透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

安曇野市三郷北小倉の御柱

2020-01-06 | A あれこれ


安曇野市三郷北小倉の御柱 写真提供Fさん(2枚とも)撮影日2020.01.02

 前稿の通り、松本平各地で正月の伝統行事、御柱が行われている。安曇野市三郷(旧三郷村)の北小倉地区の御柱(過去ログ)は元日の夜明け前に建てる。元旦は菩提寺に新年の挨拶に行くことになっているので、残念ながら御柱建ての様子を見たことはない。

御柱は三九郎(どんど焼き、左義長などの呼称もある)の芯柱となって、燃やされるということは聞いていたが、まだ実際に見たことはない。Fさんが撮ってきてくれた写真で、その様子を初めて見ることができた。御柱のカラフルな御幣は御柱を倒した時に取り外し、お守りとして各戸に配られる。

この頃では北小倉の三九郎は実施日が決まってはいないようで、今年は5日に行われたそうだ。なお北小倉では3ヶ所で御柱の行事が行われてきたが、今年は1ヶ所行われなかったとのこと。伝統行事を絶やすことなく続けていくことには困難が伴う。末永く継続されていくことを願う。


撮影日2020.01.05


 


正月の伝統行事 御柱

2020-01-06 | A 火の見櫓っておもしろい


松本平の各地で続けられている正月の伝統行事、御柱 安曇野市三郷明盛 撮影日2020.01.05

 安曇野市三郷明盛地区の建て御柱に遭遇した。今まで何カ所か御柱を見てきたが(過去ログ)、この御柱を見るのは初めて。ちょうど道路を片側通行止めにして、御柱を建てているところだった。この正月の伝統行事を地域の皆さんが継続していることは素晴らしい。うまいことに後方に最近見たこの火の見櫓のてっぺんが見えている。


もっと直接的な地元住民と火の見櫓との関わり(例えば火の見櫓の脚元や消火ホース格納箱の前の雪かきをしている様子)を捉えることができたらいいな、と思う。このような場面に遭遇する機会はそれ程多くはないとは思うが、今年の課題。それから、今年は積極的に火の見櫓のある風景のスケッチをしたい。