風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

Holger Czukay

2006年08月31日 | 出版
午前中に印刷屋さんから簡易校正がFAXにて届き、念入りにチェックをする。 印刷屋さんにOKの電話をした後、腹巻オヤジが「本当に大丈夫なんだな、マタンゴ君」と念をおす。「これで何かミスがあったら、君は腹を切りなさい」 ひえぇ~!あれだけチェックしたのだから大丈夫だろうという気持ちとは裏腹に、何回確認してもまだどこかにミスがあるような気がマタンゴを襲い、焦り狂う。 14時に倉庫会社のNさんが返品を預 . . . 本文を読む

腹巻抜歯

2006年08月30日 | 出版
とうとう腹巻オヤジが親不知を抜き、ほっぺを押さえながら歯医者から戻ってくる。歯医者に通い始めてから1ヵ月ほど経つ。よく今日まで痛みに耐えたものだ。抜歯すると痛みとともに眠気にも襲われるようで、今日のオヤジの不機嫌さ加減はハンパじゃない。抜いた歯を見せてもらう。歯茎がはりついていて妙に生々しい。痛みに耐えかねたオヤジが、「マタンゴ君、女の子のたしなみを持ってるか? く・す・り」としんどそうな面持ちで . . . 本文を読む

トロさんと中央線

2006年08月29日 | 出版
昨日に引き続き風塵社の電話はプルルルルル鳴り響く。いつもなら居候先のP舎の電話のほうが忙しなく鳴っているのだが、今週はどうも我が社の電話が騒がしい。しかし、大忙しなのは腹巻オヤジだけ。マタンゴは電話に出ても、すぐさまオヤジに代わる交換手でしかない。早くマタンゴも手伝えるようにならねば。 そして、今日もまたトラブル発生!『うたうぬりえ帖』新シリーズ製本の際に、横(この業界では左右と呼ぶ)の長さが76 . . . 本文を読む

腹巻大忙し

2006年08月28日 | 出版
配本を間近に控えた本を4本抱え、朝からテンテコ舞いの腹巻オヤジ。今日は一日中印刷屋さん・製本屋さん・デザイナーさんからの電話が鳴り響き、こんなに賑やかな風塵社は久しぶりかもしれない。午前中は『うたうぬりえ帖』新シリーズに投げ込む(本の間に挟みこむ)案内のハガキを製作する。これまで刊行してきた『うたうぬりえ帖』(上・中・下)と『絵手紙ぬりえ帖』(1・2)、『うたうぬりえ盤』を紹介する内容だ。 午後 . . . 本文を読む

ふむふむふーん

2006年08月27日 | 出版
土曜の晩も社内で痛飲し、二日酔いとなる。会社近くの商店街が夏祭りを行なっていて、そのお祭り気分が伝染し、調子に乗ってワインを飲み過ぎた。ズキズキ頭を抱え、今日は北尾トロさんが店長をする北尾堂ブックカフェ「ランブリン・ブックス2006」に顔を出す。西荻のブック&カフェ 「ハートランド」を借り切って、29日(火)まで行われています。 書架を見るお客さんのほか、お食事席は満席!大盛況です。 『毛沢東の5 . . . 本文を読む

腹巻mixi参入!

2006年08月26日 | 出版
今日は『うたうぬりえ帖』新シリーズの原稿を受け取りに、デザイナーさんのところへうかがってから出社する。原稿を受け取り電車に乗る前に会社に電話を入れると、 「お前、御茶ノ水から来るんだろ?」 「はい、そうっす」 「じゃあ順天堂大のスタバでコーヒー買ってきてよ」 ということで、本日のコーヒートールサイズを片手に出勤。デザイナーさんが苦戦し、仕上がりが予定よりも遅れたため、出社予定時刻を大幅に遅れての出 . . . 本文を読む

風塵社社訓

2006年08月25日 | 出版
マタンゴが家を出る時は大雨洪水警報が流れるほどのドシャ降りだったので、長靴を履いて出かけることにする。でもあっという間にひょっこり太陽が顔を出し、朝のドシャ降りが嘘だったみたい。長靴は通気性が悪いため、一日中足元が蒸されてキモチワルイ。 今日は締め日。昨日までの受注分を根こそぎ出荷する。といっても、たいした量ではなくすぐ終了。デザイナーさんから『うたうぬりえ帖』新シリーズの新ゲラが届いたので、腹 . . . 本文を読む

