instrumental.4
こちらは日本版では「アナザー・ハード・デイズ・ナイト」というタイトルがついていたと思う。内容はもちろん、「ア・ハード・デイズ・ナイト」の収録曲のいくつかをインド音楽風にアレンジしたものだ。劇中では前半でビートルズが迷い込むレストランの場面で使用されたが、この映画では映画全体が007的なスケールとインド的なエキゾシスムが大きなキーワードとなっていて、これはその後者を代表する曲といえよう。ちなみにビートルズ(特にジョージ・ハリスン)がこの映画をきっかけにビートルズが以降インド音楽に傾倒するのは有名な話。
instrumental.5
前半は劇中の序盤で、寝込みのビートルズの元へ指輪奪還をたくらむ悪党一味が活動する場面で使われたもので、ハープとストリングスのトレモロが非常にミステリアスなムードを演出している。後半はアルプスでのドタバタ追跡劇のところで使用されたもので、ビートルズの「ユー・キャント・ドゥ・ザット」を「ゴールドフィンガー」風な金管サウンドとカラフルなオーケスレーションで豪快にまとめあげており、ソーンの面目躍如といったところか。
instrumental.6
映画ではこの曲のごくごく一部分が、それも目立たないところで使われたに過ぎなかったが、仕上がりとしては前々曲以上に本格的なかつシリアスなインド音楽だ。後半、次第に高潮してくるあたりの表情でインド音楽独特のテンションで、少なくともその後ビートルズが手がけたインド風な楽曲よりは数段本物という感じがする。それにしても、ビートルズがあれだけ手こずったインド音楽を、制作時間が極端に短い映画音楽というジャンルで、いとも簡単にやってしまうソーンという人の器用さには恐れ入ってしまう。
こちらは日本版では「アナザー・ハード・デイズ・ナイト」というタイトルがついていたと思う。内容はもちろん、「ア・ハード・デイズ・ナイト」の収録曲のいくつかをインド音楽風にアレンジしたものだ。劇中では前半でビートルズが迷い込むレストランの場面で使用されたが、この映画では映画全体が007的なスケールとインド的なエキゾシスムが大きなキーワードとなっていて、これはその後者を代表する曲といえよう。ちなみにビートルズ(特にジョージ・ハリスン)がこの映画をきっかけにビートルズが以降インド音楽に傾倒するのは有名な話。
instrumental.5
前半は劇中の序盤で、寝込みのビートルズの元へ指輪奪還をたくらむ悪党一味が活動する場面で使われたもので、ハープとストリングスのトレモロが非常にミステリアスなムードを演出している。後半はアルプスでのドタバタ追跡劇のところで使用されたもので、ビートルズの「ユー・キャント・ドゥ・ザット」を「ゴールドフィンガー」風な金管サウンドとカラフルなオーケスレーションで豪快にまとめあげており、ソーンの面目躍如といったところか。
instrumental.6
映画ではこの曲のごくごく一部分が、それも目立たないところで使われたに過ぎなかったが、仕上がりとしては前々曲以上に本格的なかつシリアスなインド音楽だ。後半、次第に高潮してくるあたりの表情でインド音楽独特のテンションで、少なくともその後ビートルズが手がけたインド風な楽曲よりは数段本物という感じがする。それにしても、ビートルズがあれだけ手こずったインド音楽を、制作時間が極端に短い映画音楽というジャンルで、いとも簡単にやってしまうソーンという人の器用さには恐れ入ってしまう。
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