UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ああ秋は来にけりやなあ、でもまだまだ草々は元気やなあ・・・

2015-09-13 01:26:14 | 日記

秋になりましたね、わが庵にも秋がきております、この庵、八重葎庵と称しておりますが、命名してくれたのは某知人であります、ずいぶん以前のことです、夏の盛り、この知人が草々生い茂る戦前に建てられた旧庵にはじめてやってきたとき、我がガーデンを目にして歓声をあげたのでありました

「わあ、これはすごい、八重葎茂れる宿やなあ!」

八重葎茂れる宿のさびしきに 人こそ見えね秋は来にけり  [恵慶法師]

百人一首のなかにある良く知られている和歌です
意味は《多くの葎が深く茂った、さびしいこの家に、人は誰も訪れてはこないが、秋だけはいつもと変わらずやってきたなあ》ということだそうです

八重葎茂れる宿、というのは荒れた家を表現するための常套句であるそうですが、わが新庵は、まだ築十年にも満たない建築物でありますので、まだ荒れてはいないのですが、なんだかこの一首がふさわしい光景になってしまいました

今日の写真はまことに恥ずかしきことでありますが、わが庵を撮ったものであります、クリックしてご覧になるにおよびませぬ

先日遠くから車でやってきた知人、車をガーデンに乗り入れ、ドアをあけて車から降りようとしましたが、ドアの外は背丈の高い雑草だらけ、ドアを開けるのに一苦労、なかなか足を下す場所が見つからず、もたついておりました

「GGIよ、何とかとかしろよ、この雑草」とわめいておりましたが、そのもたつきぶりがおかしくて笑いが止まりませんでした

グッドナイト・グッドラック!

 

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赤い屋根ではなく緑の屋根だけど、つい思い出してしまう・・・

2015-09-12 01:30:34 | 日記

わが庵の近くに洋館というのでせうか、洋風のなかなか色彩豊かな民家があります、緑の屋根に淡い赤レンガの壁、青空に映えるなかなかステキな建物です

 今日の写真は昨日、台風一過の紺碧の空を背景にこの建物を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ、

 どうです、なかなか鮮やかなコントラストではありませんか

 天気の良い日にこの建物を目にしますと、GGIはつい、かつて幼少のみぎりによく耳にした「鐘のなる岡」(とんがり帽子)という歌を思いだしてしまいます

 戦後すぐに(昭和22年~25年)放送されていた「鐘の鳴る丘」というラジオをドラマの主題歌です

鐘の鳴る丘  (作詞:菊田 一夫 作曲:古関 裕而 )

緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
メーメー子山羊も啼いてます
風がそよそよ丘の家
黄色いお窓は俺らの家よ

緑の丘の麦畑
俺らが一人でいる時に
鐘が鳴ります キンコンカン
鳴る鳴る鐘は父母の
元気でいろよ言う声よ
口笛吹いて俺らは元気

(以下、省略)
ああ、なつかしいと思われる方は以下のサイトで聞くことができますhttps://www.youtube.com/watch?v=j6DczqtMTMw

写真の家は赤い屋根ではないのですけれど、何となくイメージが合うような気がしてGGIはこの歌を思いだしてしまうのです

このドラマ、記憶が定かではありませんのでウィキペディアさんの助けを借りますと

「《鐘の鳴る丘》とは、共同生活の施設が丘の上にあり、とがった屋根の時計台に鐘を備えているというドラマの設定による。空襲により家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代、復員してきた主人公が孤児たちと知り合い、やがて信州の山里で共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描く。日本全体が苦しかった時代、大人子供を問わず多くの人の共感を呼び、大ヒットとなった。」とされています

 そうです、あのころはまだ戦災孤児たちが街にいたのです、GGIもそのころ、戦災孤児ではありませんでしたが、まだまだ戦災の跡が残っている東京の街を近所のガキどもとぶらついたものでありました、このような時代でありましたから、GGIはときおり三人の兄たちから「オマエは橋の下から拾ってきたんや」とからかわれたものでありました・・・

 今は昔、遠い日の思い出であります

 グッドナイト・グッドラック!

