風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

優等生は苦手なの

2012年09月29日 | 出版
非国民のくせに、またノコノコと官邸前デモに向かうことにした。今回は久しぶりに議事堂前に行ってみる。その周囲の人たちからなんとなく代々木の臭いが漂ってくるけど、それは勘弁してやることにしよう。以前は小生も可愛いもので、そんなことを全然気にしなかったけれど、老化とともに最近はなんとなくそういうレーダーが勝手に回るようになってしまった。齢を重ねるということは、そういうことなのだろう(代々木という左翼用語 . . . 本文を読む

『創世記』を読む

2012年09月27日 | 出版
少しばかり思うところがあり、旧約聖書でも読んでみようと思い立った。ガキのころ、『旧約聖書物語』のようなくだらないガキ本を読んではいるはずで、それで「エデンの園」や「ノアの箱船」伝説は知っていたけど、それ以上のものではない。おそらく、多くの人の旧約聖書理解も似たようなものだろう。 そこで書店に行き、『旧約聖書』という文庫本を探してみたけど、そんな本ありゃしない。こういうのって、宗教の棚に行かないとダ . . . 本文を読む

友人からの便り

2012年09月24日 | 出版
 長い長い夏が、まだ終わりそうにありません。お元気ですか。[中略]も、走り回っている友人たちも、暑さは私以上にこたえているだろうと思うのに、みんなの元気とがんばりに励まされています。  反原発の持久的で多様な運動の広がりには、目を見張るものがあります。さすがに鉄面皮を決め込んでいた野田政権も、少しずつ「反対」の声を無視できないことを自覚し始めたように見えます。でも、敵はしぶとい。考えられない以上の . . . 本文を読む

霞ヶ関で

2012年09月15日 | 出版
先週は来客があり酒を飲んでいて行けなかったけれど、昨夜は霞ヶ関へ向かう。本日は、官邸方面に行ってみることにする。議事堂前と違って、こっちは歩道ばかりで、ミニ集会ができるようなスペースがない。そのため、スピーチをしている人がいても、先頭の方がどうなっているのかさっぱりわからない。抗議の声を上げに来ているだけであるから、別にわからなくてもそれは致し方ないことだとはわかっているけれど、しかし、少しつまら . . . 本文を読む

友人からの便り

2012年09月13日 | 出版
米国在住の友人から手紙が届いたので、それで本日はお茶を濁すことにする。 (前略)  以前いた「犬小屋」は元々は死刑囚房区。死刑囚たちは原則23時間房内で運動時も天井もおおわれたケージ…。でも日本のよりはずっとマシ。ある時(手違いで?)、死刑囚房区用の購入用紙が配られたのだけど、私らのそれとほぼ同じ。アイスクリーム、各種のインスタント食品、かみそり、裁縫用具などなどもリストアップされてる???   . . . 本文を読む

サッカーを見る

2012年09月12日 | 出版
◎「陸軍登戸研究所」今後の上映予定 11/3(土)千葉県長生郡一宮町(風船爆弾の発射台があった) 12/8(土)明治大学生田校舎(明治大学平和教育登戸研究所資料館を併設) 近々、製作委員会のHPを立ち上げるそうなので、くわしくはそちらをご参照ください。 さて、昨日、帰りがけにコンビニで缶ビールを2本買い、サッカーのイラク-日本戦にかぶりつくことになる。当然ながら試合開始前の君が代斉唱は、小生にと . . . 本文を読む

『陸軍登戸研究所』

2012年09月10日 | 出版
弊社から『読むドキュメンタリー映画 2001~2009』を著されている楠山忠之さんが、長年をかけて制作されたドキュメンタリー映画が完成された。題して『陸軍登戸研究所』。弊社もそのパンフ作成のお手伝いをしたところから、映画上映会にご招待された。そういうわけで、9/8(土)、明治大学のリバティ・タワーへとのこのこ向かう。会社の近くでの上映会というのは、大変に助かる。 しかし、問題はそこにはない。その映 . . . 本文を読む

勝手に転載

2012年09月08日 | 出版
鹿砦社・松岡から緊急のご報告です。 この間もお知らせしましたように、広瀬隆、蓮池透、北村肇、山本太郎、日隅一雄氏(インタビュー直後逝去)らにもご協力いただき“究極の反原発本”を目指し製作中だった『タブーなき原発事故調書~超A級戦犯完全リスト』が出来上がりました! 昨日(9月6日)取次各社に新刊委託の見本出しを行いましたが、昨年の『東電・原発おっかけマップ』に引き続き、ほぼ新刊委託配本拒否を通告 . . . 本文を読む

On the Road

2012年09月05日 | 出版
そう言えばというか、1年ほど前のことになるが、旧友のN氏から、NY土産だと言って、ケルアックの「On the Road」Tシャツをもらった。こんなTシャツがあるんだと感心し、「へー、『On the Road』好きなの?」とN氏にたずねたら、「いや、読んでない」とのこと。よかった、よかった。 『On the Road』は、現在は新訳も出ているらしいが、小生は持っている文庫本版をこれまで2回くらい読も . . . 本文を読む

『ネットと愛国』を読む

2012年09月03日 | 出版
日曜日。久しぶりに朝から涼しい。ついつい起き上がれず、ゆっくりゆっくり寝ることになる。ようやく布団から這い出し、朝食を食べてから、某所へと出かけることにする。外は今にも雨が降ってきそうだけれど、まあ、なんとかなるだろうと思ったのが間違いだった。椎名町から立教大の裏に抜けようとしたら、ポツン、ポツンと雨が落ちてくる。まずいなあと思っているうちに土砂降り。 動くに動けず、マンションの軒先で雨宿り。する . . . 本文を読む

音の力

2012年09月01日 | 出版
昨夜も首相官邸前へ。霞ヶ関に着いてみれば、18:00を少し回っている。外務省を回って議事堂方面に歩いていくと、太鼓の音が遠くから響いてきた。やけに元気そうだ。それでは今日は、官邸前に行ってみるかと、外務省の裏を左折。しばらく歩くと、官邸方向からデモ隊が下ってきた。 いつも、定点的に気勢を上げているだけだったので、今回はデモにくっついて行くことにする。金融庁と財務省の間の坂をデモ隊は下っていく。先頭 . . . 本文を読む