風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

火星語

2009年02月28日 | 出版
本日は、会社にゲラのもどしなどいくつか荷物が届くことになっている。それはわかっているけれど、なかなか起き上がれない。ようやく9:00前に起き出し、妻に淹れていただいたコーヒーを飲み、例によってボケッと朝刊に目を通していると、突然妻が「カレーを食べたい」と理解不能な発言を始める。 なにやらグチャラグチャラ話している火星人の言語をかろうじて理解したところによると、今朝はご飯を炊いていないので、松屋あた . . . 本文を読む

Shit!

2009年02月27日 | 出版
今日も雨降りである。春を間近に感じたころになって、なんとなく陰鬱が天気が続く。妻に金壱阡円也を拝借し、弁当箱にご飯を詰め8:45には家を出て、9:30前には出社。雨だと池袋まで歩くわけがない。ここのところ、陽気と一緒で、書店さんからの注文が極端に落ちている。まったく出荷をする意欲がわかないので、早々にM印刷さんから昨日届いた仕事を始めることにする。 都心ブルッ!大手町でも雪、気温1・8度(読売新聞 . . . 本文を読む

沈没

2009年02月26日 | 出版
笹川良一のボッチャマの「えひめ丸が潜水艦にあてられて沈没して、(当時の)森内閣も沈没した」という発言が、問題になっている。今朝、ボケッと読んで(見て)いた新聞、テレビでは、ボッチャマの失言だ、という論調でその発言を紹介している。どうしてなのか、大変疑問に感じた。 小生は、笹川良一先生になんの敬意もないし、ましてやそのオボッチャマともなると、まったくもってどうでもいいという立場であり、そのうえ不偏不 . . . 本文を読む

拝啓、政治家のみなさま

2009年02月25日 | 出版
本日も朝から雨がシトシトと降っている。家を出ようとしたら、傘を会社に置きっぱなしにしてきたことに気が付く。せっかく、先日、覚悟を決めて500円傘を買ったというのに、バカみたいだ。また買うのはゴメンなので、シトシトの中を最寄の駅まで歩いていく。本郷3丁目に着くと、シトシトどころかザーザーとした降り方になっていやがる。よっぽど、日ごろの行いが悪いのだろう。ということで、ぬれねずみの気分で9:30前に出 . . . 本文を読む

お触りしたい

2009年02月24日 | 出版
今朝も寒いが、昨日ほどではないか。幸い、雨は上がっている。朝食をガツガツ食べ、昼飯用の弁当を詰めてから、8:45に家を出て会社へと向かう。春先の曇った池袋。心なしか街がすすけて見える。それとも、こちらの心理状況がくすんでいるせいなのか。本日は地下鉄の遅延もなく9:30出社。 本日は、〆日前の返品日という面白くもない日である。出版社の経理にとって、返品ほど厄介なものはない。いつ何時、どのくらいの返品 . . . 本文を読む

『鹿男~』

2009年02月23日 | 出版
日曜日、各紙の書評欄を見に、近くの図書館まで出かける。商売柄、どの新聞でだれがどういう書籍を評しているのか、たまに気になる。そこである新聞を見たら、先日小生が制作にかかわった書籍が取り上げられている。作りながらも面白い内容だなあとは思っていたが、クライアントの進行の仕方が下手で、見苦しい箇所がたくさん残った本となってしまった。こちらに校正責任があるわけではないので、こうしたミスは小生の責任ではない . . . 本文を読む

賞味期限

2009年02月20日 | 出版
今週は二日酔いが続き、昨日は酒を控えることにする。それならばさっさと家に帰りクソでもして寝ればいいものを、ついついネットで囲碁なんか始めてしまうからいけない。勝ったり負けたりついつい夢中になってしまい、気が付いてみると酒を飲んでいるときと同じような時間に家に向かうことになった。 久しぶりに素面で家に帰り、布団の中で本を読もうとしたら、本を開く前に眠りに落ちる。入稿が近いのと資金不足とのダブルパンチ . . . 本文を読む

ランク入り御礼

2009年02月19日 | 出版
昨夜は友人のSGが遊びに来て、18:00くらいから飲み始める。なんでもSGは日中、会社をサボって横浜をぶらぶらしていたそうだ。早く帰るとサボっていたことがかみさんにばれちゃうので、そこで本郷まで来て酒を飲もうと思ったらしい。困ったやつだ。そういうわけでSGの横浜話を聞きながら、Nさんからいただいたにごり酒を飲み始める。甘酒が十分にアルコール発酵したようなお酒で、口当たりがよくカパカパ胃へ流れていく . . . 本文を読む

