九月はじめの某日、GGIは湖を一望に望むことができなる市内某所で知人たちと雑談会のようなものをしておりましたら、驟雨が沛然と来ました
雨が上がると、湖都は山水画の世界に転じておりました、山紫水明のお手本のような光景でありました
今日お見せする写真は山水画的湖都を撮ったものです、よろしければクリックしてGGIの手になる山水画をご鑑賞くださいませ
グッドナイト・グッドラック!
九月はじめの某日、GGIは湖を一望に望むことができなる市内某所で知人たちと雑談会のようなものをしておりましたら、驟雨が沛然と来ました
雨が上がると、湖都は山水画の世界に転じておりました、山紫水明のお手本のような光景でありました
今日お見せする写真は山水画的湖都を撮ったものです、よろしければクリックしてGGIの手になる山水画をご鑑賞くださいませ
グッドナイト・グッドラック!
昨日の日記に、神戸で行われた市民オンブズマンの集まりに行ってきたと記しましたが、この集まりの名称は「全国市民オンブズマン兵庫大会」、会場はポートアイランドの中にある神戸学院大学でした
報告集会は午後6時前に終了、午後6時半には大学内で懇親会、立食パーティということになりました
懇親会が行われたのは総ガラス張りの、海に面した半円形の会場、円形の内側、壁を隔てて大きな厨房がありました、この会場、いったい何なのでしょうか、学生さんたちの食堂にしては立派過ぎまるようにも思えましたが、あるいは、レストランの類であるのでせうか
参加者は200人ばかり、わいわいガヤガヤ、GGIはこの集まりでたいして知人が多いわけではないのですが、知り合いの弁護士さんなんかと話したり、先日の日記に書きましたマンション街の戸数3000もの自治会のことでやっかいな問題に取り組んで孤軍奮闘したいる人物にマンション問題に詳しい弁護士さんを紹介したり、他人の空似で間違われたり・・・
それに今夜の食事はここで完全にすまそうと、その間にせっせとテーブルに立ち寄り、食べ物を仕入れてあるいたり、会場には女性のジャズバンドは入ってにぎやかに演奏、こういう人々のざわめきに負けないというかざわめきと相性がいいのはやはりジャズだけだなあ、と感心したり、
もうそろそろ食べるのは終わり、帰ろうかなあと思っておりましたら厨房のほうから大きな声がしました
「はいはい、みなさん、できたてほやほやのワッフルで~す!ベルギーワッフルです、これでおしまいですよ!」
大きなトレイにまだ湯気をあげているできたてのワッフルが20個ばかり、さっそくGGIが参上しましたら、ワッフルのうえに生クリームを気前よくたっぷりトッピングの大サービス・・・・できたてのワッフルがこんなにおいしいとは、GGI、はじめて知りました
でも遠くまで帰らなければならいので一緒に来た知人と午後8時前に失礼、神戸の夜景を眺めてから帰途につこうと外の庭園にでました
秋風が吹いておりました、遠くに海を挟んで神戸の夜景が見えました、そして庭園には、なぜかヤシの木が林立していました、とつぜんハワイでありました
GGIは海に向かって思いっきり叫びました、
「どうして神戸でハワイなんだぁぁぁ!」
しかし往き去った夏は戻ってきませんでした
今日の写真は「神戸でハワイ」の光景を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださしませ
グッドナイト・グッドラック!
