風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

福岡へ(10)

2018年12月29日 | 出版
キャナル・シティって、小生がまだ福岡にいたときに造られたのだっけな。忘れちゃった。かつては大きな書店が入っていたこともあり、何回か訪れたことはあるけれど、なんでキャナル(運河)なのかその由来を知らない。建物の前には水場だったかが広がっていて(といって運河という雰囲気ではなく)、どことなく東京ドームのラクーアに雰囲気が似ている。同じような建物の色だからなのだろうか、それとも、設計会社が同じところなの . . . 本文を読む

福岡へ(9)

2018年12月28日 | 出版
博多駅を前にしたところで、話がずいぶんそれてしまった。筑紫口から駅ビルを見上げ、こりゃまた、立派なものができたばいと驚いてしまったわけである。どこのおのぼりさんだ。そういえば、京都駅も建て替わってから見ていない。建て替え後、一度京都駅に行ってはいるけれど、新幹線口から出てアバンティの地下でS氏とビールを飲んだだけで終わり、表側を見ていないのだ。それはともかく、筑紫口から博多駅に入った。すると、前と . . . 本文を読む

福岡へ(8)

2018年12月27日 | 出版
河村さんという方を含め、本日、2名が死刑執行されてしまった。そのため、小生が以前記した河村さんの本の書評記事が検索でヒットされてしまい、このブログへのアクセスが極端に増えている。なんだか迷惑な感じもしてしまい、もう閉鎖しようかなあと思う。それにしても、年間15名が処刑されるとはとんでもない話だ。日本はオウム化しているのだろうかという気もしてくるが、そのオウム化の内実をもう少し考えなければ、文章には . . . 本文を読む

福岡へ(7)

2018年12月26日 | 出版
筑紫通りを博多駅に向かってブラブラ歩いていく。空は薄曇りでいささか肌寒いものの、スーツ一丁でもなんとかしのげそうだ。右手にコマーシャルモール博多なんていう商業施設があり、ユニクロやらT書店が入っているようだ。昔はこんなのなかったなあと思いつつ通り過ぎる。そのうち山王公園に着いてしまった。 学生のとき、日給5000円だったか5500円でこの公園の裏にある調理器具の問屋さんでひと月ほどバイトをしていた . . . 本文を読む

福岡へ(6)

2018年12月21日 | 出版
さて、筑紫通り某所で某相談。といって、小生がすることはまったくない。その場でポッカーンと話を聞いているだけ。ヘタに口なんかはさまない方がいい状況であるから、そろそろ昼飯食べたいなあと言い出したいのをがまんしつつ、話が終わるのをジーッと待つしかない。それでようやく話が終わってみれば、もう14:00近い。 その相談していたところの裏には神社があり、小生が若いころ世話になったTさんのご実家じゃないかと妻 . . . 本文を読む

福岡へ(5)

2018年12月20日 | 出版
福岡空港に沿って走っている道路は空港バイパスと呼ばれ、そのうえを都市高速が通っている。博多駅から南進する幹線道路は筑紫通りと呼ばれる。小生らはその筑紫通りの某所に行きたいのでタクシーに乗り込んだ。車窓からの光景は、30年ほど前とほとんど変わっていない。福岡はずいぶん変わったと聞いていたので、なんだか不思議な気分だ。 どこだったか、二又瀬交差点の近くだったか思い出せないが、確か、安くてベラボーに美味 . . . 本文を読む

福岡へ(4)

2018年12月19日 | 出版
自己内省的な話はさておき、ようやく福岡空港に着いたものの、とにかく腹が減っている。妻も同じ境遇にある。そこで朝ごはんを食べられるところを探したら、「やりうどん」なる名称のお店が目に留まり、博多うどんならばはずすこともなかろうとそのお店に入ることにした。繰り返すが、所詮は空港内に入っているお店である。本場の味でなくてもかまわない。とにかく、腹を満たすことがNo.1 priorityという状況である。 . . . 本文を読む

福岡へ(3)

2018年12月18日 | 出版
さて、腹が減った。4:00起きでなにも食べずに飛行機に乗りこみ、福岡にようやく着いたら9:30である。妻と一緒なので「孤独」ではないにしろ、まるでゴローさん状態だ。ところが、到着口を出てみると、どこにもお店などがない。そのまま地下鉄に乗って博多駅に出てからメシを食えという構造になっているようだ。しかし、それはちと困る。こちらは空港からタクシーで某所に向かう予定になっているのであるから、空港内で朝食 . . . 本文を読む

福岡へ(2)

2018年12月17日 | 出版
推測・能古島かなあという島を通り過ぎると、福岡市西区の市街地が目に入ってきた。そして笑っちゃうくらい近くに山が迫っている。つまり、海と山に囲まれたみみっちい平地に福岡市って広がっているんだと、改めて認識することになった。そこで妻に「山が近いなあ」と言うと、「関東平野が広すぎるのよ」げな。しかし、名古屋でも大阪でも、こんなに山が迫っている感じはしなかったぞ。神戸は確かに山が迫っているので、新幹線で新 . . . 本文を読む

福岡へ(1)

2018年12月15日 | 出版
某土曜日にある事態が勃発し、翌日曜日に妻と福岡へ急遽向かうことになった。福岡にはもう十数年は行っていないはずだ。最後にいつ行ったのかまで忘れている始末である。街がずいぶんと変わったというのは聞いているが、百聞は一見にしかず。せっかく福岡くんだりに行くのだから、中心部くらいはブラブラ眺めてみたいものだなんてのん気な気分がなくはない。しかし、結構きついスケジュールが待ち構えていた。 その件で2:00く . . . 本文を読む

年末をいかに乗り切るか 2018

2018年12月07日 | 出版
あ~ぁ、もう12月だ。つい先日まで暑い、暑いと愚痴をこぼしていたというのに、2018年ももう終わりとなる(ついこのあいだまで2017年であり、いまだに2017と記しそうになる自分がいる)。ここまで来たら、なんとか年を越したい。しかし、来年なら展望が開けるのかと自問自答すれば、これまたたいしてよさそうなこともなさそうだ。先日、A監督に「おまえのとこの本、売れているのか?」と質問され、「いやあ、なかな . . . 本文を読む

鎌倉へ(3)

2018年12月04日 | 出版
JR北鎌倉駅前の中華屋さんで天津丼を注文し待っていると、ようやくお出ましとなる。ところが、たれも餡も載っていないのだ。玉子焼きにうっすらスープ状のものをかけてからご飯に載せているだけ。へー、こんなの初めて見た。どんなものかと、スプーンで一口分をすくい、口に放り込んでみる。すると、塩加減が絶妙で玉子独自の甘さしか感じない。こんな天津飯があるんだと感心した。なかなかに美味しい。そこで壁に貼ってあるメニ . . . 本文を読む