515 岐阜県不破郡垂井町岩手の火の見櫓
■ 垂井町内をいとこのY君運転の車で移動中にこの火の見櫓に遭遇した。前々稿で取り上げた火の見櫓は4角形だが、これは3角形の櫓。遠隔地で下調べなしに火の見櫓に出会えたのは幸運という他ない。ふたつの櫓は4角形と3角形という違いはあるが、各部の意匠はよく似ている。同じ鉄工所で造られた可能性が高いだろう。
3角屋根の角をカットしてそこに蕨手を付けている。屋根の下り棟の鉄骨下地をそのまま伸ばしてくるりんちょな蕨手にしている場合が多いが、このように蕨手だけを付けている場合もある。
見張り台の手すりと床のデザインも同じ。
脚元のデザインも同じ。