ピカソ・マニマニア

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サンチョとドンキホーテ

2022-11-30 21:59:14 | ピカソ


ピカソについて語らせて 



家の花壇に ヤモリが棲んでいます。

光一くんと 名づけました。 そうキンキキッズの 堂本光一君です。
偶然見た テレビの番組で ファンになりました。 見かけは美しい少年なのに
喋ると立派な大人、 見かけはおっさんなのに 心は少年と自称する ?? の
男の人は 世の中 ごまんといると思うのですが。 

時々その姿を見せてくれます。 「もうちょっといて」 と頼むと 暫くじっと
ポーズをとってくれます。 晴れた日など 背中が銀白色にキラキラ光り その美しい事と言ったら!




さて ピカソです。
イギリス人のような父親は パブロの自慢でした。
けれど 思春期が来ると 父親との外見の相違に 愕然とします。





           サンチョとドンキホーテ


      
       英国紳士(ジェントルマン)という渾名
       細身で長身の
       父親と
       ずんぐりむっくり
       母親似の息子が
       並んで歩くと

       まるで
       ドンキホーテとサンチョのようだと
       近所の人が嘲笑う

       長身の父が妬ましい
       息子は
       
      『言葉も満足に話せない頃から
       父親の絵の知識の全てを
       詰め込まれた
       押さえ込まれて育ったから
       背が伸びなかった

       父親なんて
       暖炉の上に掛ける
       所謂 マントルピース画家に
       すぎないのだ』
 
       と 蔑む事で己を保つ

       父親はとっくに気づいている
       ひとかどの絵師になればと
       育てた息子が 十四才にして
       もう手の届かない所に
       行ってしまったのを

       巨大化した息子に
       従うしかない 自分の方が
       サンチョなのだと

  
     


いやはや 長男と父親は 大変です。 永遠のテーマと 言えます。




          風呼 でした       
          
  



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