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私が昔使っていたオーディオ機器 [4] Marantz DR-17 (CD Recorder)

2007年06月19日 00時17分31秒 | PC+AUDIO
 PC用に開発された記録媒体に、音楽を録音できるスタンダローンなピュアオーディオの機器として最初に購入したのがこれである。この時期はパソコンでアナログ信号をとりこむというというのはまだまだ現在のような段階ではなかったから、マランツのような専業メーカーが積んだA/Dコンバータで変換して、いわばカセット・テープやMDの上位メディアとしてCDRに良い音で音楽を録音したいという目論んで購入したような気がする(価格は確か12万くらいだった、いい買い物である)。もちろん、デジタル信号を受けるということもできた訳だが、当時既にパソコンの方に圧倒的に分があったので、私はこれについてはほとんど想定していなかった。

 ところがこれが予想以上に使い勝手が悪かったのだ。そんなこと買う前に気が付けよ....といわれてしまうかもしれないが、なにしろ録音が、全てにおいてやり直しがきかない、一発ダイレクト録音だったからだ。一度初めてしまったら、途中の一時停止は効かないは、トラック番号はリアルタイムで手動で打ちだは、一度か二度やってみて、「こんなもんやってられるかい」となった訳である。なにが悲しくて、今更カセットやDAT、MDにも劣る、こんな原始的な録音作業をレコーダーのディプレイと60分もにらめっこしつつやらなきゃいけないんだ....ということを考えると、その後これで録音するということは、ほぼなくなってしまった。

 ただ、こちらはその後、普通のCDプレイヤーとしてはけっこう活躍した。約9kgという重く剛性の強い筐体が効いていたのか、単体のCDプレイヤーとしても10万クラスの音はしたと思う。こちらはメインで使っていたCDプレイヤーと違って、キャノン出力がなかったため、音圧や鮮度感という点でどうしても多少見劣りはしたものの、マランツらしいややゴリゴリした虚飾を排した男性的な音は、実はメインのCDプレイヤーにもけっこう張りあえた音だったんではないか?と今では思ったりする。まぁ、このキカイも我が家にラックスのD10が復活したあたりに前後してオークションで売り飛ばしてしまったのだが....。

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