UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

わが行く道いついかになるべきかは分からないから、とりあえずは旧街道を・・

2012-10-12 00:14:06 | 日記

誰にとりましても、
わが行く道いついかになるべきかは露しらねど、ですけれども、
GGIはとりあえずというか、
日常的には本日の撮影対象である道をよく歩んでおります

いつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

この街並み、静かなというか、若干ひなびたというか、なかなか落ち着いたというか、最近流行の表現では、癒されるなあ、という感じがいたします

この道は本物の東海道、
右へ右へと道なりに進めばやがて本物の京の都、
左へ左へと道なりにがんばって歩みますと、いつかは東の京の都

右側の民家はなかなかの年代もの
数年前、この民家の全面に大きなシートがかけられていましたとき
いよいよ古くなって解体か、もったいななあ、
もうこのようなもの、再び建てることはできないぞ、と思ったのですが
そうではありませんでした
側はしっかりのこして、家の内部を大改装、近代化したのでありました
おかげでこのように、落ち着いた街並みが保たれているのです
この民家のオーナーの見識に最敬礼です

ところがGGIがはこの写真を撮った位置は
最近大流行コンビニ屋さんの広々とした駐車場であります
ここにあった、この民家と同じぐらい年代ものであった古い大きな酒屋さんがコンビニ屋さんに明け渡したのです

しかしながらこの酒屋さんを非難すべきではありません、
と申しますのは、酒屋さんがなくなって、
その跡が広い駐車場に変身したおかげで、
この静かなる街並みを距離をおいて一望に眺めることができるようになったからです

GGI、週に何回かこの近くのスーパー屋さんで買い物してから城跡の公園近くにある例の半円形総ガラス張りのカフェで一休み
お得意の沈思黙考、
そのあと緩やかな坂を上ってこのコンビニ屋さんのところまでまいります

ここで優柔不断のGGI、わが行く道にいつも迷うのであります
右へ行って、さざ波や志賀の都は荒れにしを、と詠われた、
わが淡海の岸部に出て、さざ波を数えながら帰ろうか
それともまっすぐ画面左端の交差点を直進し、
本屋さんをちょっとのぞいてから
超大盛り食堂としてメジャー・デビューしてしまった富士屋食堂さんの前を通り過ぎ
細い路地を通り抜けて北向きお地蔵様にお参りして帰ろうか、
どうでもよいことに迷うのでございます

グッドナイト・グッドラック!

台風一過、ビルが倒れそう・・・

2012-10-09 22:52:56 | 日記

先日、台風君がやってきました、強い風が吹きました
翌日、近くの高層ビルの前を通りましたら
前日の大風のせいでしょうか、
GGI、このビル、少し傾いているような気がいたしました
ちょっと心配、危ないなあ、ほっておいたら倒れるぞ・・・
つっかえ棒でもして支えなければ・・・

そんなことがあったのをすっかり忘れて
数日後、このビルの前を通りかかりましたら
やはりGGIと同じ心配をした人がいたのでありませう
ビルに大きな支柱が備えられていました

誰が支柱を用意したのでありませうか
世の中、GGIのような有言不実行ではなく
リッパな不言実行の人がやはりいるのだとGGI、いたく感心いたしました、
お手数ですが写真をクリックしてご確認くださいませ

でも、よく観察していますと
この支柱、ビルを支えているように見えますが
ビルを押し倒そうとしているようにも見えるのです

近くに寄って見てみますと、ビルを支えているのは、何と先日会ったあのキリン君たちの一人でありました!

「キリン君、ごくろうさん、ビルを支えるなんて、君たち何でもするんだね」
「そうです、ボクたち機械キリンですから、言われたことは何でもします」
「ところでもう一人のキリン君、今日はどうしたの?」
「今日は彼、休暇をとって、動物園に行ってます」
「動物園に?何しに行ったの?」
「天然キリン君たちと親交を深めるのだそうです」

「ところで、君はビルを支えているように見えるけど、よく見るとビルを押し倒そうとしているようにも見えるよ、いったいどっちなの?」
「GGI、ふざけるのは止してください、支えているのに決まっているでしょう、倒そうとしているように見えるのはGGIのカメラの持ち方が悪いせいです!」

GGIが思っているよりもなかなか賢いキリン君でありました

グッドナイト・グッドラック!



