UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

おセンチの秋(その四):ナンキンハゼ、あるいはライトアップと日本の美について

2019-12-02 01:36:23 | 日記
前回の日記では南側から見たわが庵の守護神ナンキンハゼの全景を紹介いたしましたが、今日は北側から見たナンキンハゼです。

ただし今日は大サービス、ライトアップされたナンキンハゼでございます。よろしければ今日の写真をクリックしてご覧くださいませ。

ただし、GGIがわざわざライトアップしたのでありませぬ。隣家の敷地に隅っこに立っている関電さんの電柱のわきにある水銀灯や歩道の街灯、両側のビルの明かりが光源です。

ちかごろは桜や紅葉や建築物などをめったやたらに目いっぱいライトアップすることが流行っているようですがGGIはあまり感心できませぬ。何やらライトアップの対象物を周囲から何が何でも目立たせようという自己チューの下心が卑しく感じられるからです。

ライトアップするなら周囲とのハーモニーに配慮してできる控えめにというのが謙虚なるGGIの美学であります。

谷崎純一郎の「陰翳礼讃」からも分かりますように、わが日本の美の伝統は直接光ではなく間接光にあるのです。ですから、これ見よがしにライトアップしたり電飾などで飾り立てたりするのは邪道なのです・・・

へえ~、GGIに美学なんかあったのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませぬが、今日の写真をご覧いただければGGIの美学をご理解いただけるのではないかと思います

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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