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ONKYO DP-1(パワードスピーカー)

2008年09月20日 23時23分14秒 | PC+AUDIO
 だからオーディオ・マニアは困りものなのだ。先日、パソコン用にとTAO HY-311というUSBスピーカーを設置したのに、OnkyoのDP-1という代物を購入してしまった(笑)。あすこでも書いたけれど、私のデスクトップ環境はONKYO/SE-90PCIというオーディオ・ボードからアナログ出力されたものを、アンプをNEC/A10III、スピーカがBOSE/AM-5IIという経路で鳴らすことができるのだ。だから、こんなものを購入する必要は言うまでもなくほとんどない、単にそこそこ良さそうな音がでるコンパクトなスピーカーがほしーい....ってな物欲である(数年前のケープル病に比べれば、これなどかわいいものだが)。

 そもそもきっかけは、いくらなんでもこれ(TAO HY-311)より音の良さそうなコンパクト・スピーカーはないんだろうか?とあれこれ調べていたことにある。対象も電源いらずのUSBスピーカーから、まぁ、もう一本電源コード増やしてもとより大きなサイズなもの、そしてONKYO/SE-90PCIの光出力を受けられる機種とか際限なく広がっていき、その挙げ句にみつつけたのが、Onkyoの一連のパワードスピーカーだったという訳である。ONKYOは自分も使っているがパソコン用のオーディオ・ボードの他にも、パソコン向けのデバイスを沢山だしていて、このスピーカーもそのひとつ。当初は1万円くらいと考えていた予算も青天井で、この機種は限定生産で5万弱といった価格だったようだが、オークションに新品で4万ということで即決してしまった。あぁ。

 で、実機は昨日届いたのだが、実際に鳴らしてみると「やっぱこんなもんかぁ」って感じ。聴く前のイメージとしては繊細でこじんまりとまとまった....みたいな、よくいえばB&Wの小型機みたいなものを想定していたものの、もちろんアンプ込み5万程度でそんな音が鳴るはずもない。しかも、前述のとおり二十数万円かけたNEC/A10III+BOSE/AM-5IIの音がボタンひとつ鳴り始めるのだから、価格にして5倍の差はあまりに歴然である....とはいえ、あまり高望みするのも酷というものだ。気をとりなおして、夜など小音量で室内楽などかけると、高域の繊細さはいかにも日本的なたたずまいで、まぁまぁ、いい感じできける。という訳で、我が家のデスクトップ環境、全くシンプルでなくなってきたぞ(笑)。

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