■ コロナ禍の中で東京オリンピックがほぼ無観客で行われている。
卓球混合ダブルスで日本の卓球界に初の金メダルをもたらした水谷 隼・伊藤美誠ペアの準々決勝、ドイツペアとの試合は凄かった。
最終第7ゲームは0-5と序盤の劣勢のままスコアは2-9に。ドイツのペアにあと2点取られたら終わり、試合終了。絶体絶命のピンチ。その後、6-10。ドイツのマッチポイント。ひとつのレシーブミスでもドイツに負ける・・・。
そこから水谷選手の強気な攻撃で10-10! で、結果は16-14で勝利! マッチポイントで伊藤がこの試合で初めて使ったというサービスを相手の女子選手が返せず、試合が決まった。思わず「勝った!」と大声を出してしまった。
試合後のインタビューで水谷選手とのペアだから勝てたという伊藤選手のコメントにぼくは涙。
その後の準決勝。相手の台湾のペアは世界ランキング1位。でも、このゲームはドイツ戦ほどのドキドキ感なくテレビ観戦ができた。伊藤美誠選手にどんな球がきても攻撃できるという自信を感じた。
昨晩(26日)の決勝戦。相手は中国ペア。一度も勝ったことがないという中国ペアとの試合。第1ゲーム5-11、第2ゲーム7-11。2ゲーム連取されてやはり中国には勝てないのか・・・、そう思った。
だが、その後、3ゲーム連取。水谷選手も伊藤選手も自信を取り戻したように見えた。動きが良くなったことはテレビを見ていて分かった。最終第7ゲーム。水谷・伊藤ペアリード。ドイツ戦での大逆転を今度は中国ペアが果たすのか・・・。マッチポイント、ドイツ戦と同じく伊藤のサービスエースで勝利!!
すばらしい試合をした各選手に拍手!