UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

いまはもうおセンチな秋・・・・

2012-10-04 00:41:53 | 日記

昨日、湖岸沿いにある城跡の公園を久しぶりに散策いたしました
もうすっかり秋でありました
秋空に雲が自在にたなびいています

GGIが得意とするところのおセンチな秋です

今はもう秋 誰もいない海
知らぬ顔して人がゆきすぎても
わたしは忘れない
海に約束したから
つらくても つらくても
死にはしないと

むかしのおセンチな歌を思いだしながら
ひとり心静かに佇んでおりましたら
突然、脳内テレパシー電話のベルが鳴りました
久しぶりに神さまからです

「GGIよ、世界は日本は激動しているというのに、お前はそこで何をしておるのだ?」
「はい神さま、ご覧のとおりです、おセンチな秋を楽しんでおります」
「秋を楽しむのはよいが、GGIよ、おまえはどだい海に約束したことなんかなかろう?」
「仰せのとおりです、神さま、でもオシッコをしたことはございます、わが愛する海、この淡海(おうみ)に」
「そうか、でも、死にたくなるほどつらい思いをしたことはなかろう」
「そうでございますね、でも必ずしもそうとは限りませぬ、神さま、実はこの二晩ほど、喘息の発作で眠れずつらい思いをいたしました、死ぬほどつらい思いでした、でも死にはしないと思いました」
「そうか、それでどうしたのだ」
「今日近くの診療所で診察を受けお薬をもらいました、どんなひどい発作でもあっというまに気道の筋肉を収縮させ空気の通りみちを確保する、ヘタをすると脳内が収縮して脳内に空気が乱入し人格が激変しかねないという劇薬です」
「それはたいへんだな」
「いや、人格高潔であれば、めったにそうしたことは起こりませんから心配いらぬとの話でした、ですからGGIは安心しております、でもそれより問題なのは、お医者さんが、禁煙しなさい、そして高齢者用の健康診断を受けなさい、市から受けるように通知が来ているでしょう、と言って、私を帰らせないのです」
「それで、おまえはどうしたのだ?」
「はい、神さま、交渉は難航を極めましたが、結局、痛くもかゆくもない血液検査だけ受けることで決着し、血液を採られてしまいました、採決してくれた看護婦さんに、血液検査で何が分かるのですかと聞きましたら、いろんなことが分かりますが、人格も明らかになるとのことでした」
「GGI、もういい!おまえのデタラメ・ホラ話は聞き飽きた!!」
「神さま、けっしてデタラメなんかではございません・・ウオノメはありますが・・」・・」
「もういい!」

ガチャンと電話が切れました、
ああ、やはり秋であります、別れの秋であります、
神さまに振られてしまった・・・
GGI、さびしくなって青い空を、流れ行く雲を、さざ波をぼんやりと眺めるしかないのでありました・・・・

写真は秋の淡海、またの名は鳰の湖(におのうみ)、またの名は琵琶湖、またの名は(当地では)マザー・レイクです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック
コメント
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