風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

両親がボロアパートへやってくる

2007年06月30日 | 出版
昨晩、自宅までの道をトボトボ歩いていたら、足下に黒い物体を見つけ、思わず飛び越える。振り返って覗き込むとそれは蛙だった。男性のコブシほどある大きな蛙はジッと一点を見つめているだけで、マタンゴが興味津々に近寄っても、調子に乗ってLEDのライトを当ててもびくともしなかった。 今日は両親がはじめてマタンゴの新居へ遊びに来るので、朝から30分かけて入念に掃除をする。特にフローリングと違って畳は陰毛が目立 . . . 本文を読む

蒸し蒸し営業

2007年06月29日 | 出版
昨夜は仕事後に腹巻オヤジと『それぞれのファン研究』入稿の反省会と25日の締め日にしそびれた総括会議を兼ねて、21時過ぎに、一杯飲みに行くことになった。オヤジ主導のもと壱岐坂をテクテクくだり、着いた先は後楽園のHUBだった。オヤジがこの店を好む理由はただ一つ。レジで注文するセルフサービスのため、個別に頼むからおごりおごられの心配がないからだ。生ビールをガブガブ飲みながら、現在進行中の書籍や新企画につ . . . 本文を読む

本日『それぞれのファン研究』

2007年06月28日 | 出版
昨晩は『それぞれのファン研究』の入稿を控え、腹巻オヤジとマタンゴは最終確認作業にいそしむ。ところが目次作成に思いのほか手こずり、あっという間に時間が過ぎていく。途中、オヤジが買ってきてくれた1本の黒ビールを分け合い、ガソリンを入れる。23時を過ぎた頃には二人とも疲れ果て、帰宅。自転車立ちこぎで神楽坂を上がり、閉店間際の銭湯にすべり込む。タイムリミットは8分。まるでカラスの行水だ。 今日は朝っぱら . . . 本文を読む

『それぞれのファン研究』入稿間近

2007年06月27日 | 出版
昨日はせっかくの代休だというのに8時起床に習慣化されたカラダはスッと規則正しく目覚めてしまう。布団の中で1時間ほどゴロゴロ転がりながら、休日という至福のときを過ごす。9時には起床し、近ごろ悩まされていた肌荒れについて専門家の話を聞くため近所の皮膚科へ行く。しかし、リサーチせずに飛び込んだ皮膚科がヤブ医者だったのか、マタンゴが皮膚に対して神経質になり過ぎていたのかわからないが、どもり口調のジイサン医 . . . 本文を読む

マタンゴ代休をとる

2007年06月26日 | 出版
6月26日、6月に入って初めての休日をマタンゴは頂戴し、風塵社の第1社歌が「月月火水木金金」であることの意味を、ようやく身に沁みて感じることができた。 典型的な労働集約型の企業である風塵社に、労働者の権利などというものはないのである。 ちなみに、第2社歌は「逃匪行」。「いつまで続く泥濘ぞ~」と嘆きながらも、泥沼化した戦線をさらに泥沼化し、生き残りの賭けるのである。 . . . 本文を読む

読者の声から

2007年06月26日 | 読者の声から
こんにちは、倉敷の蟲文庫です。 このたびは北尾トロさんの「ぶらぶらヂンヂン古書の旅」をお送りくださり、ありがとうございました。 開店10数年目にして、ようやく古本とその周辺のことだけで食べられるようになりました。 先のことはわかりませんが、とりあえず嬉しいです。本当におかげさまでなんとかかんとかやっております。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (倉敷市の蟲文庫様から) . . . 本文を読む

使用済みの案山子

2007年06月25日 | 出版
今日は25日、締め日なので出荷に漏れがないよう注意しながら作業する。昨日のうちに準備しておいたので、慌てることなくスイスイ進む。 10時ころ、『それぞれのファン研究』に寄稿していただいているTさんが原稿を届けに来社。今日が締切日なのだ。原稿を受け取ったあと、雑談の中で腹巻オヤジがTさんにある疑問を投げかけ、これは検証の余地アリ!という方向に話が進み、新企画が立ち上がる。その頃同じく著者のNさんから . . . 本文を読む

