風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

21円

2011年05月19日 | 出版
某月某日、会社について朝一番に銀行残高を確認すると、4千9百なんぼ、当座残高の不足が出ている。あれ、しまった、計算違いをしていたかと、小切手の耳で支払を確認してみると、Y運輸の8千なんぼという支払を忘れていたことに気がつく。幸い、普通口座の残高がちょうど5千円ちょっとだったので、そのまま5千円を当座の口座に移しておいた。 やれやれと、当座の入金帳をATMにつっこみ残高を確認してみると、なんと、当座 . . . 本文を読む

Midnight Rambler, Again

2011年05月18日 | 出版
某月某日、某出版社の某企画で打ち合わせがあり、小生もノコノコと出席させていただく。その後、例によって酒を飲みに行くわけであるが、たまたま隣りに座っていたかたが小生の高校の先輩とわかり、久しぶりに「山ザル」という言葉を聞いて懐かしさを覚える。それが原因というわけではなく、多分、日頃の鬱積がたまっているせいだろうけれど、バカみたいに酒を飲んで、途中から記憶がなくなっている。 お店を出てから、「どうもあ . . . 本文を読む

『ブラックスワン』

2011年05月16日 | 出版
映画『ブラックスワン』を劇場に観にいった。劇映画を観るのは、本当に久しぶりで、いつ以来のことなのだろうか。最後に観た劇映画がなんだったのかも覚えていない。それで、この『ブラックスワン』、指先を切ったり、爪が割れたり、顔にナイフを刺したり、生理的に痛いシーンが結構多く、そういうのが苦手な小生は、そのたびに「ウワッ」とか言いながら目をそむけてしまう。でも、なかなか面白い作品であった。多分、だれもこんな . . . 本文を読む

核報道をめぐって

2011年05月12日 | 出版
米国の極北の地にいる友人から手紙が届いた。何も書く気力がわかないので、例によって勝手に転載してしまおう。(腹巻)  3・11大地震(一般的に使われている呼称になにかあいまいなものを感じるので、私はこのように言うことにします)による原発事故で、企業・政府・メディアなどが作り上げてきた安全神話が完全に崩れ落ちましたね。元々、絶対安全なものならば、最大の需要地、つまり大都市圏に建てれば良い。そうすれば . . . 本文を読む

対話篇

2011年05月10日 | 出版
本郷村の村長さんに、ある組版の仕事を頼まれた。その仕事をシャカシャカと先月の某日に終らせ、初校ゲラを村長さんに渡しておいたまま連休明けとなった。そこで、校正を入れたゲラを抱えて村長さんが弊社にご訪問あそばされた。ゲラの直しについて、ご老体のイライラするような、回りくどくかつしつこい説明を受けて、とりあえず仕事の話は終わり。そこで村長さんは、小生がこれまで何回も聞かされた自説を展開し始める。 「どう . . . 本文を読む

塀の中の震災その後

2011年05月09日 | 出版
いろいろと疲れることばかりで、このブログの更新をまったく怠ってしまっている。そろそろなんとかせねばねえと思わなくないのだが、指先がまったく動いてくれない。そこに、極北の地にいる友人からまた手紙が来たので、またまた勝手に掲載してしまおう。(腹巻)  お元気ですか。  地震は続いています。福島原発はチェルノブイリ以上の「事故」により死土を生んでいます。東電や安全保安院の情報コントロールのせいもあるの . . . 本文を読む