北安曇郡松川村にて路上観察(20090722)
■ 安曇野の屋敷林、しばらく前に載せたときは樹種については触れませんでした。高木には杉、檜、欅、赤松が多いようです。低木の種類はいろいろです。
しばらく前に路上観察したこの屋敷林、樹種は赤松です。樹高は15~20mくらいはありそうです。屋敷林は主に防風のためにあるのかも知れませんが、その他にも枝を焚き木にしたり、建材として売ったりすることも目的としていたようです。
この屋敷林は、立派な屋敷を構えているぞ「ドーダ」の表現かもしれません(ドーダとは ←過去ログを参照してください)。 そう、ステータスシンボルとしての屋敷林です。
今年、私の友人がリーダーとなって安曇野の屋敷林の調査をしています(調査報告書を確か今年中にまとめる予定だったと思います。安曇野の財産の屋敷林も次第に少なくなっているようです。調査が屋敷林の保全に生かせるように、その成果に期待しています)。
調査では屋敷林の所有者にヒアリングもするでしょうが、まさか「ドーダ」のための屋敷林などと答える人はいないと思います。でも案外このドーダな屋敷林が多いのではないか、私はそう思います。
それにしてもこの屋敷林、見事としかいいようがありません。