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iPhone 3G を iOS 4 にアップデートしてみた

2010年06月22日 23時53分47秒 | PC+AUDIO
 iPhone4の発売はこの木曜日の予定である。私も予約を入れてあるので、うまくすればその日に入手できるかもしれないのだが、そんなさなかにiPhone用のOS-今回からiOSといっているが-のヴァージョン4の配布が開始された。私の使用しているiPhone3Gは現段階でもその遅さに辟易しているくらいだから、更ならハードへの要求が増大し、結果として処理が遅くなることが目に見えている新ヴァージョンの導入など、ほぼ論外といったところなのだが、近々新機種か手に入るかも…などと考えていたら、人柱上等でアップデートする気になってきた。まったく、新し物好きは困ったものである。

 某巨大匿名掲示板群などのネット情報によれぱ、今回のアップデートはトータルで5~6時間かかったなどという話がけっこう出てきていたので、寝るまでに終わるかどうかなど訝しんで開始したのだが、私の場合、意外にも最初の難関のバックアップが約35分で終了した。なにしろiPhoneのOSのアップデートは、このバックアップというのに、やたらと時間がかかるのである。前のver3.0の時は、バックアップに手間取り、途中でバーが固まったように全く動かなくなる事態に遭遇して、思わずPCごと再起動してしまったこともあったりしたが(実は動いていたらしいのだが)、今回はたまたまカメラロール、ビデオ、音楽、アプリといったファイルを整理してあって、占有量が微々たるのが多分幸いしたのかもしれない。ともあれ、その後の復元作業にもう30分ほどかかって、トータル1時間10分ほどで終了した。

 さて、このiOS4.0だが、ちょっと使ってみた印象としては、アプリの起動、入力モードの切り替え、スクロール、iPhones独特な拡大縮小などの画面の描画など、そのいずれもがかなり遅くなった。アプリケーション起動時のスプラッシュの画面などずいぶん長いこと見ることなるし、スクロールなども滑らかさが確実に減少したように思われる。特にテキストの入力の際、英数字から日本語入力への切り替えが、前にも増して待たされるようになったのは、いささか閉口気味だ。もっとも、この手の変化がさほど気にならないという人は当然いると思うし、逆に「スムースになった」「なめらかになった」という人もいるくらいだから、あくまでこれは私の印象に過ぎないのだが、それにしたって、Twitterだのメールだのを頻繁に使うユーザーで、入力の途中でこうした「つっかかる感じ」が非常に気にかかるような人だと、このもっさり感の増大はほとんど致命的ではなかろうか。

 ちなみにiOS4の「売り」である、マルチタスク、壁紙の変更、画面縦表示固定機能は3Gでは全く使えないため、結局目立つ変更としては、アイコンをフォルダ管理できることになったくらいのものだろうか。これは確かに便利で、今まで8Pくらいあったのを3Pまで圧縮できたが、まぁ、正直いってこのくらいのものである。当然、後発の3GSでは前述の新機能を試せたんだろうけど、「このもっさり感のと引き替えにもらった飴はフォルダ管理だけかいな」という感じで、全般的にはどうも有難味がないというのが、正直なところだ。まぁ、しばらく使ってみればまた違った印象が出てくるやもしれないが、現在のところ、はやいところ、iPhone4が手許に来て欲しいという気持ちが俄然強くなってきたというのが、正直なところだ。

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