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Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic

2010年02月13日 23時41分58秒 | PC+AUDIO
 今年に入って携帯音楽プレイヤーをWalkmanからiPod_nanoに切り替えたことは前にも書いたとおりなんだけど、一ヶ月くらい使ってみて感じたことは、Walkmanって意外と使いやすい代物だったんだなとということ。長いことWalkmanを使ってきたので、単にこちらがiPodに慣れてないということも大きいのだろうとは思うけど、本体の右側面に配置されたヴォリューム、手に馴染むホールド・スイッチ、あとボタンのクリック感とか、けっこう考え抜かれ、使いやすいものであったことを改めて感じたりしている。希望する曲にすばやくアクセスできる「売り」のホイールも、かつて使っていたクラシックのデカいホイールに慣れてしまっているせいか、iPod_Nanoの小さなホイールは少々回しにくい気もするし....。

 さて、このiPodなのだが、使っているヘッドフォン(インナーイヤー式だからイヤフォンと呼ぶ人もいるが、イヤフォンという言葉はなんか大昔のトランジスタラジオのそれを思い起こさせて、個人的にはあまり使いたくない-笑)は「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」を使っている。ちなみに、元からついてくる純正のものは音が痩せ過ぎているし、全体にクウォリティが低すぎて論外、かといってシェアとかUEとかの何万円もするものは、この手の消耗品として使うには高すぎて手が出ないので、いい落としどころになったのが、このヘッドフォンという訳である。9,400円という価格ながら、バランスド・アーマチュア方式のドライバーを左右に二基搭載(要するにスピーカーでいう2ウェイ)というのも凄いが、リモートスイッチ付きというのも便利そうで、落としどころというより、実はオンリーワンといった感じである。

 一ヶ月くらい使った印象としては、さすが2ウェイというべきか、とにかく高域の繊細な解像度が印象的だ。ソニーの演出過剰な膨らみ気味の低音に粘ついた音とはかなり対照的なキャラクターで、全体にクセのない、さらさらとした音の質感はなんだかモニター的な趣すら漂っている。まるでヤマハのオーディオ機器を効いているようなスタティックで植物的な風情だ。好き嫌いは当然あるだろうが、オーディオ的なクウォリティはかなり高いと思う。たぶんこのクラスの音を他社で売るとしたら、まず確実にこの価格のこの倍は設定するんじゃないだろうか。そんな訳で、コストパフォーマンス的には最高だと思う。ちなみに多少使いづらいがリモコンがあるのもなにげに便利だし、ことヘッドフォンに関しては大満足の逸品だ。

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