ウイスパーワイドガード

2006年08月24日 | 出版
昨日のブログを読み返し、朝から気分は急降下。指先だけを動かして、なんとか書いたことが思い出され、昨日の憂鬱が伝染してくる。 朝会社に行くと、倉庫に立て掛けたマウンテンバイクが目に入る。腹巻オヤジ、もう来ているのか。早いな。 挨拶しに近寄ると、オヤジの顔が完熟トマトみたいにまっかっか。しかも、よく見たらまたもや上半身裸ではないか。しっかり視姦してさしあげる。信州生まれのオヤジは暑さに滅法弱いらしく . . . 本文を読む

One More Red Nightmare

2006年08月23日 | 出版
生理マタンゴは腹痛により目が飛び出しそうになりながら、なんとか一歩一歩足を前に踏み出し書店をまわる。気を抜くとフッと意識がどこかへ飛んでいきそうなくらい今日はシンドイ。 本日は高田馬場の書店さんからスタート。駅前の 芳林堂のベテラン書店員さんに、「風塵社の『うたうぬりえ』シリーズは大人の塗り絵ブームの先駆けだよね」とおっしゃっていただき、嬉しさのあまりクラクラする。 そこで、新宿紀伊國屋南店さんと . . . 本文を読む

イカ臭い

2006年08月22日 | 出版
朝、会社のドア開けるとムワンッとイカの臭いが鼻をつく。犯人は間違いなく、マタンゴが黒部峡谷旅行で買ってきたほたるいかの塩辛だ。これほど臭うものとは知らなかった。昨晩、P舎の毎度の飲み会でお出ししたのだが、瓶に越後土産と書かれていたために、「富山に行って、なんで新潟土産買ってくるんだ」といわれ、しゅんとなる。でも塩っ辛いおかげで立派な酒のツマミとなり、喜んでいただけたようでほっとする。それにしても、 . . . 本文を読む

ゲビタワライ

2006年08月21日 | 出版
夏休み明け初出勤の今日は、いつもより1時間半早く出社する。なぜそんなに早く出社したかというと、昨晩腹巻オヤジから、「トラブル発生。明日は早く来るように」というメールがあったから。特に時間の指定がなかったので、出来るだけ早く家を出る。もしかしたらオヤジは始発で来ているかもしれない。しかし、待てども待てども一向に来る気配がない。なので、1時間は掃除に充てることにした。便器の黒カビを一掃し、床と洗面台を . . . 本文を読む

黒部峡谷旅行2日目

2006年08月21日 | 出版
2日目は、黒部アルペンルートをめぐる予定だったのだが、予想以上に費用がかかることが判明し、急遽中止の方向へ。旅行前に下調べをするべきところを怠ったバツ。尻の穴から火を噴くほどの貧乏マタンゴは、ナクナク黒部ダム見学を諦めることにする。 そこで急遽、生地駅にある吉田科学館でプラネタリウム観賞をし、帰りがけに高崎駅にある山田かまち水彩デッサン美術館へ行くことにする。 ところがプラネタリウム上映時間を調べ . . . 本文を読む

『うたうぬりえ帖』新シリーズ刊行間近

2006年08月18日 | 出版
マタンゴが遊び呆けている間、風塵社では着々と新刊の準備が進行していた。 ご好評いただいている『うたうぬりえ帖』を月別に出そうと考え、ようやく9月分と10月分が入稿間近となった。 あとはあきやま先生の、このクソ暑い中のがんばり次第! このシリーズでは樋口恵子先生から推薦文をいただき、三好春樹先生からも月別ケアの要点を紹介してもらう予定だ。今回、9月分は脱水について、10月分はレクについて、明るく解 . . . 本文を読む

黒部峡谷旅行

2006年08月18日 | 出版
いよいよこの夏の一大イベント、黒部峡谷へ行く日がやってきた。早起きするつもりがすっかり二度寝してしまい、朝ごはんを食べずに家を飛び出す。上越新幹線に乗り込み、まず東京から越後湯沢へ出て、その後特急電車ほくたか4号に乗り換え、魚津まで行く。魚津駅で 富山地方鉄道というローカル線に乗って、宇奈月温泉で下車する。 ここ宇奈月温泉は法律を学んでいる人にとっては馴染みのある温泉。民法の権利濫用のところで . . . 本文を読む

寝だめと食いだめ

2006年08月17日 | 出版
昨晩は酒を飲んでも飲み足りず、帰宅してからもまた一人で飲み続ける。よっぽど喉が渇いていたようだ。おかげで頭の中では、備えつけの洗濯機がグルグル回転しているかのよう。寝ても覚めても酔っ払いマタンゴの出来上がりだ。 今日は二度寝のヨロコビを噛み締めつつ、昼頃に起き上がり、念入りに顔を洗う。 食料品の買い出しついでに、近所の書店(東急東横線の元住吉にある住吉書房さんと武蔵小杉の中原ブックセンターさん)を . . . 本文を読む