今月も月末が近い。そのうえ、今月もお金が足りないときたもんだ。困ったものである。どうやって凌ごうかなあ。そのうえ、こちらは夏バテで眠いのやら、体が重いのやら、よくわからん状態になっている。前にも書いたけど、若いときはクーラーのない部屋で扇風機だけで寝ていたのだから、夏場をよく乗り切れたものだと感心してしまう。
しかし、この世情である。金がないとか、夏バテはさておき、またデモに出かけることにした。な . . . 本文を読む
(承前)
「ところで、最近はどういう本を作っているの?この前会ったときは、弁護士かなんかに出版を止められちゃって、憤慨していたじゃない」とN氏がたずねる。
「いまはさあ、昔、水俣病の映画を作っていた会社の社長さんの一代記をまとめているところなんだよ。膨大な取材テープがあって、あんたが来る前までそのリライト作業をしていたわけ。ところで、石牟礼道子とか読んだことある?」
「いや、ぼくはないなあ。『苦海 . . . 本文を読む
某土曜日、旧友のN氏がひょっこり遊びにきた。ジーパンにTシャツというラフなカッコをしているが、「きょうはなにがあったの?」とたずねたら、「さっきまで目白で学会があってさあ、みなさん、この暑いなかスーツなんだよねえ。ぼくだけこんなカッコで行ったから、みなさんの視線がつらかった」
「目白って、Gでやってたんだ」
「そう」
「この戦争法案反対で国会周辺は盛り上がっているときに、法学者がGなんかで学会やっ . . . 本文を読む
グターッとした日々を過ごしていたら、いつの間にやら、書籍卸業(つまりは問屋さん)売上4位の会社さんがトンでいた。それは先月26日のことだったかな。F社に行ったら、「じつはこういう噂が流れていて、社員の一人をその系列の書店さんに行かせて事情を聞いているところだ」とのこと。
で、その日の夕方のヤフトピに、その会社が民事再生を東京地裁に申請したと出たのかな。すぐに認可されたようで、その日の夜には、その会 . . . 本文を読む
先々月、極北の地の友人から手紙が届いていたのだけれど、行き違いがあったりして、入力をしていなかった。ようやく入力したので、アップしておこう。(腹巻)
5月20日
いきなりの夏みたいですが、急な季節の変化で体調を崩していませんか。闘病中の仲間たちが心配です。
お元気ですか。心配をおかけしましたが、私は連休中に「いっさい字を書かない。手首をいたわる」方針に大転換して読書三昧。推理小説、ノンフィ . . . 本文を読む