淡海における鴨首会談・・・・

2012-10-07 23:08:37 | 日記

某秋日、GGI、
わが行く道 いついかになるべきかは露知らねど・・
などと某讃美歌を静かに口ずさみながら湖岸を散策しておりましたら
鴨君たちが湖岸でさんざめいておりました

お手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

「おい、向こうから例のイチャモンオッサン、自称シティボーイがやってくるぞ、気をつけろ、いまにぼくたちに何かイチャモンをつけるぞ」
「あのオッサン、オレたちを見つけるといつもバカの一つ覚えで《おまえら、どうしてネギしょって来んのや》とほざきよる」
「そうか、それなら何か難しいこと議論しているふりして、あのオッサンを無視してやろう」
「難しいことって、何を議論するの?」
「そやなあ、現代物理学標準理論とヒッグス粒子について、なんていうのは難し過ぎるから、まあ政治問題でどう、最近大流行の領土問題でどうや?」
「領土問題って、あの浅学劣等のこと?浅学なヤツが劣等生なのはあたりまえだね」
「ちゃう、何言うてんのや、おまえアホか、尖閣諸島や」
「そやけどワードでは浅学劣等としか出てこないよ」
「おまえ、ワードは昔からアホやということ知らんのか!ワードは浅学劣等の見本や!」
「領土問題か、だいたい人間どもはアホや、ぼくら、動物には、野鳥には国境なんかないから、もともと領土問題なんて存在せんのや」
「そうかね?そうとも言えんやろ、オレたちにも縄張り言うものがある、領土も動物の縄張りも英語で言うたらテリトリー、同じことやないのか?」
「いや、縄張りはぼくたちの日常生活上のやむを得ぬ最小限の措置です、いまもめている領土問題いうのは国境問題です、国の問題です、石原のオッサンが良くないと言うところの我欲の問題です」
「そのとおり、われわれは裸のサルより賢明なる生き物物や、野鳥は国なんてケッタイなものは作ったりせん、そんなもの作るから国境問題=領土問題というアホかつ無意味な問題が起きるんや」
「そうでもないやろ、動物だって国つくったりするぞ、たとえば《野生の王国》とか、なんとか動物ランドとか」
「おまえアホやなぁ、あれは人間が勝ってに造ったものや」
「とにかく、オレたちには国境なんていうケチなものはない、われわれ誇り高き鴨は国境を超える、環境は、原発は、エネルギー問題は国境を超える、人権は国境を超える、貧困は国境をこえる、そして諸君、愛は国境を超えるんや!」
「愛は国境を超えるか・・いいなあ・・国境を超える愛か・・・ボクも超えたいなあ・・・愛の国境・・・超えたいなあ・・・」
「おまえ、何を勘違いしてるんや」
「国境超える、と言うたら、むかし《国境を超える革命》という本があったなあ、ゲバラのことを書いたレジス・ドブレとかいう人が書いた本や」
「おまえまた悪い癖、知ったかぶりするのか、あのオッサンみたいに」
「あのなあ、まあ聞け、そのなかになかなかの名言がるのや・・・こう言うとんのや、《階級一般というものは存在しない、存在しているのは階級に属する人間たちなのだ》」
「ふ~ん、何かようわからんなあ、そやけどあのイチャモン・オッサンもいつか名言吐いてたぜ、《国境はもめるためにのみ存在する、これが唯一の歴史的真実である》って、あのオッサン、みかけによらず賢い」
「騙されたらあかん、ただのエエカッコシイや」
「おい、あのオッサン、オレたちに向かって何かいってるぞ、気をつけろ!」

「あの~、自称シティボーイのオッチャン、ボクたちに何かご用ですか?」

「あのなあ、ちょっと君たちにお聞きしたいけど、君たちにネギ、持ってきてあげようか?」

「えっ?!」

グッドナイト・グッドラック!

キリン君たち、それでいいのだ、それでいいのだ!

