風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

進め、新企画

2006年06月30日 | 出版
今週は、やることが多くてあっという間に過ぎた。オヤジから指示されたことがなかなか消化できないため、オヤジの溜息を聞くのがつらい。 社会人になると時の流れがはやく、あっという間に腹巻オヤジの歳になるのではないかと思いビビる。ただただ歳を重ねるのではなく、時間の流れに比例してマタンゴも成長すればいいのだが。 昨日の分に書き損ねたが、予定より一日早く、今月の新刊『わんっ!daフルスマイル』の見本が製本 . . . 本文を読む

腹巻オヤジ、大恥をかくの巻

2006年06月29日 | 出版
ジャーン、発表いたします。 風塵社では「うたうぬりえ帖」の新シリーズで、月ごとのぬりえ帖を8月から刊行することにしました。8月刊行分は、「9月」「10月」、以降偶数月に2カ月分ずつの発売を考えています。 本日はその推薦をお願いしようと、生活とリハビリ研究所(略称リハ研)代表の三好春樹さんの事務所に、著者のあきやまさん、腹巻オヤジとうかがった。三好さんはこちら側の依頼を快く受けてくださったうえ、さ . . . 本文を読む

夏服980円

2006年06月28日 | 出版
昨夜は学生時代のゼミの飲み会にフラリと出席したのが、ついつい調子に乗ってしまい、終電を逃してしまっていた。マンガ喫茶で居心地のよくない仮眠を取ってから出社。定時にだいぶ遅れてやってきたオヤジが一言、「マタンゴ君、かなりお肌が荒れていますねえ」。 そして、日が昇るほど暑い、暑すぎる。今日一日で何本ペットボトルの水を買ったんだろう。飲んだ分だけ汗になるのにやめられない。 今日は川越~所沢を営業で回った . . . 本文を読む

北尾トロさんの『危ないお仕事!』

2006年06月27日 | 出版
新潮社から北尾トロさんの新著『危ないお仕事!』(新潮文庫)が贈られてきた。この関連書『怪しいお仕事!』(現在新潮文庫、元はOH!文庫)がもともと風塵社から刊行した『怪しい人びと』を文庫化したという縁からだ。 『怪しい人びと』はセールス的にはサッパリだったらしいが、文庫化したらロングセラーとなり、新潮社がOH!文庫を廃止したあとも新潮文庫本体に収まることになった不思議な本だ。 『危ないお仕事!』でも . . . 本文を読む

マタンゴ歩いても棒にも当たらず

2006年06月26日 | 出版
雨の日はひたすら眠いマタンゴなのだが、土日に休養をたっぷりとったからか、目はギンギン見開いているし朝から変にテンションが高い。それを見た腹巻オヤジが、「マタンゴくん、生理中だからテンションが高いのか」と朝からトンチンカンなセクハラ発言。この世の女性すべてが同じかどうかはわからないけれど、生理中はどちらかというとブルーな人が多いと思う。 今日は日ごろお世話になっているF社へお届け物をしてから、神田 . . . 本文を読む

出版営業に翻弄されるマタンゴ

2006年06月23日 | 出版
都内の書店さんからまわりはじめた営業も徐々に首都圏へと行動範囲を広げ、ハードな地方出張を2度経験し、最近は担当さんを前にしても心臓がバクバク鳴ることはなくなった。当初は緊張のあまり手に汗をにぎり、何から話したらいいのかわからなくなるほどだった。先行きが不安で自分の営業スタイルを確立しようと試行錯誤するのだが、はじめのころは空回りばかりしていたように思う。それでも顔見知りの担当さんが増えると、そこで . . . 本文を読む

印刷所見学

2006年06月22日 | 出版
今日は『わんっ!daフルスマイル』の刷出に立ち会う腹巻オヤジと作家のCHARA☆Bさんのお供で、新潟・長岡にある吉原印刷株式会社の本社工場までうかがった。こちらは、大人計画の「七人の恋人」の附録の絵本(宮藤官九郎著・非売品)の製作もされている、印刷技術には定評のある印刷所。マタンゴにとっては、しっかり工場見学をして印刷工程を勉強しようと意気込む一日。 朝7時半、東京駅内銀の鈴前に集合し、新幹線で移 . . . 本文を読む

困った腹の肉

2006年06月21日 | 出版
横浜へ向かう電車内で座席にいたオジサンが降りぎわに、「ここ座りなさい」と自分が座っていた席を案内してくれた。特に苦しそうな顔をしていたわけでもないのに、と不思議に思いながらも腰掛けた瞬間、自分の腹がベルトで締め付けられて苦しいことに気づく。そうかマタンゴは妊婦さんだと思われたのかもしれない。入社時に買ったスラックスが最近ギュウギュウなのだった。仕事が終わったあと(しばしば終わる前から)のアルコール . . . 本文を読む

