風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

マニュアル

2018年02月26日 | 出版
某日曜日、囲碁を見てから近くのドトールに出かけ、某原稿をようやく読み終える。そのなかに、「最近の接客は客に向き合っているのではなく、マニュアルに向き合っている」なる主旨の一節がある。この問題は著者のKさんと酒を飲みながら何度か話をしたものだけれど、そもそもが、小生はマニュアルを覚えるという行為からして面倒で苦手なのである。それはともかく、1時間ほどで帰宅すると、妻が池袋に買い物に出かけたいと言うの . . . 本文を読む

ディベートとダイアローグ

2018年02月24日 | 出版
ある日の夕刻、校正作業をしているところに、旧友のN氏から電話がある。どうせ、ぶちまけたくなるようななにかをしでかしたに決まっているが、友人が少ないのでその相手となると小生を含めた限定的な相手となってしまうわけだ。いや、もしかするとその相手は小生しかいないのかもしれない(笑)。それはもちろん冗談であるが、N氏はキレる男なので、愚痴をこぼす相手を無意識に「選択と集中」しているところが昔からある。 そこ . . . 本文を読む

ラーメン屋へ

2018年02月21日 | 出版
ある日、昼食を社内で作る気にもなれず、近くのラーメン屋に久しぶりに行こうと思い立った。そのラーメン屋ではチャーシューの入っていない野菜ラーメンなるものを提供しているから、それでも食べるかということだ。カウンターに腰をおろすと、店内の光景が以前とはいささかマイナーチェンジしていた。メニューが変わっていたらいやだなあと思いつつメニューを広げると、その野菜ラーメンが880円となっている。驚きのあまり、目 . . . 本文を読む

リンゴをいただく

2018年02月19日 | 出版
ある日、妻の実家からこちらにリンゴを送ったという。妻に言わせると、なんでも義父が最近ネットの楽天ショッピングにはまっており、そのおすそ分けがこちらにも回ってきたのじゃないかということだ。つまりは九州産のリンゴではないということだろう。そもそも、九州にリンゴの栽培農家があるのかを知らない。そんなことはさておき、ありがたい話である。リンゴは小生の好物なのだ。ところが、重さが10キロはあるという。おいお . . . 本文を読む

高尾山薬王院へ(2)

2018年02月15日 | 出版
妻が「そば粉を売ってないかなあ」と言うので、土産物屋さんをちょろちょろのぞいてはみるものの、置いてあるのは製品として完成したものばかりである。つまり、おもちゃとかグッズとか、漬け物やらお菓子やらという感じで、地元の産物を扱っているような店は見当たらない。だいたいが、高尾近辺でそばの生産農家があるのかどうかを知らない。そのあたりも宅地化がずいぶんと進んでいて、そこから新宿あたりまで通っている人も多い . . . 本文を読む

高尾山薬王院へ(1)

2018年02月13日 | 出版
オリンピックが始まってしまい、うるさいことこのうえない。あの上げ上げの報道に接していると、気が滅入ってくる。ただでさえ金欠鬱に苛んでいるところなので、もう少し落ち着いた報道をというのがせめてもの願いである。日本人がメダルを取ろうがどうしようがどうでもいいじゃないか。それよりも、井山七冠が中国の名人に敗れてしまった方がよっぽど問題だろう。しかし、この調子で東京オリンピックを迎えるくらいならば、いっそ . . . 本文を読む

尿意を覚える

2018年02月08日 | 出版
某日の払暁、夢を見る。よく覚えているわけではないのだけれど、久しぶりに背広を着てネクタイを締めて、どこかに営業に行っているのか、商談の後なのかという設定であった。とにかく、普通のリーマンの格好をして歩いていたら、尿意を覚えた。そのうえお昼時で腹も減った。それならばと、目の前にあるファミレスのようなところに入った。店員さんに適当になにかを注文してから「トイレはどちらですか?」とたずねたら、「あちらで . . . 本文を読む

現実逃避の日々

2018年02月02日 | 出版
ようやく2018年も1/12を過ぎたところではあるけれど、昨年末以来の金欠鬱にさいなんでいる。原因は2月の資金繰り状況も悪いところにあり、それもある程度は予想の範囲内ではあったけれど、なるべく見ないようにしていたわけである。しかし、実際に2月を迎えてしまうと直視せざるをえず、そのためプレッシャーとストレスとで鬱状態に陥ることになってしまう。困ったなあ。どうしたものか。 しかし、毎度毎度同じような金 . . . 本文を読む