UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

淡海における鴨首会談・・・・

2012-10-07 23:08:37 | 日記

某秋日、GGI、
わが行く道 いついかになるべきかは露知らねど・・
などと某讃美歌を静かに口ずさみながら湖岸を散策しておりましたら
鴨君たちが湖岸でさんざめいておりました

お手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

「おい、向こうから例のイチャモンオッサン、自称シティボーイがやってくるぞ、気をつけろ、いまにぼくたちに何かイチャモンをつけるぞ」
「あのオッサン、オレたちを見つけるといつもバカの一つ覚えで《おまえら、どうしてネギしょって来んのや》とほざきよる」
「そうか、それなら何か難しいこと議論しているふりして、あのオッサンを無視してやろう」
「難しいことって、何を議論するの?」
「そやなあ、現代物理学標準理論とヒッグス粒子について、なんていうのは難し過ぎるから、まあ政治問題でどう、最近大流行の領土問題でどうや?」
「領土問題って、あの浅学劣等のこと?浅学なヤツが劣等生なのはあたりまえだね」
「ちゃう、何言うてんのや、おまえアホか、尖閣諸島や」
「そやけどワードでは浅学劣等としか出てこないよ」
「おまえ、ワードは昔からアホやということ知らんのか!ワードは浅学劣等の見本や!」
「領土問題か、だいたい人間どもはアホや、ぼくら、動物には、野鳥には国境なんかないから、もともと領土問題なんて存在せんのや」
「そうかね?そうとも言えんやろ、オレたちにも縄張り言うものがある、領土も動物の縄張りも英語で言うたらテリトリー、同じことやないのか?」
「いや、縄張りはぼくたちの日常生活上のやむを得ぬ最小限の措置です、いまもめている領土問題いうのは国境問題です、国の問題です、石原のオッサンが良くないと言うところの我欲の問題です」
「そのとおり、われわれは裸のサルより賢明なる生き物物や、野鳥は国なんてケッタイなものは作ったりせん、そんなもの作るから国境問題=領土問題というアホかつ無意味な問題が起きるんや」
「そうでもないやろ、動物だって国つくったりするぞ、たとえば《野生の王国》とか、なんとか動物ランドとか」
「おまえアホやなぁ、あれは人間が勝ってに造ったものや」
「とにかく、オレたちには国境なんていうケチなものはない、われわれ誇り高き鴨は国境を超える、環境は、原発は、エネルギー問題は国境を超える、人権は国境を超える、貧困は国境をこえる、そして諸君、愛は国境を超えるんや!」
「愛は国境を超えるか・・いいなあ・・国境を超える愛か・・・ボクも超えたいなあ・・・愛の国境・・・超えたいなあ・・・」
「おまえ、何を勘違いしてるんや」
「国境超える、と言うたら、むかし《国境を超える革命》という本があったなあ、ゲバラのことを書いたレジス・ドブレとかいう人が書いた本や」
「おまえまた悪い癖、知ったかぶりするのか、あのオッサンみたいに」
「あのなあ、まあ聞け、そのなかになかなかの名言がるのや・・・こう言うとんのや、《階級一般というものは存在しない、存在しているのは階級に属する人間たちなのだ》」
「ふ~ん、何かようわからんなあ、そやけどあのイチャモン・オッサンもいつか名言吐いてたぜ、《国境はもめるためにのみ存在する、これが唯一の歴史的真実である》って、あのオッサン、みかけによらず賢い」
「騙されたらあかん、ただのエエカッコシイや」
「おい、あのオッサン、オレたちに向かって何かいってるぞ、気をつけろ!」

「あの~、自称シティボーイのオッチャン、ボクたちに何かご用ですか?」

「あのなあ、ちょっと君たちにお聞きしたいけど、君たちにネギ、持ってきてあげようか?」

「えっ?!」

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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