コッソリと書棚の陰から様子をうかがいたい。 毎週火曜日に取次からやってくる返品がたまりにたまって、倉庫の風塵社スペースは棒積みになった本のタワーが連立している。これでは新刊を倉庫に仕舞うことができないの . . . 本文を読む

ぶらぶらヂンヂン古書の旅

2006年10月25日 | 出版
今日は25日、腹巻オヤジの機嫌がもっとも悪い日だ。締め日の朝は、P舎も風塵社も未出荷の受注分を根こそぎ出してしまうので、倉庫は一時騒然となる。そこに出し忘れというこの日にあってはならぬミスが発覚し、朝からオヤジにガオガオ吠えられ、ヘコむマタンゴ。 出荷作業が一段落するとP舎の皆様は全員集合し打ち合わせをはじめたので、我が社もその横でロックンロール会議をおこなう。14時からマタンゴは北尾トロさんと . . . 本文を読む

変わるか?灰色の川崎

2006年10月24日 | 出版
最近一気に気温が下がり、冬の訪れを間近に感じるようになった。これからの時期は腹下しに気をつけたいものだ。特に寝相が悪くて腹を出して寝ていることが多いマタンゴは要注意。 昨日に引き続き倉庫会社から新装の『新・カゼに勝つ本』が届く。オヤジが発注数を間違えたので、二度手間だ。受注分の出荷作業をしていると、取次から返品が運ばれてきた。そうか今日は火曜日、返品日だ。ということで午前中は腹巻オヤジと一緒に返品 . . . 本文を読む

風塵社創立○周年

2006年10月23日 | 出版
今日は倉庫会社から改装済みの書籍がドドンと届くはずなので9時に出社した(定時は一応9時半だけど、オヤジがこの時間までに出社することは珍しい)。出張中に受注をいただいた北尾トロさんの『ぼくはオンライン古本屋のオヤジさん』や『ヘンな本あります』、ぬれマスク先生の『新・カゼに勝つ本』などが届く予定だ。書籍が到着したら、まずこれら受注分の出荷準備をする。 金曜に書店向けに流したファクス案内の反応も気になる . . . 本文を読む

新刊見本

2006年10月20日 | 出版
9時に越後堂製本のNさんが新刊『うたうぬりえ帖 11月・12月』の見本を届けに来社。この本はマタンゴの出張中に入稿を迎えたため、最後の最後を見届けられなかったので、この日を心待ちにしていた。製本屋さんと一緒に新刊を倉庫へ運び入れ、早速中を確認していたら、腹巻オヤジがのっそり出社。「おはよう」の挨拶とともに、口からアルコールの臭いがやってくる。こりゃあ、オヤジ、ヒドイ二日酔いではないか。今日の風塵社 . . . 本文を読む

風塵の下品な酔態

2006年10月19日 | 出版
出荷作業の前に、昨日ウルトラマンや仮面ライダーなど特撮関連本の受注をいただいた紀伊國屋横浜店用にポップをつくる。画をコピーしたものを切り貼りするアナログ方式で、毎度のことながら手作り感たっぷりのポップとなる。こういった指先を動かすチマチマした作業は、小学校の工作の授業を思い出すから好きだ。授業と一緒にやんちゃなころの自分を思い出す。 ポップ作りを終えてから出荷作業をし、今日は新宿・渋谷方面の営業に . . . 本文を読む

社員で苦労

2006年10月18日 | 出版
月曜の夜はI出版企画のSさんに出張の慰労会をしていただいた。Sさんの会社を訪問するのははじめてだったので、というよりはむしろ、他社見学をするのは本郷村以外はじめてだったので、社内をくまなく見回してしまう。書棚、パソコンまわりを興味深くキョロキョロキョロ。腹巻オヤジに「他の会社を見るのは面白いだろう」といわれ、鼻息荒く「はい!面白いっす」と声を上げる。 上の階には青林工藝舎があり、Sさんに舎内を案内 . . . 本文を読む

マタンゴのいない火曜日、再

2006年10月17日 | 出版
マタンゴの野郎、本日代休げな。 生意気だねえ。わしらが若いころは、代休なんて返上して働いたもんだが(もちろんウソ)。 「10年がんばれば、出版は楽になるぞ」 とは、人権問題などを刊行しているある出版社(A書店としておこう)の社長のお言葉だ。 つまり、10年くらい苦労しているうちに、出版社としての刊行内容も固まり、営業の基盤となる既刊在庫もでき、販路も固まるということだ。 ところが風塵社は、そうで . . . 本文を読む

マタンゴ二等兵戻りました!

2006年10月16日 | 出版
6日間の中国・九州出張を終え、疲れを癒す間もなく今日も大事な注文書を抱えて出社する。本当なら出張中の12日(木)に、10~12日分の注文書を会社宛てに郵送する予定だったのだが、大分で郵便局を探しきれず、結局すべての注文書を持ち帰ることになった。そのため今日は出荷が多いので、できる限り早めに出社する。しかし、慌てて家を出たために肝心の鍵を忘れてしまい、会社の前で立ちつくす。鍵は閉まっているのだが、な . . . 本文を読む

出張最終日(熊本~鹿児島)

2006年10月15日 | 出版
昨日は久留米の書店をまわった後に、取りこぼしていた黒崎(北九州市)のクエストへうかがい、博多駅に戻った時には21時を過ぎていた。予定よりも大幅に遅れていたので、大急ぎであおい書店へ駆け込む。まわるべき書店を終えたものの、ほっとする間もなく今度は熊本へ移動しなければならなかった。しかし、ヘトヘトマタンゴはすぐさま横になりたい気分。すでに半分眠っていたのではないかと思う。そんなわけで、今朝チェックアウ . . . 本文を読む

出張5日目(博多、久留米、黒崎)

2006年10月14日 | 出版
出張中の朝は玉子かけご飯。朝定食を注文すると必ず生玉子がついてくるのだ。幼い頃は鼻水を食べているみたいで苦手だったのに、大人になった今では調子の悪い朝でもスルスル喉を通るので重宝している。 今日は午前中に博多駅周辺の書店へうかがい、午後からは久留米へ行く予定で考えていた。 あおい書店の担当さんのほとんどが午後出社のため、今夜熊本へ移動する前に再度うかがうことにする。ここはヨドバシカメラの営業時間に . . . 本文を読む

出張4日目(福岡)

2006年10月13日 | 出版
腹巻オヤジから「ブログの文章もっと工夫しろ、ボケェ!」という激烈なメールが来たので、寝る前に作戦を練る。今日はアソコ行ってココ行ってアーでコーで、という報告文は食傷気味なのだろう。書いている本人も同じ気分でいるのだが、どうも売上のことで頭がパンパンになってしまい、発見や心躍るような出来事にまで気が回らない。さてどう工夫したらよいだろう。 今回の出張がようやく中盤にさしかかった本日は、福岡市の薬院に . . . 本文を読む