UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

わたしは断じて万引きをするような人間で(ある、ない)・・・

2017-12-13 00:52:04 | 日記

後期高齢者になりますと、いままで習慣にしてきたことをするのがメンド―になってきます、朝起きるのがメンド―、食べるのがメンド―、顔を洗ったり歯を磨いたりトイレに行ったお風呂に入るのがメンド―、メンド―が高じますと生きていること自体がメンド―になります

たとえばGGIは朝食を作るのが最近とみにメンド―になってきました、朝食を作って、食べて、後始末する、この一連の作業がメンド―なのです。GGIの朝食(と申しました正確にはブランチ)のメニューは玉子、ベーコン、キャベツ、生シイタケ、ピーマン、ニンジン、青ネギ入りの焼き飯ということになっております

しかしがら、午後すぐに出かけなければならないようなときは焼き飯作りなんかを悠長なことをノーテンキにしていては時間が足りませぬ、そういうときは、徒歩1分、近くのGGI御用達のスーパーに出かけサンドイッチを買い、ついでにモーニング・コーヒーなんかを味わったりすることにしております

ところが数日前、御用達スーパーで買ったサンドイットの包みを片手にブラブラ持ってお店をでようとしましたら新人らしい女性店員曰く

「もしもし、お客さま、それ、もうお支払をお済ませになりましたか?」

まことにエッでございます、愚問であります

「もちろん払ったよ、ホラ、これ領収書」

「でもお店のシールが貼ってないようですけど・・・」

買い物袋にいれるほどではない品物を一つか二つ買った場合は、レジで店のシールかテープを貼ってくれるのですが、それが貼っていないから怪しいというわけですね。お客さま、万引きなさったのではありません?

まことに失礼な話でございます。たぶん今日のレジの店員さん、貼るのを忘れていただけのことでありませう

「シールがどうのこうのはGGIさまの知ったことではありませぬ」

「ではシールお貼りいたしませうか」

どこまでも慇懃無礼ですが、まだGGIを疑っているのであります、このGGIさま、万引き疑惑をかけられたのであります、これは不名誉、完全なる冤罪・・・

「オレはシールなんかイラン、君のおでこにでも貼っておいたらどう?」と捨て台詞

異存がある方も少なくないかもしませんが、GGI、自分では人品卑しからぬ人間のつもりでおります。ですから、万引きしそうな人品卑しい人間に見られてしまったのが、心外と申しますか、まことに斬鬼に耐えないと申しますか、忸怩たる思いがすると申しますか・・・

ですから、ほんとうはここで「私は万引きをするような人間ではない」と高らかに宣言したい心境なのであります、ほんとうに宣言したいのでありますが実は宣言を阻む諸般の事情があるのです・・・・・

諸般の事情、それは・・・実はGGI。万引きをしたことがあるのです・・・軽い、ほんとうに軽~い出来心であるのですが・・・

一番古い記憶は、北の大地で学生と称していたころのことです、ノー学部の学生でした、友人と北海道一周旅行をしたときに斜里かどこかの浜辺のおみやげ物屋さんで、小さなショモないものを万引きいたしました、客で混んでいたからです、ほんの出来心でありました・・・

一番新しい記憶は一年前ぐらいのことでありませうか、某大型スーパーさんで買い物すませてセルフレジで代金を支払おうとしたときのことです。買った品物を全部機械に通して、現金を支払って、つり銭もポケットに入れて、領収書も取ってから、これで買い物終了を思ってもってきたバスケットをセルフレジの脇にある置き場に戻そうとしましたら、何とバスケットの中にまだ品物が一つ鎮座しているではありませんか!ベーコンか何かであったと思います

「アッチャー、まだ一個残っていた・・・・またセルフレジの機械に通して金払って、つり銭とって、領収書とって・・・ああ、せっかく買い物済んだと思っていたのにほんまにメンド―やなあ、ああメンド―やなあ・・・そんなメンド―なこと、いっそ省略してやれ、エイッ!」

というわけで、この鎮座していた品物を機械に通さずに、すでに買った食品が入っているポリ袋の中へ直行させてしまいまいた。気がついたら、何食わぬ顔をしてお店を後にしてしまっていたのでありました

ここでスーパーのみなさんに正直に申し上げておきます、GGIの基調に体験に基づきますと、このごろ流行りのセルフレジ、万引きする気がなくても万引きしてしまうような仕組みであります、と申しますか、セルフレジは万引き十分可能システムでございます。どうかご注意さえるのよう慎んでご忠告申しあげておきます

みなさん、GGIは恥ずかしき経験を踏まえて、あらためて申し上げます、万引きはいけないことです、やめませうね、最近老人による万引きが増えている、老人が貧しい生活を強いられているからだ、といったようなことが書いてある記事をどこかで目にしたことがあるのですが、老人が万引きする原因はおカネだけのことだけではありませぬ、要するにメンド―なのです、人生何もかもメンド―になってくるのです

ポケットからおカネを取りだして、お札を出して、それから小銭を間違わないように数えて、ポイントカードを見せて、劉収書もらって、おつりもらって・・・老人にとりましてはメンド―のかたまりであります。だから老人の万引きは大目にみろ、などというつもりは毛頭ないのでありますが、後期高齢者の暮らしの深層心理をどうかご理解くださるよう、平に伏してお願い申し上げます

今日の写真は万引き疑惑をかけられてしまった気の毒なサンドイット君を撮ったものです。クリックしてご覧になるほどのものではございません。

訂正:この日記を読んだ知人から「万引きは時効7年、懲役10年以下または罰金50万円である、スーパーで万引きの話はまだ時効になっていない。いつもケーサツのことを冷やかしている、GGIの個人情報をしっかりつかんでいる湖都のヒマなケーサツがこの日記を読んで捕まえに来ないとも限らない、注意されよ」とのまことに親切な電話がありました。このためスーパーの所在地は本文から削除いたしました)

なもあみだぶ、なもあみだぶ。なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

コメント
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