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アベ君、米国は戦争に勝てない国ですよ、わかってますか?・・・

2015-09-11 01:31:55 | 日記

 昨日は若き自衛隊員のみなさんへ激励のお手紙をかきましたが、今日はアベ君へのお手紙です

 アベ君、ますますお元気のようで何よりでありますが、今日は9月11日、あの9・11危機から14年もが過ぎました、米国が始め、お調子者の小泉君が集団的自衛権を先取りしていち早く大賛意を表し自衛隊を派遣してしまった戦争、イラク戦争はまだ続いています、この戦争、先行きまったく不透明、いまやあのベトナム戦争と同様、泥沼化していることはご存知ですよね、もちろん、このイラク戦争、国連安保理の決議を得ることができなかったために、ブッシュさんが勝手に有志を募って始めた戦争であることもご存知ですよね

アベ君、この戦争まだまだ続いており、民間人がいまでもたくさん死んでいることもご存知ですよね

 アベ君、ちょっと今日の写真を見てください、クリックしてご覧になってください、これは欧米の市民団体、 IRAQ BODY COUNTという組織が調査したイラク戦争が始まってから今日までの、戦乱に巻き込まれて命を落とした民間人の人数をまとめたグラフです、9月4日現在のデータです、複数のメディア等の情報源が示している民間人死亡のニュースなどをクロスチェックして死者の数を算出しているため、IRAQ BODY COUNTの数字は信頼性が高いとされています

 このグラフによれば20033月に戦争が始まってから少なくとも14万人~16万人の民間人が戦争に巻き込まれて死んでしまっていることになります、アベ君よ、陸上自衛隊の現在の定員数は約15万人ですから、少なくとも陸上自衛隊のみなさん全員に相当する数の市民がイラク戦争で死んでしまっているのですよ、しかもこのIRAQ BODY COUNTの数字は、メディアなどで確認されたものに限定されているため、極めて控えめのものであり、病院などでの死者も加算すると、民間人の死者はこの数字の数倍に達しているものと推測されるのです

もう少しこのグラフを詳しく見てみませう、2003年、イラク戦争が始まった直後の数か月は民間人の死者は月間3500~4000人、その後急激に減り、月間500人程度にまで減りましたが、20062007年には急激に増え、月間の死者数は2500人から3000人のレベルにまで増えていきました、次いで2009年~20012年には月間死者数は500人程度にまで減り、戦争も終わりに近づいたかと思われました、しかし2013年から死者数は再び増加、今では月間1500人前後にまで達しているのです

アベ君よ、よく歴史をおさらいしませう、米国は20世紀後半から絶えず大きな戦争を行ってきた国家なのですよ、第二次大戦後、朝鮮戦争(1950~1953年)、ベトナム戦争(19601975年)、湾岸戦争(19901991年)、イラク・アフガン戦争(2001年~現在)、しかも米国が勝ったといえるのは湾岸戦争だけ、でもこの湾岸戦争がイラク・アフガン戦争の引き金になっているのですから、二次大戦後、米国は戦争で一度も勝つことができなかったというのが歴史的真実なのです、アベ君よ、米国は戦争はするけれど勝てない国なのです

君はこんなに次々と戦争を行って勝ったことがない国と、これからお手々つないでガンバローとしているのですよ、そんないい加減な国と組んでいては集団的自衛権もヘチマもありませぬ、米国による勝てない戦争の片棒を担ぐだけの話にすぎません、ですから「集団的自衛権」などという無意味な呪文なんかさっさと犬にでも食わせてしまいなさい、そして少しは欧州諸国を見習ってシリア難民を受け入れることに努力しなさい、それこそが君の大好きなはずの「積極的平和主義」なのですよ

まあ、これだけ言っても君は何にもわからないでしょうね、いや、お坊ちゃま育ちのひとりよがり、ワガママ坊やと言われても仕方がない君はわかりたくないのでありませう・・・

 グッドナイト・グッドラック!

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若き自衛隊員みなさんへ、日本には脱走罪はありません!