平積みされた『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』

2007年06月24日 | 出版
昨夜は仕事後、夏服を取りに川崎の実家へ帰る。途中、東京駅で乗り換えの際に、丸善丸ノ内店に立ち寄り、新刊『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』(北尾トロさん著)の様子を見にいく。実は同書が取次搬入した20日以降書店に足を踏み入れておらず、棚の様子が気になってしかたがなかったのだ。書店が開いている時間に街をうろつけて嬉しい。文芸書フロアへ行くと、新刊・話題書台の向かいの棚にお目当ての『ぶらヂン~』がドドンと20 . . . 本文を読む

筋肉が痛い

2007年06月23日 | 出版
昨夜は、N広告社のIさんに誘っていただいたバドミントン会に参加するため、待ち合わせ場所の茗荷谷駅へ急ぐ。18時半集合でお約束していたのだが、出掛け際に社内でアタフタしたせいで5分遅刻してしまった。Iさんと同じくN広告社のかたと一緒に区立中学校へ向かう。以前、Iさんとスポーツの話しをしているときに、中学時代にバドミントンをやっていたことを話したのがきっかけで、今回誘っていただいた。 メンバーにはD心 . . . 本文を読む

バドミントンに行かねば

2007年06月22日 | 出版
昨日に引き続きP舎のかたがたは出張のため、舎内はとても静かだ。出荷作業を終わらせてから、今朝届いた『それぞれのファン研究』の著者校ゲラを確認し、組版データの修正をする。腹巻オヤジと一緒にゲラの最終確認をすると、一点マタンゴのミスを発見。その後、請負仕事の書籍で使用する図表の修正作業をする。最近、図表を作成する機会が多く、この作業にもだんだん慣れてきた。 カチカチ作業をしていたら、背後でお茶を淹れ . . . 本文を読む

小林敏也さんちのビワ

2007年06月21日 | 出版
久々に寝坊をした。フッと目が覚めて時計を見たら、9時10分だった。とりあえず腹巻オヤジに10分ほど遅刻する旨をメールする。顔を洗い、今の時期は日焼け止めをドパパと腕に乗せ塗りたくれば準備OK、キンカンをカバンに投げ入れいざ出発。朝の日差しは強烈で目がシパシパする。 昨日のうちにオヤジが『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』と『ヘンな本あります』(ともに北尾トロさん著)分の出荷準備をしてくれていた . . . 本文を読む

32度をこえる

2007年06月20日 | 出版
昨夜は24時には布団に入ったにも関わらず、深夜2時ころ茶羽ゴキブリに起こされる。「この睡眠障害め。不眠の元凶め。死ね、死ね、死んじゃえ」とボソボソ呟きながら、手狭な四畳半部屋で一人小さなゴキブリ追いまわす。ゴキジェットは強力なので、今のところ出会ったゴキブリを逃したことはない。しかし格闘後も心拍数はググッと上がったままだから、なかなか眠りにつけないのだった。 今日は待ちに待った新刊『ぶらぶらヂン . . . 本文を読む

眠眠打破

2007年06月19日 | 出版
社内に疲れが充満している。腹巻オヤジはいつになくカリカリしているし、マタンゴは全身がかゆい。会社勤めをするようになってからわかったのだが、わたしは疲れると皮膚が荒れるようだ。今度の代休に皮膚科へ行こうと思っている。 出荷作業をしようと倉庫を開けにいくと、タイミングよく返品を積んだ日販のトラックがやってきた。早いなあ、まだ9時15分だというのに。P舎I君とせっせと運ぶ。出荷作業後、『うたうぬりえ帖 . . . 本文を読む

金沢のあうん堂さんからお手紙をいただきました!

2007年06月19日 | 読者の声から
この度は、北尾トロさんの新刊『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』を贈っていただきありがとうございました。 トロさんの『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』を読んだことがきっかけで会社勤めを辞め、古本屋を始めた私にとって今回のトロさん金沢旅は感慨深いものです。本当に嬉しい一冊です。 ぶらぶらヂンヂン古書の旅風塵社このアイテムの詳細を見る . . . 本文を読む

睡眠奪うゴキブリ君

2007年06月18日 | 出版
昨夜は耳元のカサカサカサという音で飛び起き、電気をつけるとやっぱり枕元のまわりを一匹の茶羽ゴキブリが徘徊していた。ゾクゾクしながら、ゴキジェットを取りに流しへ行き、大嫌いな茶色い背中にソオッと近寄り、至近距離で噴射してやる。あっという間に氷のように固まるゴキブリを確認してから布団にもぐるが、ハラハラしている気持ちがおさまらずなかなか寝つけない。深夜2時の話だ。結局ほとんど眠れず、どうぜ眠れないんな . . . 本文を読む