風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

天神さまへ

2016年01月28日 | 出版
いまとはなってはどうでもいいような、あるくだらない作業をすませないといけない。しかし、一度「いやだなあ」と思うとなかなか体が動いてくれない。そういうのは、普通に会社勤めをしていない人間の贅沢なのだろうか。昔、北杜夫がエッセイで、「うつ状態のときにコメディを書いていて、このときは本当につらかった」という主旨のことを述べていたけれど、小生の状態も似たようなものなのだろう。 しかも、こういう状態のときに . . . 本文を読む

映画『断食芸人』

2016年01月26日 | 出版
試写会の案内をいただいたので、某日、A監督の『断食芸人』を観にいってきた。これが、意想外にもなかなか楽しめる映画で、いささかびっくり。A監督ってやはり映画監督なんだと認識を改めた次第である。つまりは、表情だけ大げさでわけのわからない三文芝居を見せられるのではないかと、たかをくくっていた。ところがあにはからんや、スクリーンに引き込まれてしまい、思わずクスッと笑ってしまうところも何箇所もあった。 スト . . . 本文を読む

雪が降る

2016年01月20日 | 出版
某日月曜日、6:00には目覚ましの音でたたき起こされるものの、寒いから目覚ましを切ってまた布団にUターン。毎度のだらけきった日常だ。それでも6:30には別の目覚ましで起こされ、「そうだ、雪が積もっているはずだ」とちょっとしたウキウキ感を思い出し、布団から這い出ることにする。 雪の降り積もった朝の情景が好きだなんて小生が述べると、「ガラにもないこと言うな。似非ロマンチスト!」という声がどこかから飛ん . . . 本文を読む

雪降りの前夜

2016年01月18日 | 出版
某日、某法律事務所で某会議。YさんがTさんに「そのうち議事録を担当するローテーションに入ってね」と依頼すると、Tさん曰く「最近、過去のことが書けなくなっちゃっているんですよ」。それを聞いた一同は、小生も含めて目が点となる。「なんのこっちゃ?」というわけだ。「病気で本当に書けなくて、雑誌の原稿も2本飛ばしちゃったんですよ」それは重症だとは思ったけれど、いったいどんな病気なんだ?しかし、過去のことが書 . . . 本文を読む

追悼文

2016年01月12日 | 出版
デヴィッド・ボウイが亡くなった。残念である。故人のご冥福をお祈り申し上げたい。最近のアルバムまで熱心に聴いているわけでもないので偉そうなことを述べられる筋合いではまったくないけれど、亡くなる間際まで創作意欲が衰えなかったのはロケンローラーの鑑である。 小生が高校生のときに『戦メリ』が公開され、小生も松本の小さな映画館に友だち(♂)と観にいったものであった。それが最初のボウイ体験ということになるのだ . . . 本文を読む

塀の中の出所準備

2016年01月07日 | 出版
極北の地の友人から年末に手紙が届く。残り15ヶ月を切ったところなので、なにごともないことを祈ることにしよう。(腹巻)  お元気ですか。今年もあと数日、敗戦の年70年/3・11からもうすぐ5年。2015年は21世紀をこの国がどんな姿でやっていくのかを問われた節目の年だったように思えます。この国に生きる多くの人々がその立場と覚悟を問い直されたのではないでしょうか。来年は、国も社会も人々のためにこそ存 . . . 本文を読む

風塵社的年末年始

2016年01月05日 | 出版
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 ところで、年末はあまりにバタバタしていて、すっかり更新するのを怠ってしまった。更新しなくて特にどうなるということでもないのだけれど、文章を書いていないとキーボードの叩き方を忘れちゃうのではないかという強迫観念にも駆られてしまう。べつにだれに向けてというブログでもないのだが、こういうものは定期的に更新した方がいいのだろう。 そ . . . 本文を読む