わりと最近のことではあるけれど、いつからなのかは明確に覚えていない。気がついてみれば、老眼が進行していて、本やゲラが読みにくくなっていたのだ。日常的には近眼用のメガネをかけているので、それをはずして本を読もうとしても、焦点がなかなか合わなくなりどこかボヤけて見えてしまう。某氏から預かった論文をOCRで取り込む作業を始めたら悲惨なものであった。論文の活字が読めなくて、メガネをかけたりはずしたりと、そ . . . 本文を読む
ある日、「トランポリンをしたい」と妻が言い始めた。なんのこっちゃと、当然、思う。「今度の日曜日、区の体育館でトランポリンの初心者向けガイドレッスンがあるんだけど、それに参加したい」「ああ、行けば」「あんたも付いて来るの！」。なんだよ、面倒くせえなあ、日曜の午後といえば、こちとらかぶりつきで囲碁を見なければならないのだ。なにがトランポリンだ。しかし、こちらは憐れな子羊にすぎない。絶対神ツマーの命令に . . . 本文を読む
弊社が位置する本郷３丁目界隈には大きなスーパーがない。スーパーどころか、大きな商業施設がそもそもない。それはそれで、個人商店がいまだにがんばっているということであり、決して悪い話ではないだろう。しかし、消費者の側にしてみれば、たいがいの買いものが１軒ですむスーパーがあった方が便利ではある。といって、スーパーがないわけではない。マルエツプチくらいはある。それも、本郷通りをはさんで２軒もあるのだ。そし . . . 本文を読む
朝からぐずついた天気だ。目覚めが悪い。何回も記していることだけれども、当方は、低気圧だと意欲も能力も低下してしまうダメ人間なのである。とにかく眠い。その、たるんだおのれに活を入れるべくジョギングで会社に向かおうかとは思ったけれど、曇り空を見上げ、歩いていくことにした。いつ雨が落ちてきても不思議ではないので、逃げ道のある方がいいだろう。それにしても、池袋から本郷までを徒歩でこんなに移動しているやつも . . . 本文を読む
ある日、夢を見た。目が覚めると、どんな内容だったのかを思い出せないが、なにやらSFチックで楽しい系だったように覚える。いつ以来だろうか、いやな夢ではなかったのは。この10数年、ずっと悪夢にうなされ続けさせられているような気がする。苦手なものと出会ってもがいたり、さいなまされたり、苦しんだりという内容ばかりだった。もしかして、小生の精神状態が上向いてきたということなのだろうか。それならばありがたい話 . . . 本文を読む
難波に向かう前、新世界のお土産屋さんをのぞいてみたら、大阪府知事の顔が描かれたＴシャツが売られている。こんなもん、なんで作るんだというのが率直な印象であり、また、小池都知事と同じくコロナ騒動で株を上げたといわれる府知事がそもそも気にくわない。しかもそのうえ、旧友Ｎ氏の出身学部の後輩とくるから大笑いだ。本当に、くだらないやつら（Ｎ氏をのぞく）ばかり排出しているクソ大学であることよ。
その向こうにあべ . . . 本文を読む
御堂筋線動物園前駅で降りる。構内の掲示板を見れば、通天閣までさほど遠くはなさそうだ。地上に出て、どこが有名なジャンジャン横丁なのかわからないが、飲食店の並んでいる狭いアーケード街を抜ければ、これまた立ち呑みの串かつ屋ばかりが密集している一角となる。しかもまだ10時前というのに、営業しているお店はどこもけっこうな賑わいである。このあとの予定がなければ、小生も朝ビールくらい飲みたい気分になってしまう。 . . . 本文を読む
居酒屋でＮ氏と酒を飲んでいる途中、尿意をもよおし小生はトイレへ。その間にＮ氏は会計を済ませており「ウイスキー飲みに行こう」と言いはじめた。「お勘定すませてもらって申し訳ない」とＮ氏の後ろについていく。近くのバーに移動。「なにがいい？」とＮ氏に聞かれて「ジャック・ダニエル、ダブルで」と答えたら、お店のかたが「うちはもともとトリスバーだったので、サントリーの取り扱いしか置いていないんですよ」げな。「あ . . . 本文を読む