そして、
昨日、神戸の大学を会場に、全国で市民オンブズマン活動を行っているグループが集合した活動報告の大きな集まりがあり、全国からこの活動を行っている弁護士さんや市民のみなさんが様々な報告を行いました
怠けもののGGIですが、運転手付き車でこの集まりに行かないかと誘われましたので、二人の知人といっしょに行ってまいりました
この集まりで最近の公共工事の入札率について報告が行われました。入札率というのは公共工事の入札に際しての入札予定価格に対する落札額(実際に落札された額)の比率を意味しています、100%に近いほど業者の利益が大きくなることを意味しているのですが、市民オンブズマン関係者は落札率が90%以上の場合は談合の疑いが大きく、95%を超えると談合の疑いが極めて大きいとしています
落札率に関する報告によれば、昨年度、全国の都道府県で落札率(全工事の平均落札率)が低かったベストスリーは京都、大分、徳島であり、落札率は81~82%でありました、落札率が高かかったベストスリーは秋田、福島、山梨であり、落札率はなんと96~97%!つまりこの三県、すべての公共工事の平均落札率が95%を超えていますから、かなりの数の工事が談合疑惑極めて濃厚ということになります
次に「談合疑惑度」なるものが報告されました。これは全工事中、落札率が90%以上であった工事の件数の割合を意味しています。報告によればベストスリー(ワースト3?)は福井、新潟、宮崎でした、談合疑惑度は福井県な何と100.0%!すなわちすべての工事が入札率90%以上であるため談合が疑われるという結果です、2位は新潟の99.4%、3位が宮崎県の97.9%であり、この両県、ほとんどの工事で談合が疑われることを意味しています
一般に公共工事が少ないときは落札率は低下し、工事が増えると落差率は高くなる傾向にあるとのことでした
全国(都道府県)の公共工事の年度別の平均入札率は2006~2011年は83~86%に推移していましたが、2013年と2014年は、92%台に急上昇しています、これはおそらくアベノミクス政策により公共工事が急増していることによるものでありませう
なお、入札率と工事の質には相関関係は認められないとの報告もありました、つまり入札率が高かったからといって必ずしも質の高い工事が行われているわけではなく、また入札率が低いからといって手抜き工事が行われているわけではないということです
ムダづかいは何も東京オリンピックに限ったことではありませぬ、アベ君が政権の座について「異次元の金融緩和」に手をつけてから始まっているのでありませう
今日の写真は集会で上映された年度別の全国の入札率の推移が示されているスライドを撮ったものです、クリックしてじっくりとご研究くださいませ、入札率は赤色の折れ線グラフ、青色の棒グラフは金額(単位:兆円)です
グッドナイト・グッドラック!
先日の日記にかぼちゃのことを書きました、ネットさんのおかげでマザーが生前「おㇳーナス」と言っていたのは「お唐茄子」のこと、西洋カボチャではなく日本カボチャの呼び名であるということが分かりました
これでひとつ賢くなったなあと思いながら某スーパーをぶらついておりましたどこからか小さな声がしました
「もしもし、そこを行くのはGGIさんではないですか」
振りかえりますと、プラスチックのかごになかに見慣れないものが鎮座しておりました、長い瓢箪のような形をしています
「君たちか、いまGGIに声をかけたのは?君たちヘンな姿をしているなあ」
「さようです、あなたは先日やっとお唐茄子の存在を知ったGGIさんでしょう、今日はもう少し物知りになってください、私たちはバターナッツという名のカボチャです」
「バターナッツ?それなら君たち木の実なのか、バターの味でもするのか?」
「いいえ、ナッツではありません、ご覧の通り、私たちはレッキとしてカボチャの一種です」
「君たち、いったいどっから来たのや」
「私たちは京都から来たのですが、私たちの祖先はアメリカ大陸です」
「じゃあ、君たちは西洋カボチャの一種なのか?」
「いいえ、アメリカ大陸が祖先の地ですけれど、植物学的には、西洋カボチャではなく、日本カボチャと同種であるとされているのです、これでGGIさん、またひとつ賢くなったでせう?」
「そうかぁ、ヒトでなく、カボチャは見かけによらんということやな」
「どうGGIさん、お買いになったら・・・たったの95円、安いですよ、京野菜のバターナッツなんて1個800円もするんですよ、お買い得です、本日の目玉ですよ」
「おおきに。でも悪いけどなあ,オレ、食べ物は見かけで選ぶ主義なんや、だから遠慮しとく」
「そうですか、GGIさん、地獄に堕ちなさい、あなたは何でも見かけにたよってこれまで生きてきたからロクでもない人生になっているのです、物事の本質は見かけではありません、反省しなさい」
今日の写真はスーパーの片隅で元気に鎮座しているバターナッツ君たちを撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ
グッドナイト・グッドラック!
