わがガーデン、ノースガーデンではナンキンハゼの葉っぱが散ってすっかり冬の気配でありますが、サザンガーデンではまだ柿の実がどっさり残っており、未だ冬にはなり切っておりませぬ
柿の実と申しましても、隣家の柿でございます。隣家の柿の木、半身がわが領空を堂々と侵犯しておりますので、わがガーデンに柿の実がなっているというしだいです
この柿の木、小さな実しかならないのですが、実り方が尋常ではありませぬ。毎年、木全体が小さな柿の実のてんこ盛りであります
数年前までは隣の住み人が若干の収穫を行っていたのですが、このところ収穫する気配は皆無、わがガーデン上空に位置している柿の実のほうも、GGIとして全く放置しております。かようなしだいで秋が深まり冬になっても、この柿の木に実がどっさりぶら下がっている状態を呈しております
そこに目を付けたのがヒヨ(ヒヨドリ)君たちです。リーダーを先頭に大空を徘徊して回るヒヨ君たちの群れ、おい、あそこに誰も実をとらない柿の木があるぞ、これは絶好の獲物、襲撃だ、それ行け、そやけどあそこの雑草だらけの庭にはときどきイチャモン名人のオッサンがうろついているから油断するな!
かようなしだいで、このところ毎日のようにヒヨの群れが襲撃に現れ、キーキーと悪声を響かせながら柿の実を貪り食います
ヒヨの群れは「軍団」と言ってもいいぐらい統率がとれています。リーダーがそれ行けと命じますと、数十羽が一糸乱れず編隊を組んで、一斉に柿の木が目指します。そして近くに人がいるのに気づいたりしますと、号令一下、あっという間にふたたび編隊を組んで飛び去り、人影が見えなくなりますとすかさず戻ってきて、柿の木に乱舞いたします。どちらが柿の実かどちらがヒヨなのか見分けがつかないくらい柿の木にとまって食欲を満たしています。
GGIは心は広く持つべきだと思っているのですが、はっきり申し上げて、ヒヨは嫌いであります、キーキーと悪声を響かせ、騒がしいでけではなく、傍若無人かつ下品かつ無教養であり、GGIをバカにしている気配がするからです
GGIが近づきますと、これ見よがしに、大げさに編隊を組んで逃げるふりをしてはすぐに戻ってくるのです、おい、君らエエ加減にせえよ、オレをバカにするのかと空に向かって叫びますと、オレたち、GGIをわざわざバカにするようなヒマ人なんかやない、とまことに憎たらしいことを申します・・・
今日の写真を隣家の柿の木に群がるヒヨ君たちです。ちかづきますとアッというまに飛び去りますので部屋の中かガラス戸越しに撮りました。よろしければクリックしてご覧になり、彼らが傍若無人な振る舞いを控えるよう説教していただければ幸いでございます
なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!