朝、6:00に眼が覚める。起き出して目覚ましのスイッチを止めてから、布団にUターン。ようやく布団のぬくもりが恋しい季節になってくれた。9:20から近くの体育館でやっているヨガのスクールに妻と行かなければならないので、8:00前まで寝てればいいやというわけだ。しかも、ヨガの前にご飯なんて食べてしまうと、ヨガをしながら食べたものが逆流しそうになる。なんでも、始める2時間ほど前から、食べるのはよしといた . . . 本文を読む
(承前)
「そういえば、N君がさあ、いつも『気流の鳴る音』を読め、読め言うから、『真木悠介著作集』全4巻、全部読みましたよ」
「あっ、そう。どうだった?」
「うーん、なんていうのかなあ、あのフユウ感には違和感を覚えたんだよね。ああ、フユウって、富裕じゃなくて浮遊の方ね。頭のいい人だなあとは感じたけれど」
「それはしょうがないじゃん。東大の教授だもん」
「N君は全部読んだの?」
「読んだよ。1巻目が . . . 本文を読む
あ~ぁ、金がねえなあと、一日ポッカ~ンとしていたら、日が暮れていた。困ったなあ、事務所の家賃の更新もあるし、どうやってお金を作ろうかなあ。まったく当てが思い浮かばないけど、どうしよう。などとこの先を案じているところに、旧友のN氏から電話がかかってきた。
「いやあ、腹巻さんさあ、ちょっと相談に乗ってもらいたいんだけど」と、やけに神妙な声で切り出した。
「金ならないよ」
「ワハハハ、腹巻さんに金がない . . . 本文を読む
とある日、背広を着て会社へと向かっていた。自宅から歩いて池袋へ、そこで丸の内線に乗ろうというわけだ。池袋駅の構内を歩いていると、バンダナを頭の前方に結んだ南米系のような感じの女性が人通りの中をぽつねんと立っている。そして、小生と目があってしまった。すると、満面の笑みを浮かべて小生に話しかけてきた。
「ヤベッ、面倒くせえなあ」というのが、小生の正直な感想だ。それにしても何歳くらいの方だろうか。それな . . . 本文を読む
日本シリーズが始まっちゃったけれど、ゆっくりテレビにかぶりついている時間的余裕がない。新刊『白組読本』を24日には入稿予定なので、その最終チェックに追われている。それと数日前に述べた〓〓〓〓〓も24日には原稿がすべてそろうことだろう。アレ?こっちはいつ入稿するんだっけ?忘れちゃった。そのうえ、新刊の事前注文が入っていない書店さんには営業に行かないといけないし、白組さんが配布用の注文書も作ってくれと . . . 本文を読む
現在公判中の未知の友人からの手紙が某氏に送られ、こちらに転送されてきたので、またまた勝手に転載。
文中「三派系」とは三派全学連の略で、「三派全学連」とはなんであるかはググってください。(腹巻オヤジ)
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(前略)今日は「10・8」59年ということになります。
10・8といっても何のことだ(?)と思われるかもしれませんが、私にとって . . . 本文を読む
例によって、極北の地にいる友人からの手紙を勝手に転載(腹巻)。
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いきなりの秋本番、お元気ですか。
塀の中では、春や秋を実感する日が短くて、夏と冬がやたら長く感じられるのですが、ついにこの国の「刑務所化」は、季節にまで及んでしまったのかという感じですね。急激な変化に体調をこわさないでと願っています。
このところのうれ . . . 本文を読む
ようやく涼しくなってきたなあと天候に感謝していたら、夜になると涼しいどころか寒くなってきた。タオルケット1枚でのうのうと寝てなんていられない。押入れから綿布団を引きずり出し、それをかぶって寝ることになる。そのうち四季なんてなくなってしまい、暑期と寒期だけになってしまうのだろうか。
夜半、妻が小用に起き出す。それにつられて、小生も目が覚めてしまった。すると背中に痛みを覚える。腰上から10センチほどの . . . 本文を読む
いつの間にやら10月に入っている。今年も残すところ3ヵ月を切ったというわけだ。ここまで来たら、弊社も次の新年を迎えたいものである。それにしても、もう10月か。ついこの前に忘年会をしたような気になっていたのに、もう今年の忘年会のことを考えないといけない。今年の鍋はどうしよう。
しかも10月だというのに、台風の影響でクソ暑い。マユコが涼しげに、「きょうは暑くなりそうですね」と他人事のようにアナウンスを . . . 本文を読む