2012-10-05 22:14:54 | 日記

通りの向こうでキリンが二匹、そろい踏みをしております
長い首を大空にまっすぐ伸ばして
懸命に働いています

お手数ですが、よろしければ写真をクリックして二匹のキリン君をご確認くださいませ

感心してGGI、キリン君たちに声をかけました

「君たち、毎日、朝から晩までよく働くなあ」
「誰かと思ったらイチャモン紳士のGGIか、
 GGIは、毎日、朝から晩までよくブラブラしているなあ、
 あのね、人間どもはぼくたちを機械だと思って、毎日々々、酷使するんです」
「そうか、大丈夫か?」
「ボクたち、へっちゃらです、毎日おいしいもの食べているから」
「君たち何を食べているの?」
「ぼくたち、純国産ですから、地産地消、日本のたべものです」
「どんなものが好きなの、君たち」
「なんといっても一番好きなのは・・・ビールで~す!」
「ビール?」
「そう、キリン・ビール!一番好き!大好き!」

それでいいのだ、それでいいのだ、天才バガボン、バ~ガボンボン

グッドナイト・グッドラック!

いまはもうおセンチな秋・・・・

2012-10-04 00:41:53 | 日記

昨日、湖岸沿いにある城跡の公園を久しぶりに散策いたしました
もうすっかり秋でありました
秋空に雲が自在にたなびいています

GGIが得意とするところのおセンチな秋です

今はもう秋 誰もいない海
知らぬ顔して人がゆきすぎても
わたしは忘れない
海に約束したから
つらくても つらくても
死にはしないと

むかしのおセンチな歌を思いだしながら
ひとり心静かに佇んでおりましたら
突然、脳内テレパシー電話のベルが鳴りました
久しぶりに神さまからです

「GGIよ、世界は日本は激動しているというのに、お前はそこで何をしておるのだ?」
「はい神さま、ご覧のとおりです、おセンチな秋を楽しんでおります」
「秋を楽しむのはよいが、GGIよ、おまえはどだい海に約束したことなんかなかろう?」
「仰せのとおりです、神さま、でもオシッコをしたことはございます、わが愛する海、この淡海(おうみ)に」
「そうか、でも、死にたくなるほどつらい思いをしたことはなかろう」
「そうでございますね、でも必ずしもそうとは限りませぬ、神さま、実はこの二晩ほど、喘息の発作で眠れずつらい思いをいたしました、死ぬほどつらい思いでした、でも死にはしないと思いました」
「そうか、それでどうしたのだ」
「今日近くの診療所で診察を受けお薬をもらいました、どんなひどい発作でもあっというまに気道の筋肉を収縮させ空気の通りみちを確保する、ヘタをすると脳内が収縮して脳内に空気が乱入し人格が激変しかねないという劇薬です」
「それはたいへんだな」
「いや、人格高潔であれば、めったにそうしたことは起こりませんから心配いらぬとの話でした、ですからGGIは安心しております、でもそれより問題なのは、お医者さんが、禁煙しなさい、そして高齢者用の健康診断を受けなさい、市から受けるように通知が来ているでしょう、と言って、私を帰らせないのです」
「それで、おまえはどうしたのだ?」
「はい、神さま、交渉は難航を極めましたが、結局、痛くもかゆくもない血液検査だけ受けることで決着し、血液を採られてしまいました、採決してくれた看護婦さんに、血液検査で何が分かるのですかと聞きましたら、いろんなことが分かりますが、人格も明らかになるとのことでした」
「GGI、もういい!おまえのデタラメ・ホラ話は聞き飽きた!!」
「神さま、けっしてデタラメなんかではございません・・ウオノメはありますが・・」・・」
「もういい!」

ガチャンと電話が切れました、
ああ、やはり秋であります、別れの秋であります、
神さまに振られてしまった・・・
GGI、さびしくなって青い空を、流れ行く雲を、さざ波をぼんやりと眺めるしかないのでありました・・・・

写真は秋の淡海、またの名は鳰の湖(におのうみ)、またの名は琵琶湖、またの名は(当地では)マザー・レイクです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック