風塵社的業務日誌

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電気ポット

2011年02月23日 | 出版
数日前(といっても2週間ほど前?)にビラが投函されていて、小生の自宅の付近でドラマのロケを行うので、少々お騒がせするかもしれないけれどよろしく、みたいなことが書かれていた。どうでもいいことなので、そのまま忘れていた。確か、尾崎豊のドラマであったけど、どこの局なのかも覚えていない。それに尾崎豊に関心もないし、そもそもが小生には関係のない話だ。
ところが、そのドラマの主人公をナルミヤクンが演じるらしい。そのナルミヤクンなる人物を小生は知らないし、どうせこれまた関係のない話だ。ところが、本日がその撮影日(らしい)。そのうえ、ドラマの主役をナルミヤクンが演じると、新聞のテレビ欄にでも書いてあったのだろう。おかげで妻がうるさい。というか、うっとうしい。「エー、ナルミヤクンが主役をやるんだ。いい配役だと思うよ。ここでロケするんなら見にいきたいなあ」。勝手に行ってろ、ボケ。そんなことより、中東情勢のほうがよっぽど気になるわい。だいたい、ナルミヤクンって、どこの国の人だ?
ようやく、妻がご出勤あそばされ、こちらも会社に向かおうかと思うのであるが、ボケーとテレビで中東情勢を見ていたのがいけなかった。気が付けば8:00を回っている。あわてて8:10に家を出て、本日も走って会社まで行くことにする。少し遅い時間なので、歩行者も少なくなっているだろうと判断し、池袋大橋を渡ってからいつもならば豊島郵便局へと向かうところを、六つ又交差点へ出てそのまま春日通りを走ることにする。多分、このルートの方が短いと思うのだけれど、歩行者が多そうなのでこれまで遠慮していた。
しかし、8:30ころこの通りを走っても、歩行者はそれほどの量ではない。ただし、大塚公園の向かい側あたりは、歩道が急に細くなってしまっていて走りずらい。坂下通りを走るのと一長一短だなあと思わざるをえない。ともかくも、9:10無事出社。例によってパンツ一丁となり、そのままタオルで汗を拭くけれど、まだそれほど汗をかくような季節でもないので、乾布摩擦とどうちがうのかよくわからない。
そういえば、うろ覚えの知識なのでいまいち自信がないのであるけれど、小生のジョギングルートに位置する大塚公園、礫川公園、F社の近くにある元町公園というのは、関東大震災ののちに造られた公園で、防災施設としての役割を目的としつつも、どこかモダンな噴水やテラスが当時の面影を伝えているという話であった。確かに、最近作られた殺風景な公園とはちがい、花壇もなんとなくバロック調で目を楽しませるようになっている。大正ロマンか昭和ロマンなのかはわからないけれど、当時の東京の都市設計の思想が現代とはちがっていたのだろう。
さてさて、こちらは「救援ノート」(救援連絡センター発行)をやっつけてしまわないといけない。昨日、目次ページのDTPをやっていて、途中で力が尽きてしまった。目次を作るのって、結構大変なんだよね。とりあえず、なんとか形にし、そこに実際のノンブルを当てはめていく。途中、ああじゃこうじゃと電話が入り、こちらも思い出したようにああだこうだと電話を入れていたら、早くもお昼となってしまう。
お米を炊飯ジャーにセットしてから、近くのスーパー加賀屋で、痛んでますというバナナ(150円)とブリの刺身のパック(240円)を購入。某日、弊社内で某会議を行ったとき、「魔法瓶がない、魔法瓶がない」と小生が愚痴をこぼしていた。すると、それを聞いたSさんが一昨日、「これを使って」と電気ポットを持って突然現れた。いやー、どうもすみません。ありがたく、使わせていただきます。芋焼酎を飲むときに、ポットがあると助かるのである。
午後は、「救援ノート」の表紙デザインの仕上げ作業である。ところがこちらのコピー機の調子が悪く、センターのSさんから預かっているイラストのスキャニングができない。ちょうど眠くもなっていたところなので、ヨガマットをひいてしばし休憩することにする。気持ちよくウツラウツラしていると、コピー会社の人が現れる。人が気持ちよく寝ているところジャマするなよ、なんてことを言ってはいけない。スキャンデータを、こちらのパソコンでも受け取れるようにしていただき、ついでにイラストのスキャンも済ませた。
そこで、仕上がったデータをpdfファイルに落とし、センターに送信しておく。それにしても、「逮捕される前に読んどく本」というサブタイトルがなんともおかしい。一般の人は逮捕なんて関係ないと思っているから、「逮捕される前に読んどく本」を手にする人というのは、よっぽどの人だぞ。しかも、その制作を承っている弊社も、よっぽどの会社だぞ。なお、本書は一般の書店では取り扱っていません。ご希望の方は、直接、救援連絡センターか新宿模索舎まで。
やれやれ一丁上がりというところで、17:00過ぎにHさんから電話。某原稿の戻しを渡したいけれど、ちょうど巣鴨方面に今から出かけるので、途中の三田線水道橋駅か春日駅で落ち合えないか、と。それでは水道橋駅の春日側の改札でお待ちしていますと答えて、自転車で向かうことにする。以前いた場所から水道橋駅は近かったけれど、現在地からは少々距離がある。だけど、自転車で向かえばたいして時間はかからない。18:00前にHさんと無事落ちあい、原稿を受け取る。
もどってから、また、あちこちから電話があるけれど、書くのも面倒なのですべて割愛。

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