透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「茂雄」

2013-10-27 | A 読書日記

 「茂雄」という名前を聞いて誰を思い浮かべるか。

野球ファンならミスタープロ野球、長嶋茂雄だろう、たとえアンチ巨人でも。野球ファンでなくても千葉県民ならそうかもしれない。長野県民、いや、信州人とした方がいいか、なら岩波茂雄だろう。違うか、やはり長嶋茂雄か・・・。

まえふりはこのくらいにしてと・・・。



岩波茂雄が岩波書店を創業して今年で100年だという。岩波茂雄については「この国の出版文化の基礎を築いた信州人」ということしか知らない。

小田 実は『何でも見てやろう』で有名になった。別にこの書名を意識したわけではないが、「今年は何でも読んでやろう」と思っている。それなら、例えば丸善の地階の岩波文庫の書棚の上から2段目の右から5冊目の本を読む、と決めてもいいのだが、さすがにそれはできない(どんな本か気になる。今度見てみよう)。

それで、この本、『岩波茂雄 リベラル・ナショナリストの肖像』中島岳志/岩波書店を買い求めた、という次第。


 


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