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レノン・ボックスの1枚目。収録曲はライブ「平和の祈り込めて」の旧A面と「ジョンの魂」全曲、そしてこれらに前後したシングルが数曲+αをクロノジカルに構成されている。このディスクでやっぱいいなぁと思うのは、やはりライブ。クラプトンのギター、フォアマンのベース、ホワイトのドラムという布陣で、トロントへ向かう飛行機の中の簡単なリハーサルだけで、ほぼぶっつけでやったらしいのだが、そういう荒削りでごつごつした感じが、いかにも「一番ヘビーだった頃のジョン」を感じさせて、いかにもジョン・レノンのライブを聴いている気持ちにさせてくれる。
曲はどれも遅めのテンポだから、「ディジー・ミス・リジー」みたいな作品だとちょいとデレデレしている感じがするし、「マネ」はいかにも重い感じもするが、頭の「ブルー・スウェード・シューズ」のジャムっぽさや「ヤー・ブルース」の混沌とした感じはなかなかいい。ちなみに、このライブ、ジョン・レノン名義とはいえ、クラプトンの存在も大きい。たるみがちなアンサンブルで進行しつつも、クラプトンのシャープなギターがなだれ込んでくると、音楽の色合いが微妙に変化して、このライブに一花添えているというところなのである。それにしてもこの時期のクラプトンは絶好調という他はない。
曲はどれも遅めのテンポだから、「ディジー・ミス・リジー」みたいな作品だとちょいとデレデレしている感じがするし、「マネ」はいかにも重い感じもするが、頭の「ブルー・スウェード・シューズ」のジャムっぽさや「ヤー・ブルース」の混沌とした感じはなかなかいい。ちなみに、このライブ、ジョン・レノン名義とはいえ、クラプトンの存在も大きい。たるみがちなアンサンブルで進行しつつも、クラプトンのシャープなギターがなだれ込んでくると、音楽の色合いが微妙に変化して、このライブに一花添えているというところなのである。それにしてもこの時期のクラプトンは絶好調という他はない。
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