2015-09-10 01:54:52 | 日記

新安保法制、国会での審議が大詰め、来週にも参院で強行採決されそうな見通しです

 新安保法制が成立しますと、米国の戦争を支援するために一番危険にさらされるのは若き自衛隊員のみなさんでありませう、アベ君や防衛大臣などのエライさんたちは安全地帯にいて勝手なことを命じたりするだけだからです

 そこで自らの身を守るために、わかい自衛隊員のみなさんへぜひお伝えしたいことがあります

 隊員のみなさん、みなさんは入隊したとき宣誓しましたね、もうお忘れかもしれませんが、以下のようにみなさんへ宣誓されました

《私は我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、(日本国憲法及び)法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し心身を鍛え、技能をみがき、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心その職務の遂行にあたり、事にのぞんでは危険をかえりみず、身をもって責務の完遂につとめ、もって国民の負託にこたえることを誓います》

 みなさんへ今後、身の危険を伴う、命を落としかねない状況に置かれる可能性があります、みなさんは「事にのぞんでは危険をかえりみず」と宣誓しておられますが、「命を賭して」とは宣誓されていませんから、命を落としかねない危険に身をさらす必要はありません

 身の危険を感じているにもかかわらず危険をかえりみないよう命じられた場合は、「敵」に向かって発砲するよう命じられた場合は、みなさんは日本国憲法を遵守すると宣誓しているのですから、上官の命令を拒否してください、幸い自衛隊は法的には軍隊でありませんから、命令を拒否しても軍法会議(軍事裁判)で罰せられることはありません、罰せられることがあるとしても、せいぜい業務命令違反程度のことであり、したがって、譴責や訓戒や降格などの何らかの行政上の処分を科せられることはあっても、あなたが命を失うことはまずありません(軍法会議であれば抗命罪などで死刑に処されることがあります)

 また自衛隊は軍隊でありませんから、「脱走罪」というものは日本に存在しておりません、したがって、危険な任務などを命じられたりして、身に危険がおよびそうになった場合は、ためらわずに脱走してください。脱走したところでせいぜい無断欠勤や職場放棄程度のことであり、民間の会社やお役所であれば、最悪でも首になって職場を失うだけのはなしです、命を失うことはありません(軍隊であれば軍法会議により重罪に処せられます、場合によっては死刑に処せられます)

 ですから若き自衛隊員のみなさん、ヤバくなったらさっさと逃げませう!

若き自衛隊員のみなさまの健やかなる日々を心からお祈りいたします

 今日の写真は自衛隊の大演習をPRするポスターを撮ったものです、京阪電車さんの車内広告です、写真に写っている青年たちは、今年3月に湖国の今津駐屯地に入隊した「新兵」さんたちです、よろしければクリックしてご覧くだいませ

 グッドナイト・グッドラック!

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生協のお弁当、ヘルシーでおいしいけれど・・・

2015-09-09 00:56:23 | 日記

某日、熱心に生協の活動にたずさわっている知人が申しました

GGIさん、ひごろちゃんと食べてますか、ろくなもの食べてないんじゃない?」

「ごあいさつですなあ、GGI、結構ろくなモノ食べているつもりやけどなあ・・・」

「一度、生協のお弁当を試されてはいかがですか、新店舗を開店して、ヘルシーなお弁当に力を入れているのです、事前にお弁当に入れてほしいものを言っておくとその通りのお弁当を作ってくれたりもするのですよ、どうですか?」

というしだいで某日、生協のお弁当なるものを試食してみることになってしまいました

今日の写真はそのお弁当を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

「このお弁当、サバの煮つけとまったけご飯を入れてと事前に係の青年にお願いしたのです、なかなか上手にできているでせう」

GGIは戦後、アメリカさんに敗けてしまってロクな食べ物がない時期に育ちましたので、食べ物について、うまい、まずい云々、グルメぶってあれこれ言う趣味はありませぬ、でもスーパーで売っているお弁当のように脂ぎっていることはなく、なかなかヘルシーであり、それに手作り感もありましたので、おいしくいただきました

「どうでしたか、GGIさん、おいしかったですか?」

「そやなあ、ヘルシーやし、すくなくとも高齢者にはグッド、見てくればかりの新幹線の弁当よりはグッド、これでいくらするの?」

「700円です、新幹線なら1000円はするでせうね」

「そうかあ、リーズナブルなお値段やなあ、そやけどなあ・・・」

「そやけどって、何か気に入らないことがおありなのですか?」

「気に入らないというわけやないけど、できればこれに・・・まあ、なんとなく画竜点睛を欠くというのかなあ・・・」

「何か足りなかったものがあるのですか?」

「いや、足りなかったというわけやないけど、これに缶ビールがついていたら言うことないけどなあ・・・」

「こらっ!調子に乗るな!」

かようなしだいで、たいまい一千円を支払い、心から謝意を表しました

 グッドナイト・グッドラック!

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