先日GGI、わざわざ新幹線に乗って東京ドームに行ってきました
出不精のGGIですがセリーグのクライマックスシリーズ、
中日-巨人、第5戦を見に行ったのです
もうこれを逃すとGGIが生きている間にドラゴンズの日本一は目にすることができない懸念が極めて大でありました
そして、心の行き届く賢明なる人物がGGIのこの気持ちを察して招待してくれたのであります
チケット付き、ビールとお弁当つき、出迎え付き、宿付きというまことに結構な条件でありました
しかしながら、第5戦も、続く第6戦も敗れ、優勝を逸してしまいました
まことに残念の極み、悲しみの極みであります
この悲しみでGGIの心の秋は一気に深まってしまいました
高木守道監督が予言したとおりでありました
彼は予期せぬ3連勝のあとにのたまっておりました
「明日は勝ちに行く、それで優勝を決める、ここで一敗でもしたらズルズルとジャイアンツにいかれてしまうから」
彼の予言したとおりでありました
彼が己の可能性をよく認識している人物であることが証明されました
ですから彼は原君なんかよりずっと名将、名監督であると言えます
GGIの考えでは、高木監督の予言以外にも重大な敗因があったのです
それはドラゴンズのユニフォームです
アウェーでの試合でありましたので選手たちはビジター用のユニフォーム、
すなわちコバルト・ブルーのユニフォームを身につけておりました
これが敗因の一つです
と申しますのは、世界に冠たるドラゴンズ・ブルーとは言うのは
本来、あの自立している高層ビル君の背景に広がっている澄み切った秋空の色、
紺碧すなわちスカイ・ブルーを指すものだからです
ところが、このたびのシリーズはアウェーのみの試合であり
このためドラゴンズの選手たちは本来のドラゴンズ・ブルーを着用する機会は一度もなかったのです
ですからアホ・ジャイアンツなんかにやられてしまったのです
これが重大な敗因の一つであります
一試合でも紺碧のドラゴンズ・ブルーを着用することができていれば
ドラゴンズは優勝できたのです!
というのはグランドの芝の緑に映えるのはジャイアンツの平凡な白のユニフォームではなく、
コバルト・ブルーでもなく、
ドラゴンズ・ブルーであることは間違いないからです
ほんとうに残念です
GGIが見ていた席の周囲はジャイアンツ・フアンだらけ、
でもあちこちにドラゴンズ・ファンが隠れておりました
ここでお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ
右下の隅に、ほら、IBATAと書かれたコバルト―・ブルーのシャツを着ている青年がいますね!
そしてブランコがホームランを打ったときには、ジャイアンツファンの間に隠れていたドラゴンズ・フアンがあちこちで一斉に立ち上がりました
そして喜々としてハイタッチを交わしておりました
でも、前日、第4戦で負けているため、高木君の予言を信じるGGIは軽挙妄動せず、おとなしく座っておりました
そして9回裏、ふらふらと上がったポテン・ヒットで負けてしまったのです
秋は、おセンチな秋はただでも悲しいのに
おセンチな秋はまだ深まっていないのに
GGIの悲しみだけが先行する今日この頃であります
グッドナイト・グッドラック!