UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

秋来ぬと目にはさやかになってまいりました・・・

2018-09-12 01:54:57 | 日記
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」(古今和歌集、藤原敏行)などと申しますが、秋はだんだん目にはさやかになってまいりました。

この和歌の意味、文法的にどうのこうの、「おどろかれぬる」を文坊的に説明せよなどと言われますと、GGIは困り果てるのでありますが、なかなかできのよい一句であります。

なかなかの和歌ではありますが、「それがどうした!」と言われると答えに窮する類のものでもあります。でも、そんなことを申しますと、GGIはなんとセンシビリティに欠けるヤツであることよ、そんな人間とは付きあいたくないなあと思われる方もすくなからずおられることでありませう・・・

秋を読んだ和歌をもうひとつ。百人一首でよく知られている一句です

八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり   恵慶法師『拾遺集』

草々が豊かに生い茂るわが庵の名称「八重葎庵」はこの和歌に由来しておりますますので、恵慶法師さんに感謝すべきであり、「それがそうとうした!」などと乱暴なことを言うわけにはいきませぬ。それに、人の姿はときおり見えますが、「八重葎茂れる宿の寂しきに」はアタリでございます・・・

今日の写真は目にもさやかになりつつある秋を撮ったものです。よろしければ果たして目にはさやかであるのかどうか、ご確認くださいませ

夏の名残りの入道雲クンがド~ンとがんばっておりますが、入道雲クンの上方の空、もう秋の雲がたなびいております

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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