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はがきスタジオ 2006

2005年12月29日 23時17分12秒 | PC+AUDIO
 師走になると頭を悩ますのが年賀状という代物。僕は子供の頃から年末に忙しい時期に年賀状をつくる習慣というのがなんとも納得できなくて、「年賀状って、本来、正月のゆったりとした気分の中で、遠方の人に思いを馳せつつ、筆をたしなめるもんでしょう?」などと毎年、マジで思ったりもするのである。きっと大昔は本当にそういうもんだったのかもしれないが、本当に正月にゆっくりするために、こういう作業を前倒しするようになったのは、いったいいつ頃からなんだろうか。

 さて、毛筆はいわずもがなで、鉛筆、ボールペン、万年筆、サインペンとほとんどオールラウンドに字がへたくそな私にとっては、20年前に登場したワープロというハード(ソフトか-笑)は天の恵みのような代物だったが、10年前くらいからぼちぼち登場しはじめたあまたのハガキ作成ソフトというのも、とてもありがたいものだった。住所録から文面管理まで専用ソフトで一元管理できるのはとても便利であり、毎年この時期になると欠かさず使ってはいる。ただ、その便利さ故にこの10年間年に一度は必ず使ってはいるものの、どうも満足できるものに出会っていないというのが正直なところだ。とにかく、レイアウト画面の管理とにしても、住所録の機能にしてもほとんど痒いところに手が届かないという感じなのである。
 これがほとんど毎日欠かさずに使うというのなら、こちらが馴れてしまうという手もあるのだが、ハガキ作成ソフトの場合、概ね年末年始の各一週間くらいしか毎年使わないから、体で覚えてしまうというところまでいかないのが切ないところではある。毎年そうなのだが、「あぁ、あと一週間もつかえば、かなり習熟できるな」というところで終わってしまう。そしてその約1年後には、「えっと、あれはどうするんだっけ?」と思いながら、年末年始を過ごし、再び同じことを考える至るという訳なのだ。

 で、このハガキ作成ソフトだが、私は長年Macユーザーだったので「宛名職人」というソフトを長いこと使っていたのだが、ここ数年Windowsに切り替えてから「筆まめ」だの「筆王」といったソフトも使ってみたが、機能満載なのはわかるが、機能をあとから追加してインターフェイスがやたらゴテゴテしていて、何がどこにあるのかさっぱりわからないし、動作が遅いのに閉口して、すぐに放り投げてしまった。仕方ないので、ここ数年はWindows版の「宛名職人」を使ったりしていたのだが、これも前記のような理由で決して満足していた訳ではない。そんな折、ひょんなきっかけで昨年末に使いはじめたのが、マイクロソフト社製の「はがきスタジオ2005」というソフトであった。マイクロソフト社ということで、機能てんこ盛りでコテコテなソフトだろうと思っていたのだが、これが予想以上によかったのである。後発だけあって、相当に研究したのだろう。年賀状に必要と思われる機能を拡張していくのではなく、思い切って絞り込んでユーザーを混乱させないように配慮している点がまずは好感がもてたし、レイアウトした画面をいちいち保存することなく、下のペインに並べで、すぐに印刷画面ですぐにプリントアウトきるようになっている点なども、「おぉ、これだこれだ」という感じで膝をうった。また、毎日使っているWordやEXCEL等にそれなりに近づけたインターフェイスというのも馴染みやすいのである(もう少しMS Office同等なインターフェイスならもっと良いが)。

 そんな訳で、今年も年賀状作りは「はがきスタジオ2006」でやった。今回のバージョンは、マジカル・ウィザードというのが売りらしいが、個人的にはこんなものどうでもよく、ひたすら洗練されたシンプルさを追求している点がうれしい。とりあえず60枚ほど作ってみたが、ほとんど悩まずに必要な機能にアクセスできる点はなかなかのものだし、動作もそこそこ軽快で、ストレスなく作業できた。うーむ、あくまでも個人的には....だが、「はがきスタジオ」というソフト、ハガキ作成ソフトのベストである。

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