917 韮崎市円野町上円井の火の見櫓 4脚片流れ4型 撮影日171009
■ カーナビのガイドを無視し、こっちの道、あっちの道と適当に移動しながら火の見櫓との出会いを楽しんだ。それでも、カーナビの女性の声に従って塩尻まで続く国道20号に時々戻っていた。そうしないと帰ることができないから。
この火の見櫓は国道20号の上円井の信号の近くに立っていた。
鋼管4本で構成した櫓に折板葺きの片流れ屋根を載せた火の見櫓。折版葺きの屋根付きの火の見櫓は珍しい、以前安曇野市明科で見たが(*1)。
櫓の構面のひとつを梯子にしている。梯子桟の数とその間隔から見張り台の高さは4mくらいと推測する。
半鐘を吊り下げているところを良く見なかったが、折板部分から下げている。折板の山にフックをつけているので、折板との間にスペースがなく、半鐘が窮屈そうに見える。半鐘を叩く木槌が風に揺れて、その跡が柱についている。
*安曇野市明科の火の見櫓