大分前にも書いたけれど、もうここ十数年くらい私が使っているヘッドフォンはSTAX の「Lambda Nova Signature」である。SR-007に浮気したこともあったけれど、あまり長く続かず、結局はこれに戻して現在に至っている。このヘッドフォンは私にとって、もう標準機のようになっているから、いまさらメインのシステムで使うヘッドフォンを他のメーカーにものに替えるつもりもないが、市場ではLambda Nova Signatureは既にSR-404という旗手に代を譲っており、個人的にはこの後継機種が実は何年も気にかかっていたのだ。しかしながら、Lambda Nova Signatureについては、予備機としてもう1台あり、実はSR-αPRO、SR-ΣPRO、SR-003 SR-007まで、いまだにしっかり所有していたりするから、ヘッドフォンについては、もうこれ以上は増やしたくないということで、見送りを決め込んでいたのである。
さて、この「SR-404 LIMITED」は、機種名からも分かるとおり、SR-404をチューンナップした1000台限定のスペシャル機である。内容的には銀メッキハイブリッドケーブル採用、本革イヤーパッドを搭載というのが売りらしいが、そんなことは割とどうでもよく(笑)、個人的にはようやくSR-404を購入する決定的な理由を出来たという感じであり、先の年末、目減りは激しいものの(笑)、とりあえずボーナスが出たのを幸いに思い切って購入したという訳だ。お値段は5万3千円(SR-404より約17kも高いぞ!)。色がブラウンから精悍な黒となり、本革のパッドの装着感はなかなかだが、うーん、たかだかヘッドフォンごときでにこの値段とは、不況下にいい買い物をしてしまったな。
この年末年始はもっぱら録りため&買いためていたクラシック・ソースや映画ばかり観ていたせいで、ヘッドフォンで音楽を聴こうという、深夜になると、たいていこちらが酔っぱらっているせいで、勇んで購入したはいいが、実はあまり聴き込んでもいなかったのだが、昨日あたりからとりあえずLambda Nova Signatureに替えて、これで音楽を聴いている。
ここ数日聴いた印象としては、基本的な音の出方というかキャラクターは、Lambda Nova Signaturesとほとんど変わらないと思う。ただし、高域の繊細はさすがに時代を趨勢をしてか、高域をぐっと伸ばした感じであり、SR-404 LIMITEDの方が高域に絹ごしのような滑らかさがある。ホールトーンがたっぶりと収録されたクラシックソースや編成の少なめのジャズなど聴くと、ホールやスタジオの鳴りが実によくわかり、弱音もより明瞭に聴こえてくるような感じだ。ついでに書くと、これはSN比が相当高いから....という言い方もできると思う。オーバーに例えると、Lambda Nova Signatureから、これに替えると、調度CDからSACDに替えたような感じで、エッジを明確にするのではなく、情報量と静けさが向上した結果、楽器の輪郭がたくまずして明瞭になったような感じ...とでもいったらいいかもしれない(あまり信用しないように-笑)。なまじキャラクターがLambda Nova Signatureと同じなので、あれをそのままリファインしたようなこのヘッドフォンの場合、あっという間にレギュラーの座を奪いそうな気配である。
さて、この「SR-404 LIMITED」は、機種名からも分かるとおり、SR-404をチューンナップした1000台限定のスペシャル機である。内容的には銀メッキハイブリッドケーブル採用、本革イヤーパッドを搭載というのが売りらしいが、そんなことは割とどうでもよく(笑)、個人的にはようやくSR-404を購入する決定的な理由を出来たという感じであり、先の年末、目減りは激しいものの(笑)、とりあえずボーナスが出たのを幸いに思い切って購入したという訳だ。お値段は5万3千円(SR-404より約17kも高いぞ!)。色がブラウンから精悍な黒となり、本革のパッドの装着感はなかなかだが、うーん、たかだかヘッドフォンごときでにこの値段とは、不況下にいい買い物をしてしまったな。
この年末年始はもっぱら録りため&買いためていたクラシック・ソースや映画ばかり観ていたせいで、ヘッドフォンで音楽を聴こうという、深夜になると、たいていこちらが酔っぱらっているせいで、勇んで購入したはいいが、実はあまり聴き込んでもいなかったのだが、昨日あたりからとりあえずLambda Nova Signatureに替えて、これで音楽を聴いている。
ここ数日聴いた印象としては、基本的な音の出方というかキャラクターは、Lambda Nova Signaturesとほとんど変わらないと思う。ただし、高域の繊細はさすがに時代を趨勢をしてか、高域をぐっと伸ばした感じであり、SR-404 LIMITEDの方が高域に絹ごしのような滑らかさがある。ホールトーンがたっぶりと収録されたクラシックソースや編成の少なめのジャズなど聴くと、ホールやスタジオの鳴りが実によくわかり、弱音もより明瞭に聴こえてくるような感じだ。ついでに書くと、これはSN比が相当高いから....という言い方もできると思う。オーバーに例えると、Lambda Nova Signatureから、これに替えると、調度CDからSACDに替えたような感じで、エッジを明確にするのではなく、情報量と静けさが向上した結果、楽器の輪郭がたくまずして明瞭になったような感じ...とでもいったらいいかもしれない(あまり信用しないように-笑)。なまじキャラクターがLambda Nova Signatureと同じなので、あれをそのままリファインしたようなこのヘッドフォンの場合、あっという間にレギュラーの座を奪いそうな気配である。