ボックス・セットといえばクラシックをがんがん買い込んでいる話しはしばらく前に書いたけど、ジャズの方でたまっているのがマイルスの各種箱。一昨日にようやくひとつめの「セブンステップ」を開封して、「Seven Steps to Heaven」に相当する部分を聴いたんだけど、その他に「The Complete Live At The Plugged Nickel 1965」や「MILES DAVIS QUINTET 1965-68」もある。マイルス・デイヴィスの音源については彼の死後、案の定といった感じでCBSが続々と体系的発売を開始したんだけど、これにはついていくだけでけっこうたいへんだ。とりあえず、今は黄金時代のクインテットあたりを起点として、それ以降を追いかけていこうと、この数ヶ月3つほど購入したけれど、この後も 「The Complete In a Silent Way Sessions」、「Complete Bitches Brew Sessions 1969-1970」、「The Complete Jack Johnson Sessions」、「The Cellar Door Sessions 1970」とかも控えているし、コルトレーン在籍時代やギル・エヴァンスとのコラボなんかの箱もある訳だ。仮にこれだけのものを買ったとして、一体、いつ聴けばいいのだろうか(笑)。
それにしても、私の場合、60年代マイルスのレギュラー・アルバムについては、それなりに聴いているから、まぁ、ボックスセットも「オリジナルに対する元ネタ」的に楽しむことは、かろうじて、ほんとうにかろうじてできるような気がするのだけれど、心配なのはこういう箱物を最初に買ってしまった人達のこと。いったいどうやって楽しむのだろうかと他人事ながら心配してしまう。ジャズの方って再発に当たって曲目をスタジオ・セッション時の時系列に並べて再発したりすることがよくあるでしょ。あれって、同じの曲のテイク1からテイク5までずらりと並んでいたりするひとあるんだけど、ああいうのをそのまま聴いて楽しめる人って、一体どれほどいるんだろうか?といつも思ってしまうんだよね。
僕はビートルズの「サージャント・ペパース」とかあまたの70年代ロックのアルバムを青少年の頃に聴いて育った人間なので、アルバムというのは曲順やジャケの意匠も含めてトータルでひとつの作品であると思っていんで、定評あるアルバムの曲順を替えるなどということにはどうも納得できないんだよなぁ。もっともジャズの場合、全てのパフォーマンスをライブ的な記録として聴くというスタンスもあるとは思うし、そもそも音楽の聴き方など十人十色だろうから、何をどう聴いても自由には違いないのだけれど。
話しが脇道に逸れた。いずれにせよ、先日「Seven Steps to Heaven」に相当する部分を聴いたところなので、こいつを少々聴き込んだらいくつかのアウトテイクを聴いてみようと思っている。そしたら後はラクだ。基本的にライブばかりだし、そう沢山は未発トラックもなさそうなのでさらっと楽しめそう。このボックスでやはり楽しみなのは、「マイ・ファニー・バレンタイン」と「フォ・アント・モア」という2つのディスクに分かれたライブを当日の曲順でそのまま楽しめるディスク4と5あたりかなぁ。前に書いたことと矛盾するかもしれないけれど、これだけは元のステージがどんな構成だったのか、かれこれ四半世紀もいつかは聴いてみたいと思っていたのでこれは楽しみだ。その後が「プラウド・ニッケル」、そして「ESP」にはじまるスタジオ録音の諸作を収めたものが控えている。うーん、先は長い(笑)。
それにしても、私の場合、60年代マイルスのレギュラー・アルバムについては、それなりに聴いているから、まぁ、ボックスセットも「オリジナルに対する元ネタ」的に楽しむことは、かろうじて、ほんとうにかろうじてできるような気がするのだけれど、心配なのはこういう箱物を最初に買ってしまった人達のこと。いったいどうやって楽しむのだろうかと他人事ながら心配してしまう。ジャズの方って再発に当たって曲目をスタジオ・セッション時の時系列に並べて再発したりすることがよくあるでしょ。あれって、同じの曲のテイク1からテイク5までずらりと並んでいたりするひとあるんだけど、ああいうのをそのまま聴いて楽しめる人って、一体どれほどいるんだろうか?といつも思ってしまうんだよね。
僕はビートルズの「サージャント・ペパース」とかあまたの70年代ロックのアルバムを青少年の頃に聴いて育った人間なので、アルバムというのは曲順やジャケの意匠も含めてトータルでひとつの作品であると思っていんで、定評あるアルバムの曲順を替えるなどということにはどうも納得できないんだよなぁ。もっともジャズの場合、全てのパフォーマンスをライブ的な記録として聴くというスタンスもあるとは思うし、そもそも音楽の聴き方など十人十色だろうから、何をどう聴いても自由には違いないのだけれど。
話しが脇道に逸れた。いずれにせよ、先日「Seven Steps to Heaven」に相当する部分を聴いたところなので、こいつを少々聴き込んだらいくつかのアウトテイクを聴いてみようと思っている。そしたら後はラクだ。基本的にライブばかりだし、そう沢山は未発トラックもなさそうなのでさらっと楽しめそう。このボックスでやはり楽しみなのは、「マイ・ファニー・バレンタイン」と「フォ・アント・モア」という2つのディスクに分かれたライブを当日の曲順でそのまま楽しめるディスク4と5あたりかなぁ。前に書いたことと矛盾するかもしれないけれど、これだけは元のステージがどんな構成だったのか、かれこれ四半世紀もいつかは聴いてみたいと思っていたのでこれは楽しみだ。その後が「プラウド・ニッケル」、そして「ESP」にはじまるスタジオ録音の諸作を収めたものが控えている。うーん、先は長い(笑)。
写真もきれいし話題も豊富です(笑)
>仮にこれだけのものを買ったとして、一体、いつ聴けばいいのだろうか(笑)。
>うーん、先は長い(笑)。
これ、これ
この手法は、ぜひ見習わなきゃ(笑)
笑ってばかりでした(笑)
T部長(´・ω・`)) 様
おぇ、マイルスなんざ聴くんですかい?。「死刑台のエレベーター」は映画はただ一回だけ20代の頃見ました。あのラッパは映画にぴったりだったんだけど、ジャンヌ・モローってのはが好みじゃないんだよなぁ。
Unknown_a様
/この手法は、ぜひ見習わなきゃ(笑)
こういうのは手法じゃなくて、ぼやきなんだってば(笑)。しかし、マイルスは活動歴長いから、全貌つかむにはなかなかです。好きな作品からガンガン聴いていけばいいんでしょうが。ピン・ポイントで聴いていくと、「マイルスって何人いるんだぁ」みたいなになっちゃうんだよね~。