今日はよろしければまず写真をご覧になってください。わがガーデンの柿の木の近影でございます。
先日の日記でも枝もたわわの柿の実クンたちの写真を紹介いたしましたが、まだ秋も序の口というのに、わんさかと柿の実クンたちがなっています。明らかになりすぎ、たわわ過ぎますので柿の実クンたちに申しました
「ちょっと柿の実クンたちよ、君たちなり過ぎだと思わない?物事には節度というものがあるだろう」
「だれかと思ったら無為徒食オッサンのGGIか、節度とは無縁のGGIのオッサンの口から節度云々なんて言葉が飛び出すとは思わんかったなあ、オッサン、どうしたの、いったい何が言いたいの?」
「あのなあ、むかしから、過ぎたるは及ばざるが如し、というやろ」
「ブ~、ブ~ブ~、説教するつもりなら、物事は正確に言っていただきたいものです、《猶》がぬけてま~す、正確には《過ぎたるは猶及ばざるが如し》で~す。オッサン、エラソーなこと言ってるけど、この言葉の正確な意味しってるか?」
「失礼なヤツやな、知ってるから言ってるのや、要するに物事行き過ぎは良くないということや」
「なかなか乱暴な説明ですね。それなら単に、スピードの出し過ぎはよくない、酒の飲み過ぎは良くない、と言っているのと同じことです。どうもGGIのオッサンはほんとうは良く知っていないものと思われるますので、まことにお節介ですが、正確に説明してあげます。これは論語にある孔子さんの言葉、《過不及》に由来しています。度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くない、と言った意味ですが、ではこの《猶》はいったいどういう意味でありせうか、正確に答えなさい」
「エラソーな口をきくな、猶は「なお」やないか、きまりきっているやないか!」
「あのねえGGIさん、わかってないなあ、ごまかしてはいけません。《尚》ではなく《猶》なんですよ。それでは説明になっていません。この《猶》は《あたかも》といったような意味なのです。ですから、正確には《度が過ぎるということは、あたかも足りないことと同じぐらい好ましくないことだ》という意味です。わかりましたか?」
「わかった、わかった。わかってるから言っているのや、君たち、ちょっとなり過ぎや、と」
「GGIのオッサン、ちっとも分っていませんねえ、あのねえ、ボクたちは天の摂理にしたがっているに過ぎないのです。ボクたちは決して《過ぎたる》なんていう愚かなる存在なんかではないのです。《過ぎたる》なんかではなく、このたわわなボクたちは自然の恵み、神の恵みなのです。たわわに実ったボクたちを《過ぎたる》呼ばわりするなんて、自分の無教養ぶりを宣伝しているようなものです」
「あ~あ、柿の実なんかにボロクソいわれてしまうなんて・・・まだ初秋やというのに、すっかり物言えば唇寒し秋の風や・・秋風が身にしみるなあ・・・」
「しっかに身にしみなさい!」
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
先日の日記でも枝もたわわの柿の実クンたちの写真を紹介いたしましたが、まだ秋も序の口というのに、わんさかと柿の実クンたちがなっています。明らかになりすぎ、たわわ過ぎますので柿の実クンたちに申しました
「ちょっと柿の実クンたちよ、君たちなり過ぎだと思わない?物事には節度というものがあるだろう」
「だれかと思ったら無為徒食オッサンのGGIか、節度とは無縁のGGIのオッサンの口から節度云々なんて言葉が飛び出すとは思わんかったなあ、オッサン、どうしたの、いったい何が言いたいの?」
「あのなあ、むかしから、過ぎたるは及ばざるが如し、というやろ」
「ブ~、ブ~ブ~、説教するつもりなら、物事は正確に言っていただきたいものです、《猶》がぬけてま~す、正確には《過ぎたるは猶及ばざるが如し》で~す。オッサン、エラソーなこと言ってるけど、この言葉の正確な意味しってるか?」
「失礼なヤツやな、知ってるから言ってるのや、要するに物事行き過ぎは良くないということや」
「なかなか乱暴な説明ですね。それなら単に、スピードの出し過ぎはよくない、酒の飲み過ぎは良くない、と言っているのと同じことです。どうもGGIのオッサンはほんとうは良く知っていないものと思われるますので、まことにお節介ですが、正確に説明してあげます。これは論語にある孔子さんの言葉、《過不及》に由来しています。度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くない、と言った意味ですが、ではこの《猶》はいったいどういう意味でありせうか、正確に答えなさい」
「エラソーな口をきくな、猶は「なお」やないか、きまりきっているやないか!」
「あのねえGGIさん、わかってないなあ、ごまかしてはいけません。《尚》ではなく《猶》なんですよ。それでは説明になっていません。この《猶》は《あたかも》といったような意味なのです。ですから、正確には《度が過ぎるということは、あたかも足りないことと同じぐらい好ましくないことだ》という意味です。わかりましたか?」
「わかった、わかった。わかってるから言っているのや、君たち、ちょっとなり過ぎや、と」
「GGIのオッサン、ちっとも分っていませんねえ、あのねえ、ボクたちは天の摂理にしたがっているに過ぎないのです。ボクたちは決して《過ぎたる》なんていう愚かなる存在なんかではないのです。《過ぎたる》なんかではなく、このたわわなボクたちは自然の恵み、神の恵みなのです。たわわに実ったボクたちを《過ぎたる》呼ばわりするなんて、自分の無教養ぶりを宣伝しているようなものです」
「あ~あ、柿の実なんかにボロクソいわれてしまうなんて・・・まだ初秋やというのに、すっかり物言えば唇寒し秋の風や・・秋風が身にしみるなあ・・・」
「しっかに身にしみなさい!」
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!