朝ごはんにハンバーガーを食べた。
朝マックしたのではありません。
昨日のお祭りで、若衆からいただいたハンバーガーをチンして食べたのです。
昨夜の「情熱大陸」で三重県立相可高校食物調理科教諭、村林信吾さんが、
「ファーストフードで子供がキレるのではない。親の躾が悪いからだ。」
とおっしゃっていた。
私には、そこまで断言できないが・・・。
ファーストフードは、確かに動物性脂肪と動物性たんぱく質に偏っているので、
肥満の原因にはなっているとは思うが、本当にキレる原因になっているのだろうか?
もし、ファーストフードを食べている子にキレる子が多いのだとしたら、
他の食べ物よりも優先してファーストフードを食べなければならないような
その子の置かれている環境に原因があるのではないだろうか?
食べ物のおいしさの要因は、味とか香りとか歯触りといった「食べ物の状態」
だけが作っているわけではない。
誰と一緒に食べるのか、どこで食べるのか、その食べ物にどんな思い出があるのか、
「食べる側の状態」もおいしさの要因となる。
私は、高3の夏、駿台の模試で東京に行った時、帰りに原宿のマクドナルドで
初めてハンバーガーを食べた。
翌年秋、静岡にもマクドナルドがオープンした時は、うれしくてたまらなかった。
そんな思い出も含めると、私にとってハンバーガーはおいしい食べ物となる。
今年4月に台湾大学のHung-Hao Chang教授らが
「ファーストフードは子供を太らせるかもしれないが、同時に幸福にもする。」
と論文を発表している。
私は、もう十分に大人だが、ハンバーガーを食べると、青春時代がよみがえり、
とても幸せな気分になるので、決してキレたりはしない。
私もとかく、「何をどれだけ食べたらよいのか。」という話をしてしまうことが多いのですが、食生活は食事の内容だけ改善しても、良くなるものではありませんね。
食を取り巻く環境も含めて、改善していかなければ・・と気持ちを新たにしました。
私には、きよさんちのにぎやかな食卓風景が目に浮かびますよ~!!