新安保法制の審議はそろそろ大詰め、9月半ばには強行であるかどうかはともかく採決される見通しです
去る某日、知人たちとアベ君のことなどを話しておりましたら、某氏が申しました
「GGIさん、海外で誰かさんの後についていって人を殺したりするのは良くないけれど、国内で人を殺すのを公認するのもよくないですよねぇ」
「おっしゃる通り、犯罪であるか否かを問わず、かつ国内であるか国外であるか否かに関わらず、人殺しはよくありませぬ」
「でも、最近は多くの市民が海外での人殺しには反対と叫んでいますが、国内での国家公認の殺人に反対する声はあいかわらず小さいというか、もう消えてなくなりそうではありませんか」
「・・・そうやなあ・・・以前は国会には死刑廃止議員連盟というのがあって多少は活動していたのですが、いまやこの議員連盟、会長がいるだけで、あとは・・・とにかくいまや有名無実というか・・・」
「会長って誰なのですか?」
「ながいあいだ亀井静香氏が務めているのですが・・・なかなかクセのある人物ですが、でも警察官僚あがりながら会長を務めているのはリッパや」
「そうですか・・・前回の死刑執行は6月末でした、年内にもう一度はあるのではないかと思うのですか」
「う~ん、確かに・・・秋風が吹き始めると、法務官僚が法務大臣にプレッシャーをかけはじめるやろうなあ、このごろは先の大戦のことなんかまったく知らない女性閣僚なんかが張り切ってヤスクニ参りをしたりして女性のほうが勇ましから、法務大臣が女性だからといって安心できん」
「そうですか、ところでGGIさん、昨年12月に名張毒ブドウ酒事件についての映画の上映会を行いましたね、逮捕されてから半世紀にわたり死刑囚として未だに拘留されており今は病床にある八十数歳になる人物を題材にした仲代達矢主演の《約束》という映画でした、今年も死刑についての映画上映会をやってはいかがですか?」
「そやなあ・・・やるのはいいけど観に来るひとがどれだけいるかやなあ、去年はやっとこさ50人、それにカネも若干いるしなあ」
「重大な死刑事件の弁護人を次々に引き受けて頑張っている弁護士さんの姿を追ったドキュメンタリー映画があったでせう、あれなんかいかがですか?」
「ああ、あれですか、《死刑弁護人》というドキュメンタリー映画・・・そやなあ・・・でもなあ、テーマがテーマやからなあ、見に来る人いるやろか・・・」
「たいして見に来る人がいなくても何にもしないよりはいいでせう」
「そやなあ、自民党の野田聖子も、義を見てせざるはナントカとか言うてるしなあ・・・」
というしだいで、年内にこの映画の上映会をすることになってしまいました
一昨日の午後、この映画の配給を行っている東京の小さなか会社に「自主上映」をすしたから、カネもちゃんと払うから、でもまけてね、とお願いしましたら、この小さな会社、なかなか仕事が早い
「わかりました、ポスターと資料類を今日中に発送します、PRのチラシなどに使う画像のデータはメールで送っておきます」
今日お見せする写真は映画「死刑弁護人」のポスターです、よろしければクリックしてご覧くださいませ
この映画、数多くの重大な死刑事件の弁護人を務めてきた弁護士の姿を追ったドキュメンタリー、製作は東海テレビ(2012年)、第66回文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門優勝賞受賞作品です
この60代半ばの弁護士さん、安田好弘氏、これまでに「オウム真理教事件」の浅原彰晃、「和歌山毒カレー事件」の林眞須美、「名古屋女子大生誘拐事件」の木村修治、《光市母児殺人事件》の元少年、「新宿西口バス放火事件」の丸山博文など、さまざまな死刑囚の弁護に当たってきました
ポスターの右上に書かれている文言が読みにくいので以下に記しておきます
《最高裁の弁護人は死刑執行まで背負う。遺体を引き取り、葬式を出す。
《付きあっている人やで、「ほな、さいなら」とは、いかんやないか」》
グッドナイト・グッドラック!