UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

庵の秋(その四):盗人萩・・・

2018-09-27 02:02:12 | 日記
一昨日の昼過ぎ、某知人わが庵の裏木戸からサザンガーデンに入ってきてました。生い茂るの草の中を縦断して玄関にたどりつきました

玄関で靴をぬいでから「ひやぁ~、いっぱいズボンにくっついてきた!」と言ってズボンの裾をパタパタと手で払っております

どうやら盗人萩(ヌスビトハギ)クンの実が活躍するシーズンになり、知人のズボンにくっついて来たようです。

すごいなあ、アッハッはと笑っていたのですが、夕方になって買い物の行き帰りに庭を通りましたら、GGIのズボンにも見事にヌスビトハギ君たちがくっついてきました。

今日の写真はGGIを慕ってくっついてきたヌスビトハギ君を撮ったものです。珍しいものではありませんが、彼らもリッパな秋の風物詩の一つでありますからよろしければクリックしてご覧くださいませ

ヌスビトハギの花は萩に似ていますが萩ではありません。でも、萩はマメ科ハギ属の植物、ヌスビトハギはマメ科ヌスビトハギ属の植物、ですから親戚みたいなものでありませう

ヌスビトハギという名前、その実の形が抜き足差し足忍び足の盗人の足跡の形に似ていることに由来しているそうです。実がくっつかないように注意してそろそろ歩く人の姿が盗人の用心深い歩きぶりに似ているのでこの名前がつけられという説もあります。また、盗人が気づかないうちにその種子が盗人に取り付くという性質に由来したとの説もあるとのこと・・・

が、いずれにしましても、この命名も、昨日の日記に書きましたサルスベリ君やネコジャラシ君の場合と同様に、なんだか少しいいかげんなような気がいたします

わが庵のヌスビトハギの実の発生源は9月21の日記の写真に写っている草々です(赤い花はハーブの一種、セージです)。

この写真を見ますと、わが庵のガーデンでただいま大バッコしておりますのは八重葎ではなく
ヌスビトハギであります。ですから、わが庵、八重葎庵ではなく盗人萩の庵というべきですが、「盗人萩茂れる宿の寂しきに・・・」ではあまりポエチックではありませぬ。また、なんだか盗人が住んでいるようないらぬ誤解を与えますので、やはり八重葎庵ということにしておきたいと思います・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!