大人の塗り絵フェア@新宿南

2006年06月20日 | 出版
新宿駅構内を歩いていたら、突然罵声が聞こえてきた。何事かと思って振り返ると、ギャル男くん(今もそう呼ぶのかな)が警察官3人組に取り押さえられていた。大声で叫びながら抵抗するギャル男を3人がかりで床に押し付けているさまは迫力があった。そのすぐ横で、何事もないかのようにオッチャンが眠りにふけっている。オッチャンにとってこんなことは日常茶飯事で、なんてことのない穏やかな昼下がりなのだろう。 今日は日差し . . . 本文を読む

猫本フェア

2006年06月19日 | 出版
脱力系マンガ『きょうの猫村さん1』が30万部を越えるベストセラーとなり、待望の続編がついに先月末に刊行されたそうだ。 これまで営業でうかがった先々の書店で、書店員さんのお手製と思われる猫村さん型の看板が飾られ、『きょうの猫村さん1・2』がドドンと平積みされているのを見てきた。今日うかがった渋谷の文教堂書店さんでも、入り口から入ってすぐ右手で『きょうの猫村さん1・2』をドーンと平で積み、その周りを囲 . . . 本文を読む

赤瀬川原平サイン会@新宿紀伊國屋本店

2006年06月17日 | 出版
出張前からずっと楽しみにしていたことがあった。 出張前に営業でうかがった新宿紀伊國屋本店さんで見たポスター「赤瀬川原平サイン会」。 原平さんの熱烈なファンであるマタンゴ(特に『鏡の町皮膚の町』(筑摩書房刊)が好き)は、即座に新刊『祝!中古良品』(KKベストセラーズ刊)を買い求め、サイン会(本日17日開催)に応募していたのであった。 おかげで、出張で辛いことがあろうと、そのことを思い出すと急に心が晴 . . . 本文を読む

出張最終日(続)

2006年06月17日 | 出版
6月16日(金) 昨日から続く雨でどんよりした曇り空の仙台。 チェックアウトを済ませホテルを出ようとした瞬間、聞き慣れた声で呼びとめられる。振り返るとP舎のガンチャン(マタンゴと同期入社、♂)の顔が見えた。ロビーで朝食をとっていたところのよう。久しぶりに本郷村の人に会うことができてホッとする。出張の状況を話していたら、朝の忙しさと不安が入り交じった空間に、スゥーっとゆとりが生まれる気がした。もう少 . . . 本文を読む

出張最終日

2006年06月16日 | 出版
朝仙台を発ち、福島・郡山を東北新幹線で南下しながら回る予定であった。ところが本日は日ごろの行いの悪さが祟ったのか、ほとんど担当者に会えない。そのため、予定よりも早く終わってしまうが、数字は上がらない。 困り果てて会社に電話を入れると、「宇都宮を回って来い!」と腹巻の罵声。 「えー、たった今東京までの特急券を買っちゃったんですけど」 「至急、払い戻せ!」 腹巻の人使いの荒さは、最終日であっても、どん . . . 本文を読む

仙台営業(続)

2006年06月16日 | 出版
6月15日(木) 昨晩無事仙台に着陸することができた安堵感から緊張がほぐれ、久々に深く眠れた。 今日はまずJR長町駅から歩いて10分ほどのところにある西友へ向かう。ここに紀伊國屋さんが入っているのだが、事前に『うたうぬりえ盤』などの受注をFAXでいただいており、見やすくディスプレイしてくださっていた。担当さんにお礼をいって、新刊のご案内をする。 今日はマタンゴ、仙台で大恥をかく。 仙台行きの電車で . . . 本文を読む

仙台営業

2006年06月15日 | 出版
三陸沖の魚の餌になることなく無事仙台に入ったマタンゴは、冷めやらぬ緊張のためまたまた眠れぬ夜をすごし、寝不足の朝を迎えた。ホテルの「無料食べ放題」というトーストとコーヒーを可能なかぎり腹に収めながら西の方角を眺め、こちらに向かってくる雨雲に今日の結果を感じる。 その雨雲の遥か先、東京・本郷ではどうせみんな二日酔いなんだろうと日常のアホさ加減を振り返りつつも、あと二日でその日常にもどれるかと思うと安 . . . 本文を読む