拝啓、みすず書房様

2009年02月18日 | 出版
昨夜は三崎町で、三崎町のKYさん、町田のKNさん、三田のHさんの4人で楽しくのむ。KNさんがロラン・バルト好きということを知り、バルトは全然読んだことがないので読まなければなあと考えるけれど、バルトの著作はほとんどみすず書房から刊行されているので、高いんだよね。 「拝啓、みすず書房様。お願いですから、御社刊行物の値段を下げてください。せっかく良書をたくさん刊行されているのに、小生のような貧民には手 . . . 本文を読む

夢想者

2009年02月17日 | 出版
今年の関東地方は暖冬なので、寒のもどりというほどでもないが、しかし、今朝は寒い。布団から這い出る気力がわかず、妻の罵声を浴びながらも布団の中でモゾモゾとしながらウツラウツラ。 寝ていても小判が天から降ってくるわけがないので、ようやく起き出し、9:00には家を出て池袋へと向かう。なぜ、朝の忙しい時間に30分弱も歩くのか。単純に電車賃を安くするということと、軽い運動ということもある。一方で、ルソーだっ . . . 本文を読む

回転しない

2009年02月14日 | 出版
本日は8:00起床。天気予報では、20度近くの4月下旬の気温になるでしょうと放送している。今シーズンはいまのところ暖冬であったが、3月に入るとまた寒くなるのだろうか。雪で商売していた人たちは、年々厳しくなっているのではないのだろうか。 新聞をボケッと読んでいると、またガザで空爆があったようだ。イスラエルのこの前の総選挙で右派が台頭してきたので、きな臭さが再び芬芬とし始めているけれど、アメリカが金欠 . . . 本文を読む

318円

2009年02月13日 | 出版
朝から生暖かい。起きて早々寝巻き代わりの丹前で、古新聞を外に出しにいかされる(もちろん妻に)が、2月というのにたいして寒くない。そういえば、古紙の値段が大きく下がっているそうだ。中国のバブルがはじけたため、確か1/20くらいの値段で取引されているという話を、先日聞いたことがある。 古紙の値段が高かったときは、廃品回収用に出した新聞紙を勝手に回収していく業者がいて、テレビのワイドショーで大騒ぎしてい . . . 本文を読む

高木隆太郎さん

2009年02月12日 | 出版
昨日は、元青林舎社長の高木隆太郎さんのご自宅をうかがう。前にも少し触れたが、青林舎という映画会社は昨年亡くなった土本典昭監督などを擁し、1970年代に水俣病を徹底的に追及した作品を世に問うてきた。 実は小生の学生時代、悪友に水俣出身の奴がいて、彼は水俣病の悪玉である日本窒素の労組委員長の息子だった。親父さんは労組として日本窒素を糾弾する最先鋒を担った立派な人だったけれど、息子は本当にしょうもないや . . . 本文を読む

ザツガタニ

2009年02月10日 | 出版
昨夜、おそくに帰宅し、冷凍庫に残っていたエビシューマイをチンしてから食べて就寝。 目が覚めると、朝から妻が血相を変えて怒鳴っている。「なによ、この食い散らかしは。わたしがエビの匂いが一番嫌いなのを知っていて、わざとしたでしょ」と、寝ぼけまなこの小生に殴りかかる。このアホは、朝から何を怒鳴っているのだろうか?とホトホト疑問に思いながらも、バカらしいので睡眠を続行。妻が出かけた後、ようやく小生も起床す . . . 本文を読む

虹のクロニクル

2009年02月09日 | 出版
本日はボカした表現の仕方でごめんなさい。 何をやっても資金不足は続くし、どんなにがんばっても仕事が終らない。というわけで、本日の昼に会社を抜け出て、東京桜組の公演『虹のクロニクル』を観ることにする。どういう事情かは知らないが、この公演のチケットが小生の手元にあったのだ。しかし、平日の昼間から芝居観劇ができるのだから楽勝な会社である。 友人のMさんも行きたいというので、彼と俳優座劇場の前で待ち合わ